2018年韓国の平昌オリンピックはメダル13個という日本の冬季オリンピック史上最多のメダルを獲得しました。
各選手の血のにじむような努力と、勝利をとりに行く決意と、ファンも含めて選手をささえる環境のすべてが栄光の道へとつながったのだと思います。
選手にまつわるメダルへの道を作ったものは何だったのかについて「ことのまにまに。」の視点で調べます。
今回は女子ジャンプで4年前のソチオリンピックから二回連続出場で銅メダルを獲得した高梨沙羅(たかぎさら)選手にスポットを当てます。
目次 Contents
高梨沙羅(たかなしさら)選手のプロフィール
誕生日/1996年10月8日生まれ(21歳)
出身地/北海道上川郡上川町
身長/152㎝
所属/クラレ//日本体育大学
ジャンプを始めたきっかけ/父と兄が元ジャンプ選手であった
星座/てんびん座
2003年ごろ/アルペン用スキーでジャンプを始める
2008年度/9年3月スキージャンプコンチネンタル杯蔵王大会、初出場19位
2009年度/10年3月蔵王大会3位入賞
2010年度/11年2月コンチネンタル杯オーストリアラムサウ大会で史上最年少優勝、世界選手権ノルウェーオスロ大会初出場6位
2011年度/11月コンチネンタル杯フィンランドロヴェニエミ大会通算三勝目、12年1月ワールドカップ第三選で2位、ユースオリンピックインスブルック大会優勝、2月ジュニア世界選手権トルコエルズルム大会個人、団体2冠、ワールドカップ蔵王大会日本人女子として初優勝、ワールドカップシーズン個人総合3位
2012年度/ワールドカップノルウェーリレハンメル大会をはじめ14戦中8勝を上げてワールドカップ史上最年少(16歳4か月)個人総合優勝、イタリア世界選手権個人2位、団体金メダル
2013年度/クラレと所属契約。14年1月ワールドカップ第9戦で17勝目を挙げて日本男女を通じて歴代最多勝利記録樹立、2月第12戦で通算18勝目を挙げ女子ジャンプシーズン最多勝を上げた。ソチオリンピックでは2回目のジャンプで失敗し4位、3月ワールドカップ14戦で通算20勝目をあげて、個人総合で連覇を決めた、14年3月日本体育大学の飛び入学試験に合格
2014年度/15年2月世界選手権4位、混合団体3位、ワールドカップ個人総合2位
2015年度/2月ワールドカップ個人総合優勝
2016年度/ワールドカップ17戦目に個人総合優勝を決める
2017年度/ワールドカップ総合3位で迎えた平昌オリンピックで3位、最終的にワールドカップは個人総合4位
高梨沙羅選手はなぜ注目を浴び続けるのか?
14歳でコンチネンタル杯優勝してから世界で注目され始め、16歳でワールドカップ史上最年少優勝をし、優勝回数は断トツの53回(2018年1月時点)を数えています。世界での立ち位置を客観的に見てみましょう。(出典元:WIKI)
女子シーズンTOP3
2011年度/1位サラ・ヘンドリクソン、2位ダニエラ・イラシュコ、3位高梨沙羅
2012年度/1位高梨沙羅、2位サラ・ヘンドリクソン、3位コリン・マテル
2013年度/1位高梨沙羅、2位カリーナ・フォークト、3位伊藤有希
2014年度/1位ダニエラ・イラシュコ、2位高梨沙羅、3位カリーナ・フォークト
2015年度/1位高梨沙羅、2位ダニエラ・イラシュコ、3位マヤ・ブティッツ
2016年度/1位高梨沙羅、2位伊藤有希、3位マーレン・ルンビ
女子ワールドカップ通算勝利
1.高梨沙羅 53勝
2.サラ・ヘンドリクソン、ダニエラ・イラシュコ 13勝
4.マーレン・ルンビ 11勝
5.伊藤有希 5勝
6.カタリナ・アルトハウス 3勝
7.コリン・マテル、カリーナフォークト 2勝 (2018年1月28日時点)
女子ワールドカップ表彰台登壇回数
1.高梨沙羅 85回
2.ダニエラ・イラシュコ 43回
3.マーレン・ルンビ 26回
4.サラ・ヘンドリクソン 25回
5.伊藤有希 20回
6.カリーナ・フォークト 19回
7.ジャクリーン・ザイフリーツベルガー 14回 (2018年1月28日時点)
圧巻に、ダントツに、絶対王者は「高梨沙羅」
そう言えるような成績ではありませんか。注目されるのは、「強いから」です。
でも、なぜかオリンピックで金メダルを取れないと言われてしまいます。
14歳のころ、同じ競技者として参戦していた18歳の兄は「こんなに努力する14歳は見たことがない。」とコメントするほどの努力家だと言っています。
コーチでもある父から「将来のことを考えて大学は卒業すること」を決めていたこと。そして、そのために早く高校卒業資格をとろうと頑張り1年で取得してしまいます。そして飛び級で日体大入学試験に合格するのです。
集中力が半端ない!目的を達成するためのコツコツ努力がとんでもなくスゴいんですね。
普段の立ち振る舞いからも、まじめで礼儀正しく、勉強させていただきますという姿勢を崩すのを見たことがありません。
メイクにもまじめに取り組んで心のスイッチを作り、金メダルにふさわしい器になろうとベンツにも乗っています。
高梨沙羅選手が女神に愛されるワケ
高木沙羅選手のように、まじめで礼儀正しいシスターのように誠実な性格の人を女神さまは大好きだろうとは思います。
完璧主義なのに、弱みを人に見せられる人だとおもいますし。
「お母さんがいなければソチオリンピックを終えた時にやめていたかもしれない」というほど頼りにしているお母さんの口からは「私にも遠慮するような気づかいをする子なので」ともっともっと心にため込んでいるものを吐き出してくれれば楽になるだろうに、という言葉がでていました。
まさにそこが女神さまの言いたい事なのかも・・・と思えます。
「もっと愛したいのに愛させてくれない。」
それほどにけなげで、いつでもそばにいて見守りたい、と女神は思うのではないでしょうか。
多くのファンがそう思うように。
てんびん座の高梨沙羅選手
てんびん座はバランシングの星座です。全てがバランスよくまとまって美しい姿を愛する星座です。
その支配星は金星です。その金星が高梨沙羅選手の大事な星のようです。
「天王星」と「土星」が「金星」をポイントにしたヨッドを作っています。ヨッドというのは宿命のアスペクトと言われ、逃れられない宿命を負っていると言われています。
もう少し肩の力を抜いてもいいのでは・・・?というほどの礼儀正しさはここから来ているのかと。
そして、アスリートの星「火星」は「太陽」をしっかりサポートしていますね!
(画像出典:NHK)
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