今期一番視聴率を稼いでいる『義母と娘のブルース』を楽しみに見ています。竹野内豊演ずる子持ちの男性に「就職」して一人の女の子の義母となった経営コンサルタントの綾瀬はるかと娘のお話で、家庭生活・学校生活に経営手法を取り入れたらどう変わるのか、というところに興味が惹かれます。
二代目が継いだパン屋がどうにもこうにもお客さんがつかず、つぶれる寸前のお店で働くことになった義母である綾瀬はるかと、二代目佐藤健の絡みになってから特に視聴率が上がってきてます。
俳優の人気もさることながら、寂れたパン屋を立て直すのに手を変え品を変え一生懸命取り組む経緯を見られることもわかりやすくていいです。
パン屋立て直しへの取り組みに没頭する義母の姿を見て、娘も寂れたパン屋を立て直すアイデアを出し始めます。一生懸命な姿が周りを巻き込んでいき、応援する人の輪をどんどん広げていく様子は、例えばお店を立て直したい現実社会の店長さんにも「まだやれることがあるかも」と思わせてくれ、巻き込む力を持っています。
とまあ、テレビドラマのコンサルタントの仕事ぶりは、本当に「こんな人が商売のパートナーや家族にいたらうれしいな」と思わせてくれます。家庭に会社を立て直す経営的思考や数値的視点が加われば、実際に変わる部分もあるはずだろうと思います。
家庭+経営的思考→家庭経営、家庭を円満に運営し、家族を育て、守る機能を備える
技術研究分野+経営的思考→世界に影響を及ぼすことができる、文明の進化に貢献する
ココロの世界+経営的思考→民度・精神文化度が向上し、世界に秩序と調和をより高い次元で実現する
となると理解できます。しかし、事業形態が細分化・複雑化した現代、別業務の両方を兼ね備える天才はわずかでしょう。例えばソニー創業時には技術者の井深大氏がいて、営業担当の盛田昭夫氏がタッグを組んで世界企業に成長させました。本田技研にはバイクバカの本田宗一郎は経営パートナーに藤沢氏を迎えて大きくなりました。また宗教の世界では親鸞(しんらん)の立ちあげた浄土真宗を現在まで広めたのは8代目の蓮如(れんにょ)の経営手腕があればこそという話もあります。経営者は「崇高な理念」で社員を教育し、会社のなかの倫理感は向上し、社員の家族が向上し・・・という社会変革の起点になります。
経営コンサルタントとは
企業がもつ経営上の問題点を、経営に関する学識と経験の深い外部の専門家であり、人事労務、販売、事務、生産、組織、最高経営、国際問題などを解決し業績を向上させるアイデアを提供します。
経営コンサルティングという能力をもっと世の中に活かしていくことができれば、もつれた糸を解きほぐしてスッキリ流す方向に向かうのではないでしょうか。例えば2018年は大阪や北海道でも甚大な被害を及ぼした地震があり、広島・大阪・北海道などで台風・水害が起きていますが、日本という国の土地に関してどう復旧し整えていくのか。各地域を復旧するにとどまらず、前よりもより良くするためにはどうしたらよいのでしょうか。
目次 Contents
いま日本で起きている大問題”土地の気が枯れている!?”
日本の国土は海に囲まれ、森林が豊富で、水源が豊かであると言われています。しかし、近年急速にその国土は気が枯れてきていると言います。気が枯れた土地のことを「ケカレチ」、気が満ちている土地のことを「イヤシロチ」と命名したのは楢崎皐月氏(ならさきこうげつ)という電気技術者です。楢崎氏は製薬会社の支援をえて1945年に研究所を立ち上げ、1948年から全国17,000か所の電位分布実測調査を行い「イヤシロチ」の状況をまとめ、日本の新しい農業技術の開発に取り組んで、1950年には植物波農法についての指導を始めました。
終戦間もない全国電位調査の結果、ケカレチは約30%、イヤシロチは約15%で残りの標準育成地帯は約55%だったそうで、より良い農作物を作れる農地への土壌改良が求められたのは土地の気が枯れている現状からの復活のためです。けれども、2004年に『イヤシロチ』を上梓した船井総研の船井幸雄氏は、その当時で日本のイヤシロチは6~8%程度に減少してきていると言っています。
イヤシロチとは
イヤシロチとは“快適で居心地の良い土地”のことです。このような土地は、空気が清々しく、体はリラックスし、心も穏やかになります。結果として呼吸はゆったりし、脳波も安定するため、イヤシロチは健康状態を保持しやすい快適な土地であることが分かっています。
「思うように生きられない」理由は人のココロとカラダと場等の環境がバラバラで一つの目的にたいしてどうしても注意力散漫になってしまうから。例えば「夕飯の準備しなくては」でも心は今日の仕事の失敗で萎え、そこへ子どもたちは喧嘩の真っ最中・・・となれば思うようなおいしい料理になりにくいというような状況があります。場が整っており子どもたちは仲良く遊ぶ上に母親への励ましの言葉をくれるとしたら、思うようにおいしいお料理を作れるのではないでしょうか。場が変わると人の精神状態が変わり行動も変わります。イヤシロチでは植物がよく育つばかりではないのです。
土地の気が枯れるとその場で行う事業は傾き、住む人は健康を害し、植物は育たない。
イヤシロチで行う事業はどんどん発展し、住む人は健康で家族仲良く子は育ち、植物は青々と茂る。
世界をまるごとイヤシロチ化したら、紛争や戦争もなくなり、農作物は良いものがよくとれ、100億人だって養える地球になるかもしれません。生活の場自体をイヤシロチ化するための技術は楢崎氏を起点にすると、はや70年もの時間と巨額の研究費を費やしながら大変進歩して、楢崎氏の手法よりも断然コンパクト化し様々な団体で商品化され、農地や住宅のみならず歯医者、病院、飲食店、養鶏、養豚、牛舎などで実際にイヤシロチ化されています。
しかし、イヤシロチは目に見えるわけではありません。目に見えない世界を変化させ、人にも良い場となるわけですから、こころの在り方や魂レベルで向上させなければわからないというある意味スピリチュアルな部分がある分野です。けれどもココロの世界を突き詰める天才や技術的天才は、広めることや販売組織化を得意としていません。経営思考が欠落している方が多いのが普通です。そのような行き詰まりの中、繁盛店づくりにおいて突き抜ける天才が「イヤシロチ化」を開始しました。
ニッポンのイヤシロチ化を圧倒的に広めるために活躍している天才キーマンに会ってお話を伺ってきました。
世界をまるごとイヤシロチにするための条件とは
世界をイヤシロチにして人類の意識進化に努め、よりよい社会を作り出すという大いなる意志を実現化するために必要なことは、「世界にアプローチできる理念」つまり、世界をイヤシロチ化するという意志・理念そのものと、莫大な研究費を投じて商品化されたイヤシロチ化の「最先端の技術」が基本になります。
天才キーマンは、「世界をイヤシロチ化すること」に深く賛同し、はじめは自分自身で病院などのイヤシロチ化コンサルティングを行ったといいます。例えばあるケースでは300万円の予算を引き出し、場のイヤシロチ化をイヤシロチ化グッズを設置する現地コンサルティングによって押し進めたのです。その手法はイヤシロチグッズを販売する経営陣の注目を集める事となりました。ただ、商品を売るだけという事ではないわけです。
世界をまるごとイヤシロチ化するために、天才創業者が理念と技術を粋を結集した商品を作り上げました。そして数百人単位の研修を開催するなどしてメルマガ読者を獲得し販売するeコマース戦略により億単位の年商をたたき出すまでに急激な成長を遂げました。しかし、収益はほとんど研究開発費に費やされていたといいます。経営陣が世界化にむけて行き詰まりを感じていた時に、現在の組織に足りないモノをもっていた天才キーマンに注目しました。天才キーマンは果たしてどんな魔法をもっていたのでしょう。
天才キーマンが世界をイヤシロチ化するために推し進めていること
スゴイ技術をほこる商品の数々は多くのユーザーに愛されるようになりました。しかし、世界中にイヤシロチを行きわたらせるために何かが欠けていました。
天才キーマンが行ったことは、まず自らの家や経営するお店をイヤシロチ化することでした。多くの人と同じことをしているにも関わらず、なぜ、キーマンは引っ張りだこなのでしょうか。それは「モデルルームを作る」「自分自身がやって見せロールモデルになる」「俯瞰して采配できる現地・面談コンサルティング」という三つ巴の販売戦略があるからだと感じました。
”机上の空論(きじょうのくうろん)”だけではイヤシロチは世界にいきわたらない。天才キーマンは圧倒的な現場力・繁盛店実現力を持っていたのでした。
■イヤシロチ化モデルルームを作る
まずは、自宅やお店をイヤシロチ化することで、その場がイヤシロチのモデルルームになります。
モデルルームに入れば気持ちよさが体感できるので早いのです。
楢崎氏の調査でイヤシロチの効果として次のような報告をされています。
- イヤシロチに住居する人には、いずれも健康的で病人がいなかった。ケガレチに住居する人たちは、病気がちであり、調査家族全員に病人がいた。
- イヤシロチに位置する養鶏所は、産卵率高く、病気の鶏はいなかった。ケガレチに位置する養鶏所は、産卵率が悪く病気の鶏も多い。
- イヤシロチに位置する牛舎、豚舎はいずれも飼料の腐敗がきわめて少なく、動物の健康も良好の状態だった。牛の場合は乳量が多く、豚は肥育が順調で早い。ケガレチに位置する牛舎、豚舎の場合は、牛の乳量は少なく、豚の肥育は不良、病気のものが多く健康度は不良であった。
- 神社の位置と建物を、18カ所調査したところ、いずれもイヤシロチに位置し、建物の損傷はなかった。寺院については27カ所調査し、そのうち優勢地帯(イヤシロチ)に位置するものが21カ所、普通地帯に位置するものが6カ所であった(6カ所のうち、5カ所の寺院は建物が改修されていた)。
- 新しく建てられた学校(9カ所)、工場(18カ所)の用地を調査したところ、いずれもケガレチであった。建物の傷みが早く、業績不良の傾向を示すものが多かった。楢崎博士たちは、これらは元は農地だったが、農作物の出来が悪く安い価格で提供されたものであろうと推定している。
- ケガレチの部分の道路は、強固に舗装されていても、常に破損しやすい場所として、何回も補修工事が行われている。これは該当する15カ所を継続して観察した結果である。
- 交通事故の多発する「魔の踏切」とか「魔の場所」と言われているところは、例外なくケガレチである。該当する24カ所を継続して調べた結果、3ヶ月で総計72件の事故があり、甚だしく事故が多かった。
- ケガレチに作られた工場は不良品が多く、従業員の病欠が他よりも多い。たとえば染色工場では、染色の色が冴えない、染めむらが多いなどの傾向があった。染色工場15カ所のほか、織物、煉瓦、陶磁器、食品などの工場でも同様であった。
出典元:楢崎皐月著「静電三法」
いろいろな分野で良いことが起きるようですね。
天才キーマンについても自分の部屋を究極のイヤシロチにすることで自分自身の能力がさらに開く感覚を得たといっています。まずは自分自身が広めたいものの愛用者になる事で成功を収めて見せる事。外部的には宣伝を一切していないというモデル店は口コミ客しか入ることはできないにもかかわらず、繁盛店になっているのです。モデル店というのは、同じ業態のお店ならばこのようにして運営すればうまくいくという、いわゆるビジネスモデルのモデル店になっています。キーマンが運営するモデル店を参考にして店づくりを行うことで、イヤシロチ化の基地がどんどん増えていきます。
モデルルームは教育の場でもあるという事です。天才キーマンが意図することは「具体的に形にして見せる」ことなのです。
■イヤシロチ化によって開いた能力
イヤシロチのモデルルームを作ることでお店をやる人、家を作る人にとってのモデルになるだけではなく、イヤシロチ化によって人のカラダが変化します。
これはシュタイナーの理論で説明できます。人は5つのボディ(シュタイナー説では4つのボディ)を持っています。その中で人の健康や成長の状態を表すボディがエーテル体です。電気、電位というものと深い関係があるのでその名がついていると考えられます。シュタイナーはこのエーテル体が、人のカラダの成長に先立って成長し、カラダに病気が現れるのに先立ってエーテル体が病んでくると言っています。つまり健康を維持し強くするために行うべきはエーテル体に働きかけることなのです。
シュタイナー教育のカリキュラムの中には芸術がふんだんに取り入れられています。にじみ絵、キンダーハープ、フォルメン線描、オイリュトミーという芸術教育によってエーテル体に働きかけ、まだ作りかけの子どもの内臓・骨格が次第に強固に形作られます。内臓や骨格を作るのは滋養のあるモノを食事からとるだけではないんですね。
イヤシロチ化がもたらすものは電位の変化であり、人のエーテル体に働きかけ、内臓・DNA・組織に変化をもたらし健康増進に役立ち、閉じたチャクラを拓くことで元々持っている能力が目を覚ますという事なのでしょう。
人によって能力開発の度合いや種類は異なるのでしょうが、その人に必要な能力が開発されてくるのだと天才キーマンのお話を聞いて思いました。
開発された能力は、イヤシロチ化促進の推進力になっていると思われます。天才キーマン自身が意図したところの能力が開いたのです。とびぬけてデキることで、その人そのものが”なりたい人”のロールモデルとなっています。人前にでない参謀としての立ち位置を崩さない天才キーマンがロールモデルとなるのは気が進まないことだったのでしょうが、それもご自身が発した意志、戦略の一部なのです。
■俯瞰(ふかん)できる現地コンサルティング
タカの目で物事を見渡して適切な判断をできる能力、というものは一朝一夕に造れるものではありませんよね。これは生まれてから身に着けるものというよりは、魂が身に着けているその人固有の財産であり、だからこそ天才と言われる種類のものなのでしょうね。けれども天才も崇高な理念と実績が伴わなければ誰にも注目されません。その上で天才キーマンが意志すれば、さらなる潜在能力が開けるのです。
イヤシロチにいる牛、豚、鶏などは健康で生育状態が良いという楢崎氏の研究報告がありましたね。キーマンの思考はこうです。
「牛舎に絞ったイヤシロチ化を進める」ということが与える影響力を考えたのです。牛が元気になれば牛にとってヨシ。元気なおいしい牛を食す人にとってヨシ。牛を育てて出荷する人にとっては牛の病気を減らせて収益を上げるのでヨシ。三方ヨシの方法、それが牧場や養豚場や養鶏場へのイヤシロチ化だとして事業を進めました。いかにして広く影響力を与える行動につながるかという目の付け所があるようです。
大局から見た目の付け所に対して、最も効果的な手法を用いたのです。最も効果的で速く、予算も抑えながら行うイヤシロチ化が人気にならないわけはないですね。「最も効果的で速く、予算も抑える」手法とは、現地コンサルティングです。
一般的なイヤシロチ化の手法はあって、だれでも同じように設置するアドバイスはできますが、天才キーマンの場合は、設置する場所がわかってしまうので早くて、少ない予算でイヤシロチ化が可能です。
一般顧客は良いと言われるものをメルマガを通して知り、そこから販売店にいって購入します。けれども、ペンダントや化粧品、サプリメントなどと異なり、イヤシロチ化グッズというものは設置する方法はともかくとして、その場所を決めることがネット販売だけでは困難です。この辺りを解決するために天才キーマンにはロールモデルを作ることを期待されるのでしょう。ただし、風水鑑定師などと同様、力量の差はどうしても出てきます。そこをどうやって乗り越えていくのかは、筆者には想像もできませんが・・・。
天才キーマンが日本のイヤシロチ化のために無駄だと考えるものとは
天才キーマンは天才ゆえに一気に高みに上ることができるのでしょうが、天才ではない私たちにとって彼をロールモデルにする上でどんな姿勢でいればよいのでしょうか。天才キーマンが無駄と考えるものはどんな行動なのでしょう。
■顧客のままでいる事
天才キーマンがいうことを要約するなら、無駄なこととはこの一点になります。「顧客のままでいることを止めなさい」ということ。
そうでなければイヤシロチ化は進まないと考えているのです。いいと感じたもの、効果のあった方法などを家族や周囲の人におススメするのは自然な行動であり日本や世界のイヤシロチ化に貢献できるのです。
長い年月をかけて造られた珠玉の商品を購入することでイヤシロチ化の支援をしたい、ということもモチロンありなのでしょうが、少なくとも次世代につなげる、日本全土に広めるという働きができる立場なのにしないのは、資源は生かされず無駄になります。
天才キーマンインタビューを終えて
ひとにはそれぞれ役割があって生きています。天才キーマンには天才キーマンの役割をもって働かれているのですね。ときどき「しょうがないから、やる」といわれましたが、顧客から事業家へ変貌する人のロールモデルとして機能させるところまではやりましょう、というところが日本のイヤシロチ化のための補足的役割なのだと認識されているのでしょう。天才キーマンは商売の天才ですが、目的はお金ではなく崇高な理念のもとにおかれたお働きを全うするべく効率よくこの世にあるあらゆるものすべての通りを良くし、スルスルと流れる水の如く生かしていくことなのだと理解しました。
今回のインタビューで知ったロールモデルから学んだことは
1.「自分自身の役割がわからない」という方も多い世の中ですが、まずは自宅や自分の会社をイヤシロチ化すること
2.イヤシロチ化されて変化した肉体、脳で自分自身の役割をしっかりと認識すること
3.自分の役割分野でプロジェクトをおこして活動する
ということでした。3.に「プロジェクト」を起こすと書きましたが難しい事ではなく、例えば「病気の家族を健康体になってもらうプロジェクト」でもいいわけです。もちろん「月商300万円のサロン経営プロジェクト」もOKです。「数千円からはじめるわらしべイヤシロチ化プロジェクト」もアリだと思います。
キーマンの姿から見て取れることは「役割は重層的に変化する」ということです。しかも1年生から2年生になり3年生のカリキュラムを習得するというような積み上げ方式ではなく、こだわるものとは別分野でも、10倍、100倍の収益であっても変化が可能だということです。
今すぐできるところから、開始することが大事、とは天才キーマンの弁です。
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