2018年本屋大賞が決まりました。
『かがみの孤城』辻村深月著
※本屋大賞とは、全国の書店員が売りたいと思う本を投票したものです。
ノミネート作品は漫画化、映画化、ドラマ化などされるケースも多く注目の作品となります。
10作品とアマゾン等での紹介文と一緒にご紹介します。
目次 Contents
伊坂幸太郎著『AXアックス』
最強の殺し屋は恐妻家。娯楽小説の最高峰。
「兜」は超一流の殺し屋だが、家では妻に頭が上がらない。一人息子の克巳もあきれるほどだ。
兜がこの仕事を辞めたい、と考えはじめたのは、克巳が生まれた頃だった。
引退に必要な金を稼ぐため、仕方なく仕事を続けていたある日、爆弾職人を軽々と始末した兜は、意外な人物から襲撃を受ける。こんな物騒な仕事をしていることは、家族はもちろん、知らない。
出版社/KADOKAWA
辻村深月著『かがみの孤城』
あなたを、助けたい。
学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。そこにはちょうどこころと似た境遇の7人が集められていた―― なぜこの7人が、なぜこの場所に。すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。 生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。一気読み必至の著者最高傑作
出版社/ポプラ社
小川糸著『キラキラ共和国』
ツバキ文具店は、今日も大繁盛です。夫からの詫び状、憧れの文豪からの葉書、大切な人への最後の手紙…。伝えたい思い、聞きたかった言葉、承ります。ドラマ化されて人気を博した『ツバキ文具店』待望の続編。
出版社/幻冬舎
知念実希人著『崩れる脳を抱きしめて』
広島から神奈川の病院に実習に来た研修医の碓氷は、脳腫瘍を患う女性・ユカリと出会う。
外の世界に怯えるユカリと、過去に苛まれる碓氷。心に傷をもつふたりは次第に心を通わせていく。実習を終え広島に帰った
碓氷に、ユカリの死の知らせが届く――。
出版社/実業之日本社
今村昌弘著『屍人荘の殺人』
神紅大学ミステリ愛好会の葉村譲と会長の明智恭介は、曰くつきの映画研究部の夏合宿に加わるため、同じ大学の探偵少女、剣崎比留子と共にペンション紫湛荘を訪ねた。
合宿一日目の夜、映研のメンバーたちは肝試しに出かけるが、想像しえなかった事態に遭遇し紫湛荘に立て籠もりを余儀なくされる。
緊張と混乱の一夜が明け――。部員の一人が密室で惨殺死体となって発見される。しかしそれは連続殺人の幕開けに過ぎなかった……!!
出版社/東京創元社
塩田武士著『騙し絵の牙』
大手出版社で雑誌編集長を務める速水。誰もが彼の言動に惹かれてしまう魅力的な男だ。
ある夜、上司の相沢から自身の雑誌の廃刊を匂わされたことをきっかけに、速水は組織に翻弄されていく。
すると次第に彼の異常なほどの“執念”が浮かび上がってきて……。
斜陽の一途を辿る出版界で牙を剥いた男が、業界全体にメスを入れる!
出版社/KADOKAWA
原田マハ著『たゆたえども沈まず』
「誰もが知るゴッホの悲しい生涯を思うとき、この作品をいまの私たちが美術館に足を運びさえすれば見ることができるのは、本当に奇跡としか言えません。そのことに勇気づけられて、この作品を書くことができました」週刊文春編集部のインタビューに応えて。
出版社/幻冬舎
柚月裕子『盤上の向日葵』
さいたま市天木山山中で発見された白骨死体。唯一残された手がかりは初代菊水月作の名駒のみ。それから4ヶ月、叩き上げ刑事・石破と、かつて将棋を志した若手刑事・佐野は真冬の天童市に降り立つ。向かう先は、世紀の一戦が行われようとしている竜昇戦会場。果たしてその先で二人が目撃したものとは! ?
出版社/中央公論社
村山早紀著『百貨の魔法』
時代の波に抗しきれず、「閉店が近いのでは?」と噂が飛び交う星野百貨店。エレベーターガール、新人コンシェルジュ、宝飾品売り場のフロアマネージャー、テナントのスタッフ、創業者の一族らが、それぞれの立場で街の人びとに愛されてきたデパートを守ろうと、今日も売り場に立ちつづける―。百貨店で働く人たちと館内に住むと噂される「白い猫」が織りなす、魔法のような物語!
出版社/ポプラ社
今村夏子著『星の子』
林ちひろは中学3年生。出生直後から病弱だったちひろを救いたい一心で、両親は「あやしい宗教」にのめり込んでいき、その信仰は少しずつ家族を崩壊させていく。
出版社/朝日新聞社
2018年4月10日本屋大賞発表
これからの予定は、2月12日に翻訳小説部門の投票締め切りがあり、最終的に本屋大賞として4月10日に発表となります。
ドラマ化必至でしょう!と思われる本もたくさん挙げられていますね。
個人的趣味としては痛快ドラマになりそうな『AX』とか、大好きだった『ツバキ文具店』の続編は見てみたい。
『百貨の魔法』も期待できるかも。
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