【2018年9月25日】東海市で月暈撮影
おひつじ座の満月に月暈(つきがさ、げつうん)がうっすら見られます。え、どこにというほどうっすらとですが・・・。
朝からお昼過ぎまで雨が降っていて、夕焼けが見られたその夜です。
翌朝26日も薄曇りのお天気です。天気予報は台風24号が、フィリピンや中国に甚大な被害を及ぼした台風22号の再来というほどの規模で、本州上陸の恐れをニュースしています。
【2018年6月30日】東京で日暈(ひがさ、にちうん)観測
6月29日9:00 熱帯低気圧が日本南の海上で台風7号「プラピルーン」にかわり、東シナ海から日本海へ日本国土をなめるようにして北上し、7月4日15:00温帯低気圧に変わりました。しかし、台風に遠いところでも大雨を降らせ九州や北海道などで深刻な状況が続いています。今後も土砂災害が懸念されます。
7月4日21時マリアナ諸島会場において熱帯低気圧が強力な台風8号(マリア)にかわり北西方向に進行中。
7月6日 地下鉄サリン事件などで死刑判決が出た13人のうち7名の死刑執行のニュース。
7月7日の時点も豪雨が続き、九州、四国、中国地方、岐阜などで土砂崩れ、河川の氾濫などで死者48名行方不明者50名弱をだしています。日本全国的に水の被害が継続しています。場所によっては1週間で2000ミリの水量に達しようという未曽有の大雨です。地盤に多くの雨をため込んでいたるところが緩んでいるということです。明るい間に、早めの非難が大切です。
7月7日20時23分 千葉県東方沖 M6 最大震度5弱の地震が発生。
7月9日 記録的豪雨で89人死亡、74人行方不明。九州から岐阜にわたる広い範囲で長い期間、海から内陸に入った場所でおきたという特徴を持った豪雨だったという事。11:30ニュースでは104人死亡、行方不明者87人と被害が広がっています。同時に九州などで梅雨明け宣言となりました。
【2018年6月24日13時台】
愛知県西部で撮影した日暈(ひがさ)。
はじめは知多市で発見。「虹が出ているよ!」との声で見ると、上にカーブした逆さ虹で「これは日暈、でてるかも?」と思ったら案の定。
常滑で車中から撮影。くっきりと環水平アーク?(ラテラルアーク?外暈?)が出ています。
まさに、環水平アークが出やすいと言われる夏の太陽高度が高い時間。
こうした空で起きる現象は、時期や地域が限定的で偏りがあると科学者は言います。
だから、「地震雲」との関連性に根拠は、今のところ見いだせないとしています。
けれども、だから「関係はまったくない」と本当に言い切れるのかについては疑問が残りますね。
ちなみに地震情報はというと、前日の23日17時11分愛知県西部でM2.9の地震がありました。
【2018年5月21日】
2018年5月21日 東京や福島、神奈川など各地で日暈(ひがさ)が見られました。
そしてその夜には月暈(つきがさ)がでたということです。日暈が出現する夜は月暈も出現するというのですが、いったいこの日暈・月暈が天に現れるというのはどんな意味があるのでしょうか。雨が降る前兆?地震との関連はあるのでしょうか。
そして2018年5月25日夜半、長野県北部で震度5強の地震が発生しました。その後も頻発しています。
目次 Contents
日暈(ひがさ)とはどんな物理現象なのか?
日暈(ひがさ、にちうん、halo)を辞書で調べると「太陽の周りに見える光の環」「太陽を光源として太陽の周囲に起こる虹色の輪」太陽に傘がかかっているような見ためから、ひがさ、とよばれるのでしょう。物理現象として日暈がでる仕組みはどうなっているのでしょうか。
2016年5月18日 九州の友人が送ってくれた日暈
上空にある雲の中でも、雲をつくる結晶が単純な6角柱であるとき、太陽からの光の入射により、頂角60度、90度、120度どれかのプリズムが働くために起きる現象だと言います。単純な6角柱の結晶を持つ雲は対流圏上層にあるすじ雲(絹雲)、はね雲など巻雲
または、うすいベール状のうす雲(巻層雲)
ウロコ雲、イワシ雲(巻積雲)などです。どれも空が高い秋の雲のイメージがありますね。
60度プリズムとして働くときの表れを外側に次第に暗くなる内暈(ないうん、22度ハロ(halo))といい、90度プリズムとして働くとき外暈(がいうん、46度ハロ(halo))と言うそうです。
※日暈周辺の現象についてのわかりやすいサイト⇒おち研
月暈(つきがさ)とはどんな物理現象なのか?
月暈は、日暈が出た日は現れやすいといいます。やはり巻雲、巻層雲、巻積雲に満月に近い月光によって月の周囲に光の輪ができるのです。
日暈をみると幸運が起きる?幸運の証を集めてみた!
どんな幸運が起きているのか、検証できるのでしょうか?
2016年4月25日愛知県 筆者撮影
■悩みの渦中で頑張っている時や落ち込んでいる時、自信を失っているときに目にすることが多いようです。
それでも天からはサポートのサインが降りて来ていて、そのまま進めばいいよ。希望を持って。きっと大丈夫。というGOサインが託されているのです・・・出典サイト
■日輪(の写真)をみると、波動が高いので身体がゆるみリラックスします。それを見ることで波動に同期現象が起きて「見る目」が養われる・・・参考サイト
■2013年7月20日 選挙最終日のこの日山形県演説会場で奇跡的なサプライズ起きました。 安倍総裁が登壇すると日輪がでたそうです。
■空に虹、二重の虹、日輪、彩雲、龍雲みたいなものが出ている時は神に見守られている。・・・出典サイト
■魂や心身の救済のちからを送ってくれています
など、スピリチュアル系統の方々には瑞祥とみられているようです。
【幸運をよぶかもしれない彩雲・光芒・光条・オーブ・フォトン写真を集めてみた】
日暈(ひがさ)と地震の関係を調べてみた!
日暈は、雲を作る結晶に光が当たるプリズム現象で起きる事がわかっています。だから基本的には虹色で現れるものでしょう。ただ、中には色が判別できない白い筋として現れることがあると言います。これを白虹(しろにじ、はっこう)と呼びます。
通常雨上がりなどに現れる虹が白く出る、白虹があらわれると数日後地震が起きるという記事では、2015年4月27日山梨県富士吉田市・2016年5月29日北海道七飯町・2016年6月17日神奈川県・2016年8月22日アメリカミズーリ州ニューヘブンで白虹があらわれ、いずれも2日後~18日後に付近で地震が起きているとしています。そのほか日暈のデータをあげ、2010年10月21日インドネシア西スマトラ州パダン・2016年7月12日岩手県滝沢市で観測された日暈の4~5日後にスマトラ地震や秋田県で地震が起きたと同記事にあります。
ほかには、2014年10月関東~関西で見られた日暈および環天頂アークや幻日がおきた時は翌日青森で、6日後に八丈島で震度2~4の地震が起きていたり、2015年5月関東で見られた3日後に埼玉県で、8日後には茨城県や小笠原諸島沖で巨大地震が発生し、2016年7月10日関東でみられると八丈島近海・茨城県・千葉県沖でも6回ほど地震が起きたという情報です。
筆者の友人が九州北部で撮影した2016年5月18日以降は、震度3以上の地震が熊本県で24日までに10回あります。筆者が撮影した2016年4月25日以降、30日に長野県中部で震度3の地震が記録されています。
しかし、震度3の地震は日本においてかなり頻発していますから、日暈と地震について関連性が本当にあるのかどうかは定かではありません。
地震が起きる時、かなりの電磁波を地上に発しているはずであり、上空でも地球が発する電磁波の影響がまったくないとは言えないとは思います。
科学的に判明できない昔からの言い伝えにも耳を傾けることも大事かと思いますね。科学は常に自然現象の後についていくしかない面がありますから。
日暈についての言い伝え
■日暈が出た日には雨が降る(日本)
■日暈が出たら地震が来る(日本)
■白虹(千矛)が太陽(天子)を貫くことは、兵乱の兆し(中国)
月が傘をかぶったら雨が降る
これは小さいころから聞かされてきたことで、月が暈をかぶることはそれほど珍しいことでもなかったように思います。
同じ現象で雲がある時に日暈はできるわけですから、日暈と風向きなどで天の予兆ととらえられていたのかもしれませんね。
日暈(ひがさ)の神とは?『ホツマツタヱ』を言霊学で読み解く
日本では雨が降るのを知らせてくれる日暈が主流のようですが、稲作には雨との適切な関係が必要で、祈雨・止雨祈祷を神々に手向けてきたということがあるからでしょう。雨の知らせは人々には吉祥であったはずです。祈雨・止雨祈祷は主に水の神ミツハメや龍神に対してなされました。龍神は水をつかさどる太陽神の使いです。太陽に「ウロボロス」のような光の輪がかかっている写真をネットで見たことがありますが、まさに龍神様か?とも思えました。さて、ところで、
太陽神と言えば天照大御神ですが、『ホツマツタヱ』に「日の輪」についての記述があるので紐解いてみましょう。
天照大御神が生まれた時の事、取り出したのは叔母(父イサナキの姉)のシラヤマヒメでした。
シラヤマヒメはなく赤子の声を聞き取って神の名を訪ねるとこう伝えたということです。
みこのこゑ きききるときは
おさななの ”う”はおおいなり
”ひ”はひのわ ”る”はひのちたま
”き”はきねそ かれ”うひるき”の
みことなり きねはめをとの
をのきみそ ホツマツタヱ4アヤより
うひるき⇒大日霊貴(おおひるめのむち)とは天照大御神の幼名だと記されています。
そもそも言霊の国の文字には一語一語に意味があります。
”う”は大いなりとありますが、言霊学によれば「地に降り立った人」のことです。言霊「う」はアメノミナカヌシを示します。当時、国を治めるアマカミとなる方はアメノミナカヌシノカミをお祀りしていました。「うはおおいなり」は「うはおおいなるかみなり」を略したのではないでしょうか。
”ひ”は日の輪とあります。開いて散り広がる意味があり、「わ」とは「あ」とセットで陰陽(あわ)をあらわします。常に陰陽が対になって現れることを示しています。
”る”は日の霊魂(ちたま)ということで、宇宙の枢軸であると説明されています。るから出でて戻り、また反転する場です。
”き”はめをとのをなりということで、「め」と「を」の役割のうちの「を」であるとしています。木のように杭となり柱となるもの。拠り所となり光を集める場です。
「陰陽を兼ね備えた宇宙の枢軸であり、アメノミナカヌシが宿る男神」”うひるき”を言霊学的に紐解けばそのような意味になります。
ホツマツタヱで天照大御神は男神として語られています。12人のお后様と内宮がおいでになったということです。
ここに登場している「ひのわ」という言葉ですが、陰陽協力して日のエネルギーを増幅する役割が感じられます。
”光よ通え”という強いメッセージと読み取ることができるのです。
もし、日暈の数日後に地震が起きるとして、それを予兆して人々に喚起したり、悪いものを祓うための日暈と考えられないこともないと筆者は感じるのですが、いかがでしょう?
おもしろい空の不思議をしる本
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