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【日本も禁止!?】ファーウェイスマホに仮想通貨ウォレット標準搭載ーブロックチェーンスマホ登場

ブロックチェーンスマホ2

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2018年12月1日、ファーウェイの創業者の娘でCEOを務める孟晩舟容疑者を、アメリカ当局の要請によりカナダ・バンクーバーで逮捕したと5日に発表されました。容疑はアメリカのイラン制裁に違反した疑い。
アメリカ政府がデータの漏えいやサイバー攻撃など、安全保障上のリスクがあるとして、軍事や政府機関でのファーウェイ製品の使用を禁止としたのが8月。11月22日には、アメリカの有力紙ウォールストリート・ジャーナルが、「アメリカ政府が、日本を含む同盟国に対し、ファーウェイの製品を使わないよう求めた」と報じたとされます。
このタイミングで逮捕に踏み切ったアメリカ側の狙いとして、1つは『対イラン制裁やぶり』は、絶対認めないという強い意思を見せること。もう1つは、IT企業 = 軍事技術企業という側面もあるので、ファーウェイの巨大化に対して、アメリカ側が強くNO!を示していると考えられています。11月28日に新作発表会を行ったばかりのファーウェイですが、その巨大化、汎用性についての内容は以下になります。

2018年5月11日仮想通貨ニュースメディア「ビットタイムズ」によれば、Huawei(ファーウェイ)のスマートフォンでBTC.comが提供しているウォレットアプリが利用できるようなったことを伝えました。このアプリはHuaweiとHonorの新機種全てにプリインストールされるとのことです。

「Huaweiは、イスラエルを拠点とするスタートアップ企業Sirinlab(シリン・ラブス社)が開発している、ブロックチェーン技術を利用した「SirinOS」を搭載したスマートフォンの開発を検討中」と2018年3月23日仮想通貨メディア「コインポスト」で発信されましたが、いよいよブロックチェーン技術に対応した世界初のスマートフォンが登場することになったのです。



ブロックチェーンに対応したスマホの価値とは?

では、ブロックチェーンに対応したスマホがどれほどの価値をもっているのでしょうか。なぜ注目されるのでしょうか。

まずは、ブロックチェーンの利点を知っておく必要があります。

ブロックチェーンとは

「ブロック」と呼ばれるデータの単位を一定時間ごとに生成し、鎖(チェーン)のように連結していくことによりデータを保管するデータベースのことで分散型管理台帳ともいわれます。銀行のような特定の管理機関がないため、権限が集中することがなく、すべての取引履歴が公開されており透明性が高く手数料なども低く抑えられる台帳です。
ブロックチェーンの代表として、通貨の帳簿であるBitcoin(ビットコイン)や、プログラムの帳簿ともいえるEthereum (イーサリアム)があります。

ブロックチェーンの用途として検討されているものにスマートコントラクトのような契約・取引の自動化や、財やサービスの取引や権利の記録への適用等があります。こうした通貨以外への応用はブロックチェーン2.0とよばれています。

高機能でPCに近いケータイ電話であるスマートフォンに、ブロックチェーン技術を活用した「Finney」が開発されました。

開発したのはSirinlabです。

Sirinlab
Sirinlabはイスラエル出身のMoshe hegeg氏がCEOを務めるスイスのスタートアップ企業であり、イスラエルに研究・開発の拠点を置いています。写真共有サービスmobliの創業者であり投資家であり技術者です。

Sirinlabは、すべての情報のやり取りを暗号化し、あらゆるサイバー攻撃に耐えること可能という特徴を持った、世界最高峰(軍用並)のセキュリティ体制を誇る最高級スマートフォン「Solarin」を開発・販売しその技術力の高さから話題となりました。

※スタートアップ企業とは:「世の中に新しい価値を創造し、人びとの役に立つ」物、つまり「イノベーション」の観点があるか、そして「社会貢献」を目的にしているかというのがスタートアップ企業と名乗るための条件とされる。事業は急速に成長を遂げることが多い。1999年~2014年で10,000社のスタートアップ企業がイスラエルから誕生した。その背景には水や天然資源に恵まれず、周辺アラブ諸国との軋轢(あつれき)もあり第二次産業も起こしにく技術による躍進やソフトウェア、デジタル技術という輸送コストの低い産業が発達したことや、軍事技術で優位性をもつ必要があり、軍需産業などで研究開発活動がスタートアップを育むインキュベーターとしての役割を持っていた。

世界最高の軍用波セキュリティ技術を持つという「Solarin」で培った開発技術をもとに、あらゆるサイバー攻撃に耐えることが可能で、仮想通貨の保有に必要な安全性を持っていることをアピールしする、「コールドウォレット」を端末内部に搭載しています。

提携&開発は進み2018年月時点で、Finney上で容易にSRNとETHの交換やBancor上の50種類近くある仮想通貨との交換がシームレスに行えるようになったといい、10万5千円の予定価格ですでに予約が殺到しているそうです。

このSirinlabとスマートフォンにおいては、出荷台数・シェアともに世界3位を誇るHuawei(ファーウェイ)が提携したのです。

Huawei(ファーウェイ)
Huaweiが次世代移動通信5G対応の基地を増やすことで実現を目指すものは「AIプラットフォームのプラットフォーム」。世界中270を超える企業とエコシステム事業でパートナー提携し50を超える事業を進めるなど、倍々ゲームで躍進している。毎年10%以上を研究費に投入し研究開発に余念がない。エコシステムの中身は「没入型クラウドVR」「デジタルスカイ」「コネクテッドファクトリー」「eヘルス」「遠隔運転」「広域位置情報システム」。
世界中の研究者にヒアリングを重ねるというが、あくまでもプラットフォームを作るのが目的である。

将来のことはわからないとしながらも「断言できるのは、あらゆる業界にとってこれまで以上に「通信」が重要になる」として、5Gプラットフォームを使った自動車業界、航空業界の制御、遠隔操作をおこなうことで、今より10倍以上効率的になるという。また、他の誰もが考えなかった部分を産業にすることも可能になる。

この提携により、Sirinlabは莫大な人口を持つ中国進出の強力な足掛かりとなり、Huaweiにとってはやプラットフォーム化を促進するであろう最高峰のセキュリティシステムをもつブロックチェーン技術を手に入れることになります。

こうした動きは仮想通貨へ参入するブロックを取り外していく一つの過程になる予感はしますね。

【あわせて読みたい記事】
【金融音痴の仮想通貨】ビットコイン取引所を決める

 

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