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平野歩夢選手~”銀でゴメン”涙のサムライからの贈り物【2018年平昌メダリストの風景】


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2018年韓国の平昌オリンピックはメダル13個という日本の冬季オリンピック史上最多のメダルを獲得しました。
各選手の血のにじむような努力と、勝利をとりに行く決意と、ファンも含めて選手をささえる環境のすべてが栄光の道へとつながったのだと思います。
選手にまつわるメダルへの道を作ったものは何だったのかについて「ことのまにまに。」の視点で調べます。

今回はスノーボード男子ハーフパイプで銀メダルを獲得した平野歩夢選手にスポットを当てていきます。



平野歩夢(ひらのあゆむ)選手のプロフィール

誕生日/1998年11月29日生まれ(19歳)
出身地/新潟県村上市
身長/160㎝
所属/木下グループ/日本大学スポーツ科学部
家族/父 平野英功(ひでのり)さん、母冨美子さん、兄英樹(えいじゅ)選手、弟海祝(かいしゅう)選手
スケートを始めたきっかけ/3つ上の兄の影響でスケートボードとスノーボードを始めた
星座/いて座

2003年ごろ/福島の会津高原南郷スキー場や山形県の横根スキー場でスノーボードを始める
2007年ごろ/スノーボードメーカーのバートンと契約
2011年/全米オープンジュニアジャムで優勝、全米オープンストラットン大会の決勝に進出し13位
2012年/全米オープンジュニアジャム連覇
2013年/1月 XGames(エクストリームゲームス、様々なスポーツを集め春夏に行われる競技大会)で最年少銀メダル
2月 欧州オープンスイスラークス大会で優勝
8月 W杯ニュージーランド大会優勝、TTRワールドスノーボードツアーハーフパイプ(HP)部門で年間王者に
2014年度/ソチオリンピック銀メダル最年少記録(15歳74日)
欧州オープン2位、全米オープン3位、ワールドスノーボードツアープロシリーズ男子HP部門年間王者
2015年度/ウィンターヂューツアー2位、LAAXオープンに招待選手として出場し優勝、オスロXGames初優勝
2016年度/飲酒騒動の調査で活動休止を余儀なくされる。全米オープンで靱帯損傷と腹部強打で肝臓を傷める大けが
17年2月木下グループと所属契約、日本大学入学
2017年度/18年1月XGames金メダル、18年2月平昌オリンピック二大会連続銀メダル

平野歩夢選手、強さの秘密は”恐怖”との付き合い方にあった!

「歩夢には”頑張れ”ということばをかけたことがない」
「息子たちは私の夢」
という父・英功さん。
銀と分かった時、その場に座り込んで目を伏せた歩夢選手のキモチが痛いほど伝わってきます。

しかし父は二回連続銀メダルことをこう言い切ります。
「同じ銀でも、ソチの銀とこの銀は全く別のもの」と。

さかのぼる2017年3月の全米オープンで、歩夢選手は選手生命どころか命に係わるほどの大けがを追っています。
左膝の靱帯損傷と、腹部強打による肝臓損傷を負い、練習が再会できたのは5月。
その時には「(滑れる)自信がもてない」と言っています。「周りの人が”大丈夫”というけれど、いや、大丈夫じゃないし!」と聞く耳もなかったと。
けれども、8月には感覚がよみがえってくるのを感じはじめます。

自信が持てないところから、ジャンプ台へと足を進めるまで、そして感覚がよみがえるまで朝もひるもご飯の時も父は、息子とのコミュニケーションをとってサポートしていました。

その父へ、何よりも「自分のことを大切に思ってくれる人が、ただそこにいてくれたことがありがたかった」と歩夢選手は言っています。
心が癒されていく、満たされていくとケガ癒され、恐怖心とも向き合えるようになっていくということなのでしょう。

大けがをして入院したアメリカの病院で「あと1センチずれて居たら死んでたよ」「失敗したら死ぬよ」とさんざん言われたそうです。
そういうこともあり、ケガから復帰してオリンピックシーズンに本格的に入った時にも祈りながら滑るのだそうです。

金メダルを取ったXGamesで、史上初連続縦2回転+横4回転を飛んだ時も恐怖の中にいたと言います。
「頼むから死なないでくれ!!」と自ら祈って飛んでいたと。

そもそも技的には世界の限界に来ていて、これ以上のものを望めば死しかないとも言っています。
そのような中でも「びたっとくる着地の感覚」がよければ、体は動いてしまう。練習は一切していなくても本番で成功させてしまうのです。
成功の理由は、「怪我の経験」であるといいます。あの技(連続縦2回転+横4回転)は、怪我がなければできなかった技だった。

大けがに際して父はコメントしています。
「意味のあるものをみつけるための怪我」と。

答えるように息子は「あの怪我が考える時間を与えてくれた。」「怪我がなければ飛ぶことはできなかっただろう。」飛ぶイメージを構築できなければカラダは動かなかったと。
アスリートにはイメージトレーニングが大事だと聞きますが、まさに怪我がその時間を与えてくれたというのです。
イメージしたことをそのまま表現してしまう、それが平野歩夢選手なのですね。

オリンピックの際、直前に16歳の戸塚選手が怪我をして棄権となったときにも、全米での転倒のことが頭をよぎったと言います。
不安が浮かんできたが、覚悟を決めてスタートしたことをあかしています。

なんというスポーツなのでしょう。

「武士道とは死ぬこととみつけたり」(『葉隠』)というその言葉が今もこうして生きている、、、。

平野歩夢選手のハープパイプ

今だ誰もなしていない技を繰り出す歩夢選手ですが、そのハーフパイプのエアー感、パイプ内でのランディングなどに無駄が一切なくベーススキルが高いことが持ち味だと専門家は言います。見た者に爽快感と感動を与えるハーフパイプなのですね。

この世界で技術的には天井が来ているとも言っています。
その先にどのようなパフォーマンスに変化していくのでしょうか。
永遠のライバル・・・といっても年齢差12歳という王者ショーン・ホワイトの後を継ぐであろう歩夢選手が、その精神力や軽やかさによって、今後ハープパイプにどのような世界を見せてくれるのかはとても楽しみです。

平野歩夢選手が勝利の女神に愛されるワケ

サーフィンが好きで公務員という安定職をけってまで海にいたという父英功さんですが、長男の英樹選手が海でおぼれてから、子どもたちはスケートボードで遊ぶようになったそうです。

その子どもたちのために800万円の借金をしてスケートパークを作り、運営を始めたといいます。
「子どもたちは自分の夢」であり、全力で息子をサポートする家族の姿が見えてきます。

生まれて数年で自分が命を懸けるものに巡り合い、育てていく機会を与えられたことを誰よりも強く感じているのが歩夢選手です。
幼いころはお金を節約するために遠征のときは1週間車で寝泊まりしたこともあったそうです。
10歳でスポンサー契約をとり、世界を転戦できるのは、家族あっての事だと知っているのですね。

歩夢選手がクレバーであり、命がけで取り組んでいる姿から感動した女神さまが愛さないわけはありません。
歩夢選手が大けがから立ち直った経験が、戸塚選手や、後を追ってくるジュニアチャンピオンにもなった弟、海祝選手らにも大きな勇気と影響を与え続けることでしょう。

ああ。
ただ、母親から見たら耐えられませんね~。
お母様のご苦労をお察しします。



いて座の平野歩夢選手

羽生選手と同じいて座ですね。いて座の中でもより火星の影響を強く受けているのが平野歩夢選手です。
歩夢選手の「火星」は「海王星」とタイトな角度を作っています。
「海王星」というと、理想、空想、幻想など夢想の世界を統べています。「名は体を表す」とはよく言ったものです。
歩夢選手の「夢」の字は歩夢選手を強くサポートしています。

「歩」という字もとてもすばらしいです。「夢」だけでは「夢」に終わりますが、大地に足をつけて歩くことができる人なのです。
おそらくは「歩」きかたとして「火星」的なのです。攻撃的で、自分の勇気そのものを試そうとするわけです。

「火星」と「海王星」が「太陽」と強くかかわりあっているので、幼いころから頭角を現せたと言えます。

(画像出典:NHK)

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