住居

大凶の土地を中和する裏技テクニック、準備、やり方、手順など対処法


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1948年から、物理学者で電気技術者である楢崎皐月(ならさきこうげつ)氏が、日本の17000か所を調査して、「イヤシロチ」や「ケガレチ(気枯れ地)」がどれぐらいの割合で分布しているかを発表されました。

土地の電位を測定した結果、当時約30%がケガレチであったということです。ケガレチでは人や動植物は病気がちであり、道路の舗装が壊れやすく、事故も多く、そこで造った工業製品には不良が多いという結果が報告されています。

2004年に出版された『イヤシロチ』という船井幸雄氏の著作には現在では40%~50%に増えたのではないかと書かれています。そのほか、大半は普通の土地で、残りの6%~8%がイヤシロチだということです。

北海道胆振東部地震で広い範囲の液状化が大問題となっていますが、そうした場所はケガレチであった可能性が大きいと思われます。胆振地区では火山灰でできた山が土砂崩れを起こし、火山灰で埋め立てた湿地帯に街ができたそうですが、そうした土地の履歴が何百年か後に大きな災害を起こすことがあり、常日頃から人の健康を損ねたりするのです。

日本の土地の半分がケガレチだとしたら、そこを避けて暮らすというよりは、ケガレチを住みやすい土地に改良して暮らす方法を考えなければならないでしょう。今住んでいる場所がケガレチであろうとも、良い土地にして暮らすためにはどうしたらよいのでしょうか。

住宅建築や地相改良に携わる建築士として、これまでたどってきた方法を上げていきます。

家相をよくする

近代建築家で家相について本を書かれたのは、清家清氏(せいけきよし)で、建築士は江戸時代に整備された家相学を軸に平面プランニングをすることが多いです。「なぜそうなのか」はわからないけれども、住んで見た結果だいたい良いので、長い間その技術がとられているのではないかと思います。

実のところ、建築家と建て主は、一度建ててしまったあと大きなリフォームをする時や大きなクレームがある時までは、住み主の使い勝手や住み心地についてそれほど多くのフィードバックを受けることはないんですね。

というのも建ってしまった住宅や建物はちょっとした直しなどは、わざわざ設計事務所をとおさなくても直接建設会社に言うことが早いわけですから。設計事務所は、建築会社と会った時などに「どういえばあのお宅の床なりを直してきましたよ」などと事後報告されることはあります。

建てる前にたくさんお話をして理想のライフスタイルを実現するために家相からプランニング&設計をしたとしても、その後の経緯を把握できません。その意味で、「家相が有効か」どうかについて一から新築する場合、検証が難しい点があります。

家相についての問題点が明るみに出るのは、リフォームの場合でしょう。10年前に建てたのだが、どうも家族の調子が悪いというような時に「家相はどうなっているか」「だれがどの部屋にいて、どのような状況にあるか」ということを知った時に、家相の威力を体感しやすいです。

ただ、逆に既存宅があり、家相も悪くないような時に影響を受けているであろう地相などは、新築する場合でなければできない技術もあります。



土地の祓い清めをおこなう地鎮祭(じちんさい)

新築物件で、昔は海などの水場だった場所や、田畑があり盛土をした宅地などは、地盤調査を行いたいところです。地盤調査をし、カタい層で建物を支持しなければ、地震等による地盤のゆがみや液状化により家が傾いてしまいます。ボーリング調査をして家を新築すれば、想定される地震などでの倒壊や傾きは免れるでしょう。

地層以外にも問題はあります。土地の登記簿などにも現れない過去には墓地だったとか戦場だったなどの土地の歴史が隠されているかもしれません。村の古老に聞けばわかることもあるかもしれませんが、都会の真ん中ではそこまで調査して土地を手に入れることも少ないでしょう。なにしろ日本の国土の半分は動植物が育たないケガレチなのです。

イヤシロチ、ケガレチちう考えかたは縄文時代からあった知恵であり、その知恵は地鎮祭として今に生かされています。
地鎮祭で祝詞される内容を要約するとこんな風です。

地鎮祭での祝詞の内容
この地を居住地と決め、祓い清めて、竹を立て、しめ縄を巡らせて真榊を立てれば大地主神様(おおとこぬしのおおかみ)、産土神様(うぶすながみ)、豊受大神様(とようけのおおかみ)、くくのちの大神様、たおきほおいの大神、ひこさしりの大神たちが集うと、その御前にて建築主はもうす。

常に神様をまつる建築主が当地を美しく良いところと定めて、家を建てようと設計事務所に依頼し、その家の工事を〇〇工務店に委任してこの吉日に、かんながらの古き例にならい、大神たちを祀って地鎮(とこしずめ)の祀り仕えのため、建築主や家族、工事関係者が集い、御饌・神酒・海の幸・山の幸を清きこころにてまごころこめて献じます。

天の祓い清めの神事(かむわざ)により、この地にありとあらゆるまが事・罪・汚れをくまなく祓い清めたまいて、表層も地下も大地を突き固め、風雨があっても崩れ損なうことなく、地震・洪水にも動くことなく真柱はしっかりとあり、雷にも荒まずに堅く永くしあわせに暮らせますように。

また、工事中のけがもなく、天の采配する美しい設計がみのり関係者・近隣の人々一同、ココロを合わせて家門がながく栄えますように守りめぐみ幸わいたまえと、畏れながらもうす。

祝詞により、建築する人だけでなく、関係者一同の無事をいのり、地域と協力してこの地を弥栄へと導くのですね。

地相が悪いケガレチの場合、地鎮祭や既存住宅で行われる家祓い(やばらい)による、祓い清めの手法が神職により行われています。

■地鎮祭のやりかた

地鎮祭は、新築する場合、工事契約を終えてから、吉日を選んで建築予定の更地(さらち)で行います。地鎮祭当日に、建築会社がテントなど設置して、敷地の四隅に竹を立ててしめ縄張りをします。神職により祭壇が設けられ、敷地の8方位に塩やお神酒をまき、いわう土地を区切り清めます。

そして、住居に住まう家族、建築関係者が「工事中の怪我がないように、末永く栄える家となるように」と大神々にいのります。
工事会社に地鎮祭の依頼もすることもあるでしょう。各神社では地鎮祭の受付をしていて、もちろん建築主自身が依頼することが多いです。玉串料は3万円ぐらいが相場になっています。

ただ、地鎮祭の祝詞のなかにも見られるように、地鎮祭を行うにしてももともと美しい土地であることがいいに決まっています。ケガレチであれば、地鎮祭の前に物理的処置を施しておきたいものです。更地であれば簡単にできることがあります。

地鎮祭の前におこなう物理的処置、ケガレチ対策

ケガレチというのは「何となく気持ちの悪い土地」というものではなく、物理的に電位が弱い場所のことを言います。
原因は、地震大国であり水の国である日本においては、地下断層や地下水脈の移動や汚れ、交差によるものと言われています。その場所を探知する技術をもって地相鑑定士などはケガレチの影響を中和しています。

■地相鑑定によるケガレチ対策

ケガレチ全体を土地改良することは費用も時間もかかりとても大変ですから、土地のツボともいえる場所にピンポイントで施術できることが望ましいです。地相鑑定士は、水脈など原因箇所を突き止め、その入り口にアースパンクチャ―(大地の鍼・ハリ)を施します。流れの方向も特定して施します。

アースパンクチャ―を行う手法は、何も土地だけ有効であるというのではありません。ジオパシックストレスは、地上10階ぐらいでは働くと理論づけています。もちろん複雑にはなりますか。地下断層や地下水脈というのは地下何m~何百mの位置にあり、地上でい来る人やモノのに影響を与えています。

地相鑑定士への鑑定料(アースパンクチャ―も含む)は3万円ぐらいです。

■イヤシロチ化製品を設置する

イヤシロチ化製品は、もともとイヤシロチという言葉を使い始めた楢崎氏が効果的だとしておこなった炭素埋設の工事を、コンパクト化したり改良し進化した製品が販売されています。単品で購入することができ、設置もおくだけだったり指すだけだったりするので簡単です。

ただ、やはり大地のツボに置くことで効果が増大します。

「製品を置くだけ」という点からみれば、インテリア風水にちかいものがありますね。

風水とケガレチの関係

風水の起源はBC1000年ぐらいの中国で、村や宅地の吉凶を、周囲の山や川の位置とか形から占うものとして形作られてきたといいます。

四神相応の地といって、北に山、東に清流、西に道路、南に広く開けた土地の龍穴には良い気が満ちてパワーが宿るという考え方をするようです。

逆に避けたい地形があり、例えば川の流れの外側、T字路の突き当り、水が周囲から流れ込む土地などがあります。地表に現れている風や水の状態によって土地の気の状態を判断するわけですから、家相に言う「鬼門」や方位の意味というものよりもわかりやすいのかもしれません。11世紀になって目に見えない気をはかる、理気風水の分野が発展してきたということです。

楢崎氏の調査では周囲の地形をひろく研究したわけではなく、風水上良い土地がイヤシロチであったかどうかは不明です。ですが、そこにいる人や動植物が良く育成するの出れば、相通じるところがあるのでしょう。

風水は中国で発達し、日本に入ってきた思想であり、中国の現金な国民性がよく納得する手法であることは確かでしょうね。「金色」大好きはべつに中国人ばかりではないですけどね。その意味で風水と家相は、本来は占う目的が違うのでしょう。

目に見える形について、いろいろ講釈があるのも風水本です。

土地の形が悪い場合のアプローチ

いやはや。先代から受け継いだ土地が「なんでこんな複雑なの!?」と半ばイライラしてしまうほどの土地があります。キザギザでボコンと出っ張っていたり欠こんだり。そんな土地は良い土地とはみなされないことが多いですね。

家相的診断で言えば敷地に欠けこみがあるということになり、凶相とみなされます。なぜ欠けこみは凶相なのでしょうか。
土地の構図を法務局でとってくるとその土地の履歴が見えてくることがあります。四角い形でない理由が見えてくるのです。昔は都市計画などせずに家を建てています。しかも、殆どの家庭に自動車が普及してからまだ50年もたっていません。だから、家と家の間の道路は狭く、建ぺい率も決められていない時代ですから人ひとりが通れる公道に面して敷地一杯に家が建っていたりします。なんなら、少しでも広く家を作りたいと、屋根が道路にはみ出ている大胆不敵なケースもありますし。

世代が変わって隣地との境界グイを打とうとするときに「屋根までがこっちの敷地だよね!」となれば、敷地の形がガタガタすることもあるし、街中だと壁をお隣さんと共有していることもあってびっくりします。

都市計画で区画されたり、計画道路に敷地をとられるときなどに等価交換などをすると「変な土地」ができあがったりします。いろいろな人の思惑がこもった土地という事であり、清浄でありにくい土地だと言えます。だから変な形の土地は凶相なんですね。ああ、イライラする。笑

住むとしたらほんとに嫌な土地の一例ですが、これを解決する方法があるのでしょうか。

一般的に言われることは、家と「ギザギザ」「三角地帯」のスキマの敷地に緑地帯を設けるなどが良いとされますが、筆者自身そんな土地に関していろいろ試してみたいと思います。

そもそも古代日本には、縄文時代から土地や家をまもるための決まりはあったようですが、古代の方法を試してみるのも一つですね。



縄文時代のイヤシロチ化スタイルとは

福井県勝山市の三室山の山麓に、三室遺跡という 縄文早期~後期初の遺跡が発掘されました。土器や石斧など遺物のほか、竪穴式住居跡や環状列石の遺構が出土しているそうです。環状列石の一つは、巨石を中心につくられた直径約15mのストーン・サークルで、中心の石は三室山の方に向いていました。住居跡からは離れた場所でみつかり、三室山に関する祭祀場であったのではないかと考えられているそうです。

縄文時代特有の大きな棒状の石を中心に据えた小ぶりのストーン・サークルが、住居跡の床面(屋内)からも発見され、もしかしたら祭壇であったのでかもしれません。

三室遺跡 地図

地形からみれば、三室山の背後、東北方向に白山がそびえていて、遺跡のすぐ東側を九頭竜川が流れている低地に当たる場所に遺跡はあります。
風水的には良い土地とは言えませんが、この場で村人の営みがいまに残っています。ここに十字炭埋という手法が用いられた遺構が発見されています。
南北の磁力線と東西方向にも2列ずつ配置されており、炭素埋設法を長年研究されている伊藤氏によると、地磁気方向を意識して炭埋することで電子を循環させているのではないかとの見方を示されています。※『イヤシロチ化ガイドブック』より出典

縄文人は驚異的な叡智をもっていたということになります。

ホツマツタヱに見られる”ミヤツクリノリ”とは

家づくりに根付いていた古文書の”お宮づくり”

都の置き方、皇が居住しまつりごとを行う宮づくりは、国の一大事であり、詔(みことのり)が発せられました。
宮づくり、都づくりを行った神は大国主神(おおくにぬしのかみ)と讃えられました。

大黒柱(だいこくばしら)とは、昭和までの日本家屋には必ず存在した通し柱ですが、棟上げ式の際には大黒柱の棟部分に、神札が掛けられて天井を貼りました。だから、本来ならば「大国柱」と書くべきところですね。

地鎮祭の祝詞の中にもこの柱のことが宣(の)られています。「つきたてる、もとすえたがわず、まはしらは、なおくただしく、まもりめぐみさきわいたまう」と。

「家相」といっても近代から始まったわけではなく、縄文時代から現代人につづく申し送り物だったのです。

凶方位へ引っ越しはどう対処する手段はある?

家を建てる建築士として家相や地相にはしっかり注意をはらいますが、その家に住まう人にとって、仮住まいや現在地から新居への移動に関して「吉方位」であるかどうかについて意見できる機会は少ないと言えます。

しかし、方位を犯すことはおススメできない挑戦です。まずもって、日本に生まれたことで東北から南西へ流れる国土の形に逆らうことになります。これが鬼門神話の原理になっています。こんな日本神話もあります。神武天皇が朝廷を打ち立てる時に西→東に向かっていきました。しかし難攻不落で苦労したのですが、熊野灘にまわり、東から西に向かって攻撃を仕掛けたらうまくいったのです。その理屈は「昇る太陽に向かっていくのは×、太陽を背にして戦う事で大義が成り立つ」というものでした。中国で発達した風水に「鬼門」は関係ないと言われても、それは日本では通用しないという考えに1票を投じる立場です。

日本で発達した九星気学が示す星の巡りで、その年の歳破、五黄土星がめぐる方位、その対角線上に位置する暗剣殺への移動はタブーとなります。
これにたびたびやられてきた身としては、なんとしてもそこは避けたいのですが、そうもいかないこともありますよね。だから、仮説を立ててそれを試して検証するほかありません。

たびたび方位のタブーを犯してきた身で、イロイロ事件が起きましたが今のところ病気にもなっていなければ死んでもいませんから(苦笑)、なんらかの行動や処置が良かったに違いありません。 しかし、意識的にではなかったので何が良かったのかを検証するには骨が折れますが、まずは仮説を立ててみたいと思います。

■方位の影響を受けない八方除け

例えば2018年は九紫火星が中宮に位置しています。
歳破は、八白土星がめぐる南東方位になります。
五黄殺は、五黄土星がめぐる北方位です。
暗剣殺は、四緑木星の南方位になります。

こうした凶方位や吉方位は、その人の本命で異なる部分がありなかなか吉方位ばかりに移動できるわけではありませんよね。だから、神社などで八方除け祈祷などが行われたり、お守りがいただけたりします。

毎年、方位除けをすると気にすることも少なく、精神衛生上いいのかもしれません。家族が凶方位の海外に旅行に行ったときのことです。日本ほど治安が良いところばかりではないので、家族としては心配もあります。その時は身体守りの御祈祷を受けて、楽しい2カ月ほどを過ごして帰ってきました。

■自分でする凶方位からのシールド方法

仏教では降魔といいますし、神道の世界では祓いといいますが、毎日毎日祓いを行い祝詞のような言霊の周波数で身をシールドする方法があります。人にやってもらうのではなく、自分自身で行えます。ただ、正しい作法がありますし、強い凶意が出た時には大勢で身を守らなければならない場合もあります。バディのように他者と連携することはどんな時も不可欠です。

凶方位に行くときは、人の命運が凶方位にむかうことを促すという法則があるようですから、凶方位では考え方もネガティブになりがちになり、暗い想念に支配されてしまう傾向があります。お守りとなるもの、大地にアーシングできるものを常に身に着けることで取り込まれることを防ぎます。

いずれにせよ、家族で移動する場合は、家族の誰かにとって凶方位にはまることは少なくないでしょう。家族の身を守る心の準備は必要ですね。



その土地に神さまを召喚する

ケガレチとは神様が住まなくなった土地ともいえるかもしれません。楢崎氏の調べた神社は18か所ともイヤシロチであったそうですから。それは裏を返せば、神社があるからイヤシロチになった、とも考えられます。三室遺跡がそのことを物語っています。神様を迎えるにあたり土地改良をして、来ていただ来たのでイヤシロチとなったとも考えられます。

そのように考えるならば、地鎮祭祝詞にあるように、「常日頃から神様をお祀りし」という家であれば、土地の気はよくなるでしょう。その土地にしばらくいてイライラしたり、喧嘩をしたり、落ち込んだりせず、生き生きとしたやる気があふれてくるならばどれはイヤシロチとなっている可能性が高いと思われます。

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