神の事

【続く噴火】新燃岳のふもとに鎮座する霧島神宮は大和朝廷の淵源だった


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【2018年6月22日9時9分】
気象庁によると、2018年6月22日午前9時9分に新燃岳で爆発的噴火が発生しました。噴煙は火口縁上2.6㎞まで上がりました。飛散する大きな噴石が火口の中心から1.1㎞まで達したということです。新燃岳で噴火が発生したのは2018年5月14日以来で、爆発的噴火が発生したのは4月5日以来ということです。警戒レベルは引き続き3となっています。

【2018年3月6日噴火】

九州鹿児島県、霧島連峰の新燃岳(しんもえだけ)で2018年3月6日0時29分に噴煙が上がっているのが確認されました。
溶岩がみられ、溶岩ドームが形成されつつあるということです。
警戒レベルは3で引き続き3キロ圏内入山規制が敷かれています。
3月7日にもまだまだ噴火が続いています。
相次ぐ噴火により3月10日の時点で4キロ圏内規制となりました。

山形県蔵王山では、警報が解除される一方で新燃岳の状況に経過気を強める必要が出てきています。
新燃岳のこれまでの火山活動経緯を見ていきましょう。

新燃岳の火山活動歴

新燃岳(しんもえだけ)は、九州南部の霧島山中央部に位置し、有史以降も噴火を繰り返している標高1,421mの活火山です。三等三角点は山頂のカルデラ縁にあり、噴火口およびカルデラは鹿児島県霧島市域に位置します。

新燃岳としては約1万年前に山体形成が始まり、約5600年前、約4500年前、約2300年前にもプリニー式噴火があり周辺に噴出物を堆積させているとしています。有史以降の活動は、1716年に始まったとのことです。

2018年4月/5日爆発的噴火、引き続き降灰
2018年3月/火山性微動、降灰
2017年10月/噴火し、噴火警戒レベルが3に。9月火山性地震が増加
2014年12月/マグマだまりが膨張、地震が増える
2013年10月/噴火警戒レベル2
2012年1月/火山性地震が続き、噴火警戒レベル3
2011年1月/準プリニー式噴火が発生した。1月27日頃から溶岩の出現も確認され、約300年ぶりのマグマ噴火となった
2010年3月/小規模な噴火が確認され、噴火警戒レベルが2
2009年4月/4月下旬頃より新燃池の色がエメラルドグリーンから茶色に変色し、7月初旬頃に再び元のエメラルドグリーンに戻る現象
2008年8月/17年ぶりに小規模な水蒸気噴火が発生
1995年、1999年、2007年 /火山性地震、火山性微動
1991年/11月13日から、新燃岳直下で地震急増
1717年/2月7日から10日(享保元年12月26日から29日)にかけて噴火を繰り返し、霧島山東側の広範囲にわたって火山灰が降下した。2月13日(享保2年1月3日)朝9時頃、火砕流の発生を伴う大規模な噴火があり、死者1名、負傷者30名、焼死した牛馬420頭の被害があり、神社仏閣や農家など134棟が焼失した。
1716年/11月9日 負傷者は31名、焼死した牛馬は405頭。神社仏閣など600軒が焼失し、石高で6万6000石の農業被害が報告されている。

死者を出すほどの噴火は300年ほど起きていません。

しかし活火山として頻繁に地震や噴火が起きているお山です。
その霧島連山のおひざ元に鎮座するのは縄文の昔からの神々です。



天孫降臨伝説と霧島神宮

霧島神宮には様々な伝説が残っています。
第一は「天孫降臨伝説」ですね。
日本の総氏神様で伊勢神宮のご祭神であられる天照大御神(あまてらすおおみかみ)の孫にあたるニニギノミコトが、猿田彦神の指南で九州は高千穂に降り立ちます。実りが十分でなく人が飢えることが多くなったので、土地開墾の指導を求めてニニギノミコトが中央からやってきたのです。ニニギノミコトは日本全国を巡り土地を開墾する技術を伝えていたのですね。

ニニギノミコトがやってきた高千穂は、「臼杵高千穂説」と「霧島高千穂説」があり論争になっています。
この霧島高千穂の峰からほど近い場所に初代霧島神宮地があります。もともと霧島山一帯が霧島神宮の社地であったそうです。

『ホツマツタヱ』によれば、ニニギノミコトは高千穂で神上がり(崩御)しています。神となったニニギノミコトを祀ったのが霧島神宮だったと考えられるのです。

そこで現在のご祭神と照らし合わせてみましょう。

 

霧島神宮のご祭神

ご祭神 天饒石国饒石天津日高彦火瓊瓊杵尊(あめににぎしくににぎあまつひこひこほのににぎ)

伝説の通りご祭神はニニギノミコトです。
ニニギノミコトは天照大御神の孫なので「天孫」と呼ばれます。
土地を開墾して食い扶持をふやし、ニニギノミコトの時代に人口が爆発的に増えたといいます。

内宮(正妻)はコノハナサクヤヒメで、富士山の守り神であり、三人の息子を育て上げたので「子安の神」として尊崇を集めています。
ニニギとサクヤヒメの三人の息子の中の下の二人である海幸彦と山幸彦が兄弟で争ったことは、日本民話として長く伝えられていますね。

海幸彦と山幸彦

山の猟が得意な山幸彦(弟)と、海の漁が得意な海幸彦(兄)はある日猟具を交換し、山幸彦は魚釣りに出掛けました。しかし、兄に借りた釣針を失くしてしまいました。困り果てていた所、塩土老翁(しおつちのおち)に教えられ、カメ舟に乗り「綿津見神宮(わたつみのかみのみや)」にたどり着きました。

海神(大綿津見神、八大竜王)に事情を話すと失くした釣り針を探させると同時に、はかりごとを目論んだ海幸彦に反撃応援をよこしこらしめました。そのようなご縁があり海神の娘・豊玉姫(豊玉毘売命・とよたまひめ)と結婚し、綿津見神宮で楽しく暮らしました。山幸彦は跡継ぎに選ばれて父に呼ばれて中央に帰らねばならず、身ごもっていた豊玉姫は夫のあとを追ったのですが、途中遭難し子どもは産屋の屋根をかける前に生まれてしましたので「ウガヤフキアワセズ」という名が付きました。
お世継ぎとなった山幸彦の兄、海幸彦は隼人族の祖であると言われています。

物語に登場する神々が、霧島神宮の相殿として鎮座されています。

霧島神宮 相殿

木花開姫尊(このはなさくやひめ、ににぎのみことの内宮)
彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと、山幸彦)
豊玉姫尊(とよたまひめのみこと、山幸彦の内宮)
鵜鷀草葺不合尊(うがやふきあわせず、山幸彦の嗣子)
玉依姫尊’(たまよりひめのみこと、うがやふきあわせずの内宮)
神倭磐余彦尊(かむやまといわれひこ、うがやふきあわせずの嗣子、神武天皇)

霧島神宮と鵜戸神宮・鹿児島神宮との関係とは?

ホホデミ(山幸彦)は琵琶湖近くの中央でご生誕されて、ホノススミ(海幸彦)との確執があり九州は鵜戸にたどり着きました。そして当地のトヨタマヒメを娶り結婚生活を送られたのが鹿児島神宮とみられます。
九州の地はいまだ肥えず、九州の土地開発の祖であるニニギノミコトの皇子であるホホデミはあちらこちらから要請され忙しくしていてなかなか子ができませんでした。筑紫も阿蘇も肥えてきたので鵜戸にこもって子作りに励んだそうな。それが鵜戸神宮の由来といえます。

鹿児島神宮のご祭神は天津日高彦穂々出見尊(あまつひだかひこほほでみのみこと)と豊玉比売命(とよたまひめのみこと)であり、ご夫婦最初の結婚生活を送られた宮ということです。

鵜戸神宮の主祭神は日子波瀲武鸕鷀草葺不合尊(ひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと)であり、父が最初九州に足を踏み入れた地であり、母が嗣子であるウガヤフキアワセズを身ごもった宮なのです。

宮崎神宮は神武天皇のお宮

しかし、子が生まれる前に父ニニギノミコトから召集がかかって急ぎ中央に向かい、トヨタマヒメも臨月で後を追います。
到着する途中、都近くで生まれたウガヤフキアワセズは譲位を受けるまで中央にとどまります。皇子であるカンヤマトイワレヒコも中央で誕生して育ち、ウガヤが崩御するときはじめて九州宮崎に赴き、そこで皇位を継承したといいます。

宮崎神宮のご祭神は神日本磐余彦尊(かむやまといわれひこのみこと、神武天皇)で、大和朝廷を築くための第一歩となった宮になります。

日本のアマカミが、九州に拠点を置くようになった初めがニニギノミコトが降り立った高千穂峰近くの霧島神宮であったということが『ホツマツタヱ』を読めばよくわかります。

霧島神宮 概要

住所/鹿児島県霧島市霧島田口2608番地5号[地図]
ご祭神/天饒石国饒石天津日高彦火瓊瓊杵尊(あめににぎしくににぎあまつひこひこほのににぎ)
アクセス/霧島神宮駅からバスで15分
問い合わせ先/0995-57-0001

 

霧島神宮と霧島連峰

火山の麓にあるという立地のためたびたび炎上しているそうです。天暦年間には性空により瀬多尾越(現在の高千穂河原・古宮址)に遷されましたが、ここもたびたび噴火の巻き添えで炎上しています。文明16年(1484年)、島津忠昌の命により兼慶が再建したのが、現在の霧島神宮ということです。このように歴代の島津氏の尊崇を受けていたと言います。

明治時代、廃藩置県により県境を霧島連峰の頂上に求めたために、宮崎県側は社地から外されたそうですが非常に雄大な連邦から当地全体を鎮守する神様で、古くから信仰熱きことがよくわかります。

新燃岳は、霧島連峰の南に位置してたびたび噴火を起こしているのです。これもご神意と受け取るべきなのでしょうか。

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