近年人気となっている資格の一つに「カラーコーディネーター」という資格があります。色の性質・特性など、色彩の知識を身につけ、色の持つ効果をビジネスシーンに活かし、 仕事に役立つ実践的な色彩の知識をもってファッション業界、インテリア業界など多くの業種で活躍するカラーの専門家です。ファッション色彩においては個人のパーソナルカラーを身に着ける洋服に生かしてビジネスを加速したり、生き生きと元気にしたりする効果をあげます。
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パーソナルカラーを身に着けると”魔法”がおきる
パーソナルカラーは、アメリカで誕生した「自分に似合う色」で、1984年には日本にも上陸し、ファッションの新分野として取り上げられるようになりました。パーソナルカラーとは、その人が生まれ持った肌、瞳、髪の色に調和して自分を美しく見せてくれる色であり、似合う色を身につけたとき、顔色がイキイキと元気に華やかに見えます。その効果は見た目の美しさだけでなく、内面的にも大きな効果を与えることがわかったそうです。
20世紀半ばのアメリカでカラーコンサルティングを職業とする人が登場しました。当時のアメリカ大統領であったケネディが、ニクソンと選挙で争った時代。当時のアメリカでは、テレビという新しい媒体が各家庭に入り、ケネディ陣営はテレビが人々に与える印象を重要視し、パーソナルカラーを活用したのです。ケネディの持つ若々しく力強いイメージを引き立たせたパーソナルカラーは、テレビ画面を通じて広くアピールされ、人々を魅了しました。その後、ケネディが選挙戦にパーソナルカラーリストを登用した、というニュースが伝わり、パーソナルカラーという言葉は一躍有名になったということです。その後も歴代アメリカ大統領夫妻の身に着ける洋服の色やデザインによるイメージ戦術は定番になっていきました。
どんな人にも魅力的にみせる「パーソナルカラー」があるのです。そして、その色を身に着けたとたん人が注目し、耳を傾け、必ず褒めてくれるというのです。不思議な自信が生まれるのかもしれません。
人は何かしら身に着けているものであり、洋服を買ったことがない人は一人もいないでしょうから、パーソナルカラーを身に着ければより良いパフォーマンスができそうです。
カラーコーディネーターなど専門家の選び方
日本では高度成長期の終盤、バブル前夜にパーソナルカラーの概念が輸入されました。もともと四季折々の色彩に関する感性が発達した日本では、同時にカラーに関する資格、検定、講座がたくさん生まれ、カラーの専門家も増えてきているといえます。カラーセラピーとしては「オーラソーマ」や「TCカラーセラピー」のような色彩療法の部類、ビジネス上でパーソナルナイメージ戦略を策定するカラーコーディネーターやイメージコンサルタントなどがあり、認定団体は東京商工会議所、日本カラリスト協会、世界標準のカラーシステムを採用する国際カラーデザイン協会、海外のコンサルティング会社などの窓口が開かれています。
多くの「専門家」といわれる人の中から、自分の要望に合う人をどのように見つければいいのでしょうか。
要望別、専門家の選び方
〇VIP・エグゼクティブのブランディング
VIP・エグゼクティブがそのいでたちによりブランディングとなるイメージ戦略を手伝ってくれるのは「イメージコンサルタント」や百戦錬磨の「カラーコーディネーター」です。いずれにしても、確固たる実績とその人となり、専門家自身のカラーに対する考え方や仕事への姿勢に自分が合うかどうかも重要です。というのも、イメージコンサルティングは自分が社会の中でどのように立ち向かうかを決めることであり、人生そのものを表現するものであってほしいからです。その専門家の実績や、クライアントがだれか。ブログ等があれば熟読し人となりを参考にできます。体験コースなどが設置されていたらぜひ実際にあってから依頼することが大切かと思います。
〇アパレル店長として適格なアドバイスをお客様に行い売り上げをUPしたい
「イメージコンサルタント」や「カラーコーディネーター」「パーソナルスタイリスト」「骨格診断」などパーソナルカラーの知識と骨格に似合う洋服のスタイルの知識があることで、他のお店との差別化やお客様が定着する要因になり強みになるでしょう。
〇マンションのリノベーション会社社員のスキルアップ
マンションを高く購入していただくためのインテリア、カラーの知識は「カラーコーディネーター」「インテリアコーディネーター」で身につきます。一味違う提案力をもつ強みになります。
〇仕事用のイメージキャラを作りたい
「イメージコンサルタント」「パーソナルスタイリスト」でしょうか。といってもヘアスタイルやトータルコーディネートまでおこなうカラーコーディネーターもいるので肩書だけではわからない面も多いです。
〇本来の自分を発揮して飛躍したい
「カラーセラピー」により現在の自分の課題や自分の本質が表れてきます。パーソナルカラー診断技術の他に心理カウンセラーやメンタルトレーナーなどの専門家であれば、本来の自分が魂の奥から輝きだすアドバイスとなります。
担当する専門家のプロフィールを知る
担当する専門家が「イメージコンサルタント」であれ「カラーコーディネーター」であれ、自分のすべてを丸裸にして本質を見極めてもらう覚悟が必要です。それぐらい「人間の本質」によりそうお仕事だと、筆者自身がサービスを受けた経験から感じています。自分に合わない服装、自分に合わない色を身に着けることは、悪くすれば心身を病んでしまうこともあるぐらいものすごいダメージを受けるといいますから、専門家に命を預けるようなものなのですね。そういう意味では医者と同じです。
また自分のビジネスブランディングを任せるということはビジネスパートナーでもあるわけですから、パートナーのプロフィールぐらいは知っておきたいですね。担当医師のプロフィールを事細かに聞くこともそう多くはないですが、風評を聞く機会は「イメージコンサルタント」や「カラーコーディネーター」よりは圧倒的に多いはずです。情報が少ない中で真のパートナーを選ぶためにはよく調べておく方が良いです。
本の著者であれば、本にその人となりは現れますしプロフィールも公開されています。ブログ等を解説している人であればそちらでも横顔を知ることができます。要望別の依頼先を先述しましたが、要望というものは千差万別です。自分の感覚にフィットする実力ある人を見つけるしかありません。
間違いのない「カラーコーディネーター」の選び方
カラーコーディネートは占いではありません。けれども自分の本質が肌色や目の色、髪の色に現れ出てくるのの読み取りには個人差が出てしまうようです。医師にも見立て違いが起きるように、カラーにも見立て違いはざらに起きると言います。周囲にも増えてきたカラーの専門家ですが、間違いない選び方はあるのでしょうか。
〇その人がその肩書で生計を立てているか?
副業として行っている場合や他の副業を持っている場合は、実力を見極める必要があります。「創業したての新進気鋭」ということもありますから、一概にダメとは言えませんが。
〇実績や仕事の成果画像をHPなどに出しているか
実績である程度その方の方向性などが見えます。
〇信念をもち、しっかりした人生構築ができる人物か
経済的に弱かったり、自分自身が半分病気のような方の場合、他人のものであれ人生構築ともいえる「ブランディング」ができるとは思えません。そうしたスタンスは著作やブログなどで垣間見ることができます。
筆者が依頼したカラーコーディネーターの後藤さんは上記のすべてに耐えうる抜群の信頼度です。彼女の場合人間に対する関心度が深く、心理カウンセラーなどの資格も持ち合わせているので、より深い洞察からその人からあふれ出す輝きを導くことができるのです。よろしければ著書で彼女の心意気に触れてみてください。下の画像から購入できます。
イメージコンサルティング、カラーコーディネートを依頼する方法
「イメージコンサルタント」「カラーコーディネーター」「パーソナルスタイリスト」「骨格診断」など、受けたいサービスのプロを養成するスクールに資格取得者や認定者が地域別に掲載されている場合があります。そうしたところからたどっていき、その人がどのような仕事ぶりかを調べていく方法が一般的でしょう。ただ、そうしたところに載っていない専門家もいます。
実際にコンサルティングを受けた人に紹介してもらうのも確実性が高い方法です。
例えば筆者がカラーコーディネートを受けた後藤さんに依頼する手順をお知らせしておきます。
「後藤妙子」で検索→トップにHPが表示されます。そのほか必要なサービスを「イメージコンサルタント 愛知」などで検索するといくつかヒットします。
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サービスの概要を調べます。いくつかのサイトを比較してみます。体験者の感想などがあれば読んでみましょう。無料サービスやモニターが募集されている場合もあります。わかりやすい場所にバナーなどないか調べてみましょう。
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サービス内容の下方に申込フォームがあります。紹介者や紹介サイトの名を記しておくと「クライアントの筋」が相手に伝わりよりスムーズにコミュニケーションが取れます。マージンなどは発生しませんからご安心を(笑)
服の色で損する人飛躍する人
筆者の好きな色は「ロイヤルブルー」と「シャンパンゴールド」です。けれども、パーソナルカラーは「オータム」「オータム」「オータム」で、予想した通りの結果でした。しかしながらパーソナルカラーを全く生かしていませんで、好きな色を身に着けることが多かったのです。カラーコーディネートにはそういう行為を止めるように教育されます。後藤さんのサービスには「ショッピングエスコート」なるものがありますが、どうしても自分流の着こなしから抜けだ出ないところを打ち破って飛躍するには必要なサービスだと実感しています。着ている服は自分を表現するペルソナですから、飛躍したい人、自分の殻を打つ破りたい人、本当の自分を生きたい人は試してみる価値ありです。
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