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【古民家移住】仕事を辞めて田舎に暮らす方法、準備、古民家物件探し、手に職、仲間と情報、それから・・・

古民家移住

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古民家再生プロジェクトが日本各地で盛んになってきています。
リノベーションして古民家カフェに生まれ変わったり、古民家民泊はとても人気だそうです。古民家民泊や古民家ゲストハウスが気に入って通ううちに、自分も古民家に住みたいと仕事を辞めても田舎暮らしを求める人も大勢いるのですね。「終の棲家(ついのすみか)」というととても重いひびきですが、古民家にかかわる人を見ていると皆さんとても軽く、風のような人たちだな、という印象でとても素敵です。

そんな「風」の人々があつまる古民家の魅力や、古民家を手に入れる具体的方法などを探ってみました。



「土」の古民家と「風」の仲間たちの不思議な関係

古民家と言っても、ただ古い家というわけではありません。「NPO日本民家再生協会」が定義する古民家とは次のようなもののことを言います。

古民家の定義
・日本伝統の建築構造によって建てられている家屋
・昭和初期ぐらいまでに建てられた家屋(築70年以上)
・人が暮らしていた家屋

日本伝統の建築構造とは、「軸組み工法」というものであり、柱と梁が軸となる主要構造部と、小舞壁(こまいかべ)という割いた竹を格子状に編んだ壁に土塗を施していきます。屋根は基本的に切妻屋根(きつづまやね)か入母屋屋根(いりもややね)で瓦葺きであることが多いです。瓦ぶき屋根は見た目も重厚なものです。昔の庄屋さんとか土地の有力者が建てた立派な家なのです。

土ぬり壁、瓦屋根、煤で黒光りする太い柱と梁・・・。どれをとっても大地にどっしりと根付いた「土」のイメージです。
安定感があるからこそ安心して暮らせるのですから、家が「土や石」でできていることは世界的にも多いです。

ただ、不思議なことに日本の家は風が吹くんです。
障子やふすまで仕切られているからスキマができるのですね(笑)その意味で日本家屋は「土」と「風」がミックスした家と言えます。モチロン台所や囲炉裏などが同じ空間にあるので「火」もあれば「水」もあるわけですが。

障子で仕切られた空間には「風」が吹き、お隣の部屋の息遣いを感じることもできます。プライバシーがないと言って戦後は〇〇DKという寝食分離した文化住宅がもてはやされるようになりましたが、やっぱり人間、小さな個室に閉じ込められると息が詰まるようです。

古民家が居心地が良い理由の一つは「風」が吹く仕切り方にあるようです。「風」のように日本中、世界中を旅し駆け巡りそして、渡り歩くという話題豊富で面白くて、修羅場をくぐりぬけてきた魅力的な人たちが古民家愛好家に多いのはそんなところに理由があるのかもしれません。

「風が吹く家」
古民家には土着的でありつつ風のように地球循環機能をになう可能性も感じます。

まずは、いまある古民家ゲストハウスに泊まってみる、常連になってみる

古民家ゲストハウスに集まる人は、ツアーなどで群れる旅ではなく一人で旅することが好きな人が多いようです。
一人旅のついでに、「あそこへ行けば、私のことを知ってくれている店主がいるし落ち着く」とだんだん常連客になっていきます。そういう場所が旅のいく先々にあれば、一人旅の不安や緊張を解きほぐしとっても安らげるのでしょう。

そして、思うのです。自分もこんなつながりを全国各地の人とつむぐことができたらいいな・・・と。
庭でとれたコメや野菜を食べ、地域の祭りにもどんどん参加し、そこらを行く人々ともあいさつを交わし、おすそ分けしあっこしたりして、子どもはご近所ぐるみで育てる暮らし、昔ながらの田舎暮らしを考え始めます。

そうすると別に嫌じゃないし、好きでしている仕事さえやめてしまってもいい、と思うほどに古民家への憧れが強くなります。いろいろな古民家ゲストハウスや民泊施設に泊まりながら自分の中の古民家暮らしのイメージを固めていくことでしょう。そしていつか仕事を辞めて古民家で暮らしたい。と。

その時に考えるべきは、古民家ぐらしで、今の仕事を止めたらどんな方法で生計を立てていくかということです。
もし古民家ゲストハウスを経営しようと考えるならば、憧れの古民家ゲストハウスの収支を聞いておくことはとても大事です。古民家ゲストハウス一軒で生計を立てるのはとても大変です。だとしたら、どんな収入源が考えられるのでしょうか。

もう、死ぬまでに必要な生活費はためてあるから、悠々自適で・・・という場合以外は仕事を辞める前に考えておく必要があります。



世界中どこにいても、お金を稼げる仕事とは

旅をしながら、旅が仕事になればいいな・・・とトラベルライターとして仕事をする人もいますが、トラベルライターだけで家族のご飯や教育を提供し続けられるひとは数少ないのが現状です。

■暮らしに必要な「手に職」をもつ

旅そのものが仕事になる、というよりは現実的なのは「手に職」を持っている人が全国各地を巡りつつ「手に職」の部分を提供するというあり方でしょう。

例えば、最近知り合ったG氏は内装業者として全国を巡っています。才能あふれる店舗デザイナーであり、食に関してもカフェを切り盛りできるほどの腕前です。ただ、普通の内装業者ではなく「古民家再生内装業者」として、次から次へと全国から仕事が舞い込み、その仕事の合間に近くの古民家カフェで料理を提供するという、離れ業(笑)を行い、田舎のカフェに遠くからもお客さんを呼びこんでいたりします。

G氏は旅をしてそこで生業を行うことができる稀有な道を楽しんでいます。風のように。
おいしいですよ。G氏のお料理は。みんなでわいわい楽しむためのラテン系のお料理でありつつとても繊細なのは、彼が日本人だからでしょう。

G氏の周りには「職人」が集まってきます。「職人」であれば、どこへ行っても引く手あまたです。「ケーキ職人」「左官屋さん」「大工さん」「電気屋さん」「料理人」「エステ」「整体」「美容師」など生活に欠かせない技術を持っていれば旅をしながら生きていくことが可能であり、G氏のありかたはそれを証明しています。

沢山の人と出会いたい、自分が帰れるコミュニティを持ちたいと考える人は、自分自身が汗を流す稼ぎ方、職人がいいと思います。

■投資・権利収入

投資と言ってもイロイロあります。株式投資、不動産投資、仮想通貨、将来性や価値に対する価値投資、金融商品の購入、会員権などの権利収入などいわゆる不労所得と言われる収入があって、趣味として別荘に暮らすように古民家暮らしを楽しむ方法です。週末は古民家別荘で農作業を楽しめたらそれはそれで楽しいでしょう。古民家のオーナーとなって、管理人を雇って日頃の手入れをしてもらい、いつ行っても掃除や草むしりに悩まされることなく快適な古民家暮らしができます。

例えばサラリーマンのうちにマンションや戸建てのオーナーとなり、マンション経営を実践しておくと、古民家オーナーとなった時に、生活費を確保しながら不動産としての古民家経営がうまくいくような気がします。

しかしサラリーマン大家さんになろうと考える人は、最初から古民家を持とうとは思わないでしょうから、人種としてはかけ離れているのかもしれないな・・・もしかしてお金の亡者なのでは!?という不安を抱く人も多いですが、実際は「家族と過ごす自由な時間をもっともちたいから」「時間やノルマに追われないこころにゆとりのある暮らしがしたい」というのが彼らの脱サラ理由であるときけば、動機はお互いににたようなものです。古民家で生活費ぐらいは稼ぎたいと思っているのならば、少し回りみちでも投資のためのマンション経営に取り組むことは無駄ではないはずです。

知人の「サラリーマン大家」さんは、サラリーマン時代にいくつかのマンションや一棟買い、戸建て賃貸を実践し、子育てを夫婦でしたいという希望と、週に3~4日働く暮らしが可能な収益を手に入れてから会社を辞めました。今では、その道のプロとして全国を講演して歩きながら、子育てにも精を出しています。

■アクセスの多いサイトやyou tube(ユーチューブ)インスタグラムなどを運営する

「将来はユーチューバーになりたい」という小学生が増えているとも聞く現在です。ピコ太郎のPPAPの視聴回数は2018年9月27日現在1億3千万回以上になっていますが、広告収入はどれぐらいなのかと調べてみました。
ユーチューブでは一再生あたり、0.01円~0.5円程度の広告料とのことですから、すごいものになりますね。

家の子どもがよく、子ども向けのおもちゃで遊ぶキッズの動画を見ていますが、なんと、ヒットしたものだと再生回数2億回に迫るものがあったりします@@!!「なんで、おもちゃの宣伝みたいなの見るのかな・・・」と日頃苦々しく思っていたのですが、ちゃんと見てみたら、結構おもろいやないかい・・・。子どもたちのキャラもあり、動画加工もありおもしろくできてるわ~。素人がやろうとしても半端ない努力がいりそう・・・。で、収入も半端ない。

もし、古民家再生を行うなら、その会議、工事現場、イベントなどをいちいちユーチューブにアップしていくといいかもしれません。収益につなげるにはそれ相応の努力が必要でしょうが、記録に取る意味でも上げる意味はありそうです。加工しないで上げるだけならそれほど難しい作業はいりませんしね。

文章を2,000文字ほど書いて載せるということが嫌いでなければ、サイト経営で広告収入をえることも可能です。

■古民家に付加価値をつけるグッズを販売する

古民家を再生する事業を進める中で、いろいろな設備を整える必要も出てきます。
例えば山の中の一軒家の場合は、汚水処理をどうしているのか、水はどうやって供給されているのかなど、ライフラインについて不備なところを現代の技術でどうやって補っていくのかという知恵や情報が必要になることも多いでしょう。

それは多くの古民家オーナーや古民家オーナーの卵さんにとって共通の悩みのはずです。
耕作地は長年放置されていると、作物を作るのにふさわしい土地にするまで手間ひまがかかります。そういった時の対策情報があれば、全国にいる同志の役にも立つでしょう。自らが歩んだ道は、他の人への教科書になります。

やり方だけではなく、今は最先端技術でいろんなことが可能になっています。
汚れた水を飲み水にする物質、くたびれた土地を滋養ある大地へと簡単に土地改良する優れモノが世の中には出回っていますし、電力発電や蓄電の技術だって利用しつつ、エネルギーや資源でさえ自給自足が可能です。持続可能なエネルギーについてどのような取り組みを行ったかというモデルケースとなれば、その古民家で使用したグッズなどの販売店とすることだって可能です。

いかがでしょうか。
自分にも生み出せそうな収入源は見つかったでしょうか。ワクワクしてきたら、実際に自分手に入れたい場所で古民家を探しましょう。



古民家物件の見方

古民家は、基本的に今の建築基準法に適合しません。耐震基準がなかった時代に建てられたのですから、現代の技術と工法により規定された耐震基準を満たそうとした場合、古民家としての美観を損なうケースだってあります。

ということは、古民家は古民家のまま、住宅として使用し続ける以外の用途にした場合、建築許可が必要となり、そうした場合、建築法規的に不可能になる場合が殆どです。

つまり、現在のまま、悪いところは直したり補強したりして使い続けるしかないので、地震が来たからと言ってすぐに壊れたり、台風にさらされて屋根が飛んだりするような物件では、リスクが高いと言えます。

長年風雨に耐えてきたんだから大丈夫ともいえるし、素材の経年劣化による耐用年数という見方もありますから。

既存住宅のインスペクション(住宅診断)技術で測れるところもあるし、計り知れないところもあります。古民家再生を専門に行う業者などに相談しながらリフォームの範囲など決めていきたいところですね。ただし、必ず複数の業者に相談しましょう。ただ、手に入れる前の物件を調査してくれる業者さんがいるかどうかは不明です。

古民家物件を取り扱う不動産屋さんが古民家の強度、その他不具合などについてどれぐらい情報を得ているかということはしっかり聞いて確かめておきたいです。

今の時代、古民家といえないまでも空き家はたくさんあります。表面的に見える雨漏りの跡や、虫食いの跡、土台のひび割れなど見逃さないようにしなければ後悔することになります。

古民家に集まる仲間たち、そして神々

古民家を再生して、集まったら楽しいだろうな・・・
そんな夢をもって、古民家の田舎暮らしに取り組む人が多いと思われます。

知り合いの場合、ある古民家を介在してそこをどう活用するか、ということをテーマにして古民家に興味ある人たちが集まってきました。そこで勉強会を開いたり、月見イベントや、マラソンイベントなど開いて人を集め、古民家に興味を持ってもらおうということを始めました。

そんな中から「古民家」をキーワードにつながりができ初め、そこの管理人となるであろう人がでてきました。そうすると、管理人にパートナーができ、古民家で暮らすという、継続運営するための核が生まれてきました。管理人となってそこに暮らしたいとは思うけれども、やっぱり一人では不安だったと語り、パートナーの存在で古民家暮らしへの思いが具体性を帯びてきたようです。

ある家族は、もともと古民家に暮らすつもりもなかったそうですが、その土地への移住は地域の人に喜ばれ歓迎されたし、あれよあれよと予算通りで、必要な土地や古民家が手に入り現在絶賛リフォーム中というお宅を見せてもらいました。

200坪はあろうかという土地に建った古民家を1,500万円で手に入れ、1,000万円かけてリフォームするのだそうです。
当時マンション暮らしだった子どもたちは「お化け屋敷みたい・・・」と言っていたそうですが、今や樹齢70年の立派なシュロがある庭や、秘密基地みたいな家がお気に入りのご様子でした。

お話を聞くと、この家を手に入れてから「あれが欲しいな」「こういう人がいたらな」ということが次々と思った翌日に叶ったり、大変な奇跡が起きているようにも感じているそうです。土地の神様が大喜びでこの家族を歓迎していて、おーい祭りだぞー!!と勢ぞろいしている様子をイメージしてしまいましたよ。おもわず。

オシャレに変貌する古民家ができてくるのを見るのはとても楽しみなことですね。

家を手に入れると、どうしても家に縛られてしまう感覚は誰にでもあります。けれども、知り合いの古民家同士がつながれば、移動しあうことも楽しくなります。風のように軽やかに生きる。それを実現するのが、現代住宅ではできない大きな古民家でシェアする暮らし方なのかもしれません。だって、そもそも昔は居候やお手伝いさんとか、弟子や丁稚の人が一緒にワイワイ暮らしていたんですもんね。

(画像はリフォーム中の古民家)

 

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