ことのまにまに

ららぽーとTOKYO-BAY（ららぽーととうきょうべい、2006年以前はららぽーと舟橋ショッピングセンター）が千葉県舟橋市にオープンした1981年からすでに40年近くたち、15店舗目が名古屋に初進出し、大きな話題を提供しています。

ハワイに行ったことがある人ならば、必ず一度は「アラモアナショッピングセンター」に寄ったことがあるかと思いますが、ららぽーとが目指した姿が、まさに日本版アラモアナショッピングセンターで、車での来場を重視したアメリカ型ショッピングセンターだったと言います。

ららぽーとの開発事業者（デベロッパー）である三井不動産は、「Growing Together」をコンセプトに、湾岸エリアに生活文化拠点を創出すること、画期的なコミュニティ機能、環境・省エネの取り組み、ともに成長する商業施設という４つを具現化することを目的として全国にららぽーとを展開しています。

というわけで名古屋にオープンしたららぽーとは、単なる商業施設ではなく、市民にとって「暮らしを守る・使えるお店」として機能しています。どのように使えるのかをご紹介していきます。まずは、ららぽーと名古屋ーみなとアクルスの概要から。

ららぽーと名古屋ーみなとアクルス　概要

コンセプト／Ｗｉｔｈ　Ｆａｍｉｌｙ　家族と一緒にすごして居心地のいい空間
エリア／ネクストライフゾーン（Ｎノース）マンションエリア
エンジョイゾーン（Ｅイースト）商業施設ららぽーと
スポーツゾーン（Ｓサウス）みなとゴルフ（打ちっぱなし）、邦和スポーツランド
ウィルゾーン（Ｗウェスト）病院、教育、研究施設　エリア案内

店舗数／217店舗※愛知県初出店50店舗
営業時間／
ショッピング・サービス・フードコート　10：00～21：00
レストラン　11：00～22：00
蔦屋書店　8：00～22：00

場所／〒455-8501 愛知県名古屋市港区港明２丁目3−２
アクセス／
・車の場合／江川線港区役所前交差点を北向きに左折して入場、南向きに進行する場合は港区役所交差点は右折禁止
・電車の場合／地下鉄名港線　港区役所駅より徒歩2分
・水上バスの場合／クルーズ名古屋中川運河ライン　ささしまライブから約40分、アクスル乗船場下船（運賃600円）　すぐ前
駐車場／約3,000台　営業時間7：30～22：00
駐車場料金／入庫から2時間無料※最大6時間無料
以降、30分200円　※1,000円購入で1時間無料、2,000円購入で2時間無料
三井ショッピングパークポイントカード（セゾン）2時間無料
駐車場満車空車情報

問い合わせ先／電話番号 052-651-3400(代)　受付時間 10:00～18:00

企画開発／三井不動産＋東邦ガス

Ｗｉｔｈ　Ｆａｍｉｌｙ（ウィズファミリー）こどもと遊べるスポットがいっぱい

■３階『ＬａＬａ　Ｐｌａｚａ（ららぷらざ）』
サーカスをモチーフにしたプレイゾーンは、サーカス屋根のかかったプレイエリアを中心に、キッズ関連ショップが並ぶ「ららプラザ」です。親子カフェで人気をよぶ「エイトパーク」とのコラボレーションでサーカス団の一員に扮しての写真スポットがあったり、最新機種をとりそろえＶＲゾーンもあって刺激的です。
パパ・ママと一緒に行ってＫＩＤ’Ｓ関連用品をショッピングしたり、雨の日にこどもを遊ばせたりするのにとっても助かりますね！

■外部スペースーみどりの大広場
サッカーコート五面分の広さがあるみどりの大広場は、「ふれあい」「くつろぎ」「にぎわい」の三つのエリアに分かれていており、くつろぎエリアにはこどもが大好きな遊具や水遊びエリアがあり、晴れた日は体を動かして遊ぶことができます。その隣には自然の生態系に触れることができるビオトープの池があったりして、親子の会話も弾みそうです。

アオキスーパーやテイクアウトで食料を調達し、ピクニック気分で野外ランチも楽しいですね。

■レストランビュッフェ形式【ケンタッキー】の７０分食べ放題！
みんな大好きなケンタッキーのバイキングを楽しめます。

特別日価格／9月30日現在
中学生以上　1,922円（税込み）
小学生1,058円（税込み）
小学生未満518円（税込み）
3歳以下無料

食べ放題の内容／
フライドチキン：油少な目ヘルシー系（キール・リブ・ウィング）：油多めこってり系（サイ・ドラム）
サイドメニュー：ポテト、ナゲット、フォカッチャ、ガーリックライス、エビグラタン、ふわとろエッグ、カーネルクリスピー、ホエー豚とグリル野菜のトマト煮、コーンソテー、リングビスケット、オニオンスープ、コーンスープ、クロワッサン、ガーリックトースト、カレー
サラダ：サラダバー
デザート：ケーキ、ゼリー、ブランマンジェなど
ドリンクバー：ソフトドリンク（ペプシ・なっちゃん・ジンジャエール・メロンソーダ）

すごく充実した内容のビュッフェメニューですから、サイドメニューを制覇しようとすると無理がありそうなほど。
以下のようなチョイスをすると・・・

ビスケット　220円
カーネルリングポテト　390円
コールスローＭ　260円
カーネルクリスピー　220円
ナゲット　400円
コールドドリンクＭ　240円　合計1,730円

これにオリジナルチキン2ピース490円をプラスすると合計2,220円となり、なんとか大人でも元は取れそうです。

幼児のメニューをチョイスすると・・・

カーネルリングポテト　390円
ナゲット　400円
コールドドリンクＭ　240円　　合計1,030円

これにオリジナルチキンを1ピースプラスすると合計1,280円となり、食欲が旺盛になってきた小学生ならばかなりお得に利用できそうですね♪

シニア夫婦が散策と読書と昼食と

■名古屋みなと蔦屋書店でお茶しながら読書を楽しむ

「本とコーヒーをお楽しみください」
ワンドリンクを注文すれば、購入前の本を読むことができるサービスを特徴とする蔦屋書店は、「本が売れない時代」にも業績を上げていて全国に店舗をひろげています。

みどりの大広場を眺めつつコーヒーをすすりながら、ゆっくりと購入する本の検討が15万冊の中から選ぶことができる至福のひと時はいかがでしょうか。イベントなどが行われるにぎわいエリアからビオトープのあるふれあいエリアまで散歩をするのも気持ちのいいものです。

■３Ｆフードコート名古屋発出店8店舗のキッチンメニューに舌鼓を！

ららぽーと名古屋には二つのフードコートがあります。3階北側エリアには名古屋に初登場するお店が７店舗も！

・香川一福／讃岐うどん・丼もの・天ぷら　ぶっかけうどん並：580円他

・えび吉／海老フライ・海老天890円　海老天マウンテン　1290円他

・中華そば専門田中そば店／中華そば850円他

・日本橋海鮮丼つじ半／海鮮丼　特上1,580円他

・博多一風堂×ソラノイロ／ラーメン　赤丸とんこつ830円他

・日本橋天丼金子半之助／天丼　江戸前天丼1,200円他

・肉問屋あさひ屋／牛肉丼・肉料理

そして名古屋が誇る、かき氷の名店が新業態で登場しています。

・柴ふく／かき氷とぱすた　京きなこソフトクリーム黒蜜かけ 518円他

■１Ｆフードコートにも愛知県発進出店舗めじろ押し

・ビュッフェ・ザ・フォレスト／総合ビュッフェ　60分大人1,835円　子ども1,079円

・うちの食堂／和食　鉄鍋煮込みデミハンバーグ御膳980円他

・但馬屋／しゃぶしゃぶ食べ放題　60分大人3,758円　子ども1,706円

・メゾンカイザー／ベーカリーレストラン

・千房／お好み焼き

・ＢＢＱＰＩＴ／ＢＢＱ　3,240円

・ゴンチャ／台湾カフェ

初出店の店舗には一度は顔を出してみたいですね。

スポーツゾーンも充実

かずかずのフィギュアオリンピック選手を出した邦和スポーツランドやみなとゴルフでスポーツライフの一角を彩ります。

災害に強く、避難所としても機能するココロ強さ

名古屋港に面した港区エリアは、土地が低く伊勢湾台風で5000人もの犠牲者を出した、つらい過去があります。
しかし逆に、そうした経験を生かした街づくりが可能であると言えます。

ららぽーと名古屋を擁するみなとアクルスには、ネクストライフゾーンが北側に位置していて直接渡り廊下で商業施設とつながるマンションの建設が始まっています。地盤を1.5ｍ盛土して上げ、水害への対策をとっています。

ららぽーと名古屋には港区役所も地下でつながる上に、立駐に9,000人が避難できるスペースを確保しています。

ららぽーとの共同開発をになうのがエネルギーを供給する東邦ガスであることで、このみなとアクルス全体のエネルギーコントロールを担う心臓部であるエネルギーセンターは、安全な場所に設置され「停電しない街」を可能にしています。ソーラーパネルをびっしり敷き詰め環境にやさしい省エネシステムを実現しています。

近隣のメガドン・キホーテやイオンなどがひしめくエリア

みなとアクルスはまだ発展途上であり、病院・教育・研究施設、集合住宅など次々とエリアを広げていき、一大生活圏をつくり、にぎやかになっていくのでしょう。全国の水族館のなかでも人気を誇る名古屋港水族館への人の流れもあり、もともと郊外型スーパーが30店舗も周辺にひしめく港区エリアはますます熱く注目を集めそうですね。

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