商品を購入する際の決済(支払)手段の一つで分割払い機能をもつものを、クレジットカード、銀行預金から即時払いのカードは、デビットカードと呼ばれます。
現金を持っていなくても後払いで品物やサービスに変えられる便利なサービスですよね。
公共料金にもポイントが付くし、カード独自のサービスとともに便利に使わせてもらっています。
アメリカでは1950年にダイナーズクラブが設立され、日本では1960年にみずほ銀行の前身とJTBが日本ダイナーズクラブが設立されたのが始まりでした。
目次 Contents
クレジットカードを持つメリット
日本では昭和の半ばごろに開始されたクレジットカード。
手元にない金額のものを手に入れられるため、使いすぎの心配を懸念されていましたが、その特徴をよく知ればメリットを最大に利用することができます。
クレジットカードは盗難にあっても補償されている
財布に入った現金が盗難に遭ってしまったら取り戻すことは、多分諦めます。戻ってきたらラッキー。
でも、クレジットカードなら紛失補償、盗難補償がついています。
手元にないことに気づいたら、早々に対処をすることで、不正使用などのトラブルにたいして補償を受けることができます。
カードの紛失補償を得る手順
①カード会社に紛失したことを届けます。
②カード会社は紛失届を電話で受け取った時点でクレジットを凍結し不正使用を防ぎます。その際に再発行手数料を提示されることがあります。
③掲載に紛失した旨を届け、届け出受理番号を入手します。
④再度クレジットカード会社に連絡し、警察で発行された受理番号を知らせます。
⑤カード会社から届いたカードの再発行書類に必要事項を記入の上返送します。向こう2週間ほどクレジットカードは使用できません。
※補償を受け取るには不正使用から60日以内に届け出る必要があります。
※家族や恋人、友人に貸したカードで不正使用されても補償されません。
※暗証番号の管理がまずく、悪用されやすい状況だった場合。(誕生日や電話番号を暗証番号にしている、暗証番号とカードを同じ財布に入れていたなど)
※本人の重大な過失がある場合は保証されません。(カード裏面に署名していなかったなど)
クレジットカードは社会的信用評価
クレジットカードには「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」などランクが設定されていることが多くあります。
カード会社によってはそれぞれ入会できる条件が異なり、一定以上の年収を必要としたり、年会費を高額に設定してカードステイタスを維持している場合もあります。
友人に銀座ホステスがおりまして、彼女は当時でも相当な月収を稼いでいましたが、カードは審査が下りないと言っておりました。
クレジットカードにはそれぞれ利用限度額が決められており、利用限度額額に達するまでは前借できるわけです。
前借したものをキチンを返せるだけの定期収入がある事が一つの条件となっているのです。
そういう条件をクリアした人、ということで社会的信用評価のひとつの目安になるのです。
また、クレジットカードを持ってからの使い方も信用評価になります。
クレジットカードを持つとその利用状況が信用機関に登録されます。(クレジットヒストリー「クレヒス」)
支払いが滞りなく行われているものは信用がついて「限度額」の引き上げを促すダイレクトメールが届いたりします。
ポイントがたまる
殆どのクレジットカードにはポイント機能が付いており、割引きで購入することができます。
同じものを現金で購入する場合は定価そのままですが、クレジットカードで購入するとポイント分が還元されて結果として割引になります。
カード会社によってポイント還元率というものがそれぞれ決められています。
電気料金やガス料金、家賃の支払いなどもクレジット支払いことで相当なポイントがたまります。
還元率1%あれば高還元率といえます。
クレジットカード会社取扱商品が割引利用できる
クレジットカード会社の審査が通りカードが送られてくる時に一緒に送られてくる規約書などのなかに、利用できる店舗や割引できるサービスが記されています。
公共施設などの割引き利用などにも使えるので、賢く使いたいですね。
付帯サービス
海外旅行保険、家族カード、代行サービスなど、カードによりいろいろなサービスが受けられます。
ゴールドカードなどだと、ラウンジ使用、ホテルや航空機予約サービスがついていることもあります。
ポイントサイトからの申し込みでキャッシュバックを得る
クレジットカードを申し込む際に、店頭にある申込書やネットから申し込み、郵送で申し込む方法が一般的です。
ネットから申し込む、といってもどこから経由したかは実はとても大事なことです。
例えば、あなたが登録しているポイントサイトにクレジットカードを申し込むことでポイントとしてキャッシュバックされるとしたら、そこから申し込んだほうが大分得します。
クレジットカードのポイントバックは結構手厚いので、ポイントサイトにあなたが入りたいクレジットカードがあるならばそこから申し込みましょう。
クレジットカードを持つデメリット
クレジットカード会社が個人の信用を担保に「利用限度額」のある財布を渡してくれている、それがクレジットカードです。
限度額100万円なら、100万円を預かっているということです。
ということは、クレジットカードが二枚あって、もう一つのカードの限度額が30万だとすると30万円+100万円で130万円を預かっているということです。それは「借金している」ということなんです。
なので、例えば家のローンを組む時などにも、使っているかどうかにかかわらずクレジットカードの限度額を含めて、融資限度額が決まります。
リボ払い、キャッシングの罠
リボ払いは分割払いをするものですが、高い利息を支払うことになります。
支払いが楽になりますが、完済するためには時間がかかります。
キャッシング利用限度額までは現金を引き出すことができますが、ショッピングの返済とキャッシングの返済両方がかかってきます。
もっとも危険なのは「常習性」でしょうか。
借金癖をつけていいことはあまりありません。
クレジットカードを「つけ払い」「一か月一括払い」で利用する分には便利で賢い使い方と言えるとおもいます。
世の中で信用を積み上げていくためにはクレジットカードはとてもいいツールです。
家のローンを組む時の注意
家を建てたいと計画するときは、ローンの融資額をできるだけ多く確保したいですよね。
限度いっぱい使うか使わないかは別として。
そのためにするべきことは、クレジットカードを最小限に集約することです。
使えないクレジットカードを処分して、「仮想借金」を減らしておきましょう。
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