2019年2月4日立春は、この一年が始まる節入りとなります。その日節分祭が多くの神社・寺院で行われます。この一年は「時代が変わる」ともいわれますが、まさに日本では天皇が代変わりします。
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年に一度の己亥(つちのとい)の2019年に何が起きる?
天体では木星が2018年11月8日に“マイホーム”であるいて座に帰り、約一年間滞在します。そして発展・繁栄の力を最大限に発揮すると言われています。人を引き上げてくれる貴人との出会いや結婚にも威力を発揮し幸運がもたらされます。今上天皇・皇后のご成婚されたのはちょうど60年前の己亥の1959年なのです。
しかし、物事は反転してバランスを取ろうとします。同じ力で負の力、弱点が表立って現れることもあるのです。戦後最大の災害として大きな爪痕を日本に残した伊勢湾台風は、1959年9月26日18時ごろ日本に上陸したのです。
負の力を補い、最大幸運を呼ぶ一年とするために
すべての物事は五行のバランスのもとに成り立っているといわれています。「木」「火」「土」「金」「水」それぞれに「陰」と「陽」の働きがあり、コヨミに配置されます。己とは「土性の陰」で、多くの実りをもたらす田畑です。己の定位置は二黒土星で南西方位にあり、泥臭く田を耕して富を蓄えます。不相応に発展しすぎて嫉妬を買ったり、泥棒に狙われたり、おごりが出て災害に遭い被害が拡大することもあり得ます。
亥年の定位置は六白金星で北東にあります。「己亥」とは六白の一家の大黒柱と、主婦の二黒土星とで「土生金」で夫婦ががっつり協力するような関係の年回りといえるでしょう。
2019年己亥に最大幸運を享受するには?
本来の福々しい己亥の恩恵をあずかるためにはどうしたらよいのでしょう。己亥の過ごし方や運がよくなる家の室礼(しつらい)についてわかりやすく解説します。
2019年己亥(つちのとい)の過ごし方のポイント
美智子皇后は、初めて一般市民からお妃さまになられた方です。ある意味シンデレラストーリーを現実に見せてくださいました。子育て方法なども独自の道を拓かれ、しかも多くの人に愛される素晴らしいお方です。美智子様のご意志を実現するために常に盾となられた天皇陛下も素晴らしく、お二人が開かれた道を新しい皇室として国民は親愛し大きな支えともなっています。
天皇・皇后両陛下のように、大地に新しい種をまき育てる。こうした意図はよく通じやすいと言えます。陰陽・相対する者同士・夫婦が和合して、意図したことを家庭の中でコツコツやり続けて実績・評価を上げていくのが良いと考えられます。そういう意味では幸せな子どもたちやパパ・ママが、世界へ、宇宙へと飛び立つごとく羽ばたいていくような家庭をはぐくむ家庭回帰の年と見ることができます。
帰る家が土台としてあるから、自由に飛び出せるのです。過ごし方の詳細はこちらの記事を参考にどうぞ。
2019年己亥(つちのとい)あなたの運は住まいに現れる
開運方法には様々なものがあります。例えば、お守り、パワーストーン、お水取り、印鑑、墓相、風水、吉方位旅行、神社参り、引っ越しなど。
なかでも最強の開運法といわれるものが「住宅の相」だと言われています。良い相の方位に移動すれば尚よし、ということで引っ越し開運法があります。
お守り、パワーストーン、お水取りなどに比べてもっとも長期に渡り、人の運に影響を与えるのが毎日眠る家なのです。家自体をパワースポット化することで、そこに住む人や家族は好い周波数を受け続けることができます。
そのために、引っ越すときは吉方位へ、土地の鎮魂・祓い清めの地鎮祭をし、家の間取りを家相よく検討し、地下や宇宙からの有害周波数を中和した場づくりを目指すわけです。
神社は、地球へのアースパンクチャー(大地の鍼)の働きを兼ねるパワースポットですが、自分自身が毎日眠る家をパワースポット化することができれば最強です。
家で開運するコツ
土地を改良する
「かつて古戦場だった」「お墓だった」「ケガレチ」「土地の形が悪い」「交通事故が良く起きる場所」「お店がつぶれる場所」など、清浄でない土地の場合はアースパンクチャーなどを施す土地改良が必要です。
また、「かつては池だった」「海だった」「塩田だった」というように砂地の場合は、地震や大雨などによる液状化対策するため地盤の構造的な改良などが必要な場合もあります。
人間工学に基づき、家族の動線がよい
人間工学に基づいた平面・断面プランニングや、カラー、植栽などが人に与える心身への効果についてよく検討し快適でストレスのない環境をつくりだします。家族の生活動線が快適であることも大切です。
よく眠り、良く育つ健康住宅
「健康な体に健全な精神が宿る」といわれます。そして健康のカナメは睡眠と食事、衛生環境。快眠の条件となる光・音・香り・温度や湿度などの寝室の環境を整えること。そして化学製品や有害な建材、家具を極力使用しないこと。またバリアフリー化を標準とし、ユニバーサルなデザインとすることなどの配慮が健康住宅を作ります。電化製品などが発する電磁波などの過敏症対策もしたいものです。
環境に良いエコ住宅
エコ住宅とは、エネルギーを消費しない家のことです。省エネルギーの家電製品や、設備機器が推奨されていますし、エネルギー使用を効率的にコントロールするスマートハウス化が進められています。
家相をよく検討する
商売繁盛する家相、学者が出る家相、頭のいい子が育つ家相など良い家相もあれば、犯罪者が出る家相というものもあります。家相や風水は環境学の側面を備えています。目に見えない方位の周波数の影響を受けます。
神様のご加護を得る開運の家
開運の家とは、詰まるところ神様のご加護が得られる家ということです。
〇 ケガレチでない土地にたつ ※植物が良く育ち、人を健康にするイヤシロチに建つ
〇 引っ越す場合は凶方位でないこと
〇 地震など災害に強く、環境に考慮した家
〇 動線・睡眠ストレスがなく、家族の居場所がある家
〇 鎮守様を招待できる家(お神札をいただいてお祀りする神棚がある)
そう。開運の家とは「神棚がある家」です。家を神社にしてしまいすべての運を大きく育てましょう。商売繁盛している家には必ず神棚があって、清潔にしてお祀りされています。
家をパワースポットにする神棚
家をパワースポットにして開運するためにまず、掃除・片付けとおっしゃる方は多いものです。「家事はご神事」とは、その通り!そして、気に入ったものだけを置き、気に入ったものに囲まれて暮らすことも大事。また、決して汚染された周波数の場所に眠ってはいけません。
「神棚」は、購入して適当な場所に設置し、お神札を納めればしつらえられます。とても簡単です。
ただし、ご分霊であると思うならばそれなりに取り扱わなければパワーを発揮できません。場を清め、祓い、毎日お神酒をささげ、祝詞をあげる、というような習慣をしつけられるのも「神棚」なのだと思います。ですから、いつも目に付くところにあり、見ていて美しい神棚であってほしいと思います。毎日神棚に手をわせる習慣が日本人に戻ってきたら、ルーツと常につながって自信に満ち、誇り高いひとになれる気がします。
神棚が大地の鍼(アースパンクチャー)としての働きを発揮すると家はパワースポットになります。
神棚にお祀りする神様は?
三つの神社をお祀りできる神棚を基本としましょう。三社用の神棚ということです。真ん中に「天照皇大神宮」向かって右に「氏神神社」向かって左に「崇敬神社」をお祀りします。崇敬神社とは家や個人を守り導く神様が鎮座する神社のことです。鎮守神社ともいいます。
”ことしの鎮守様”をお祀りする
家によっては代々の崇敬神社があるかと思います。その場合は引き続き祀られてもいいし、新たに個人の鎮守様を後ろに重ねてもよいということです。鎮守様は入れ替わることがあるようですから、九星の気が変わる節分以降は、今とは違う鎮守様がおまもりくださるかもしれません。
2019年己亥(つちのとい)は2019年2月4日から2020年2月3日まで影響します。
誰にとっても凶である方位は南西、北東、南東となります。吉方位は、一人一人異なります。だから個別の「ことしの鎮守様」をお祀りする意味があるのです。
現代は住んでいる地域の「氏神神社」さえ不明なケースも多いです。
むかーしからある土地の、むかーしから住みついている一族の末裔であれば、「氏神神社」がどこかわからないということはまずありえませんが、転勤族で山を削った新興住宅地に住んでいる。造成した土地に建てたマンションに住んでいるという場合「氏神神社」は判明しないことも多いです。だからこそ、自分自身にご縁の深い神様を祀る神社、それもその年の吉方位の神社であれば心強さマックスといえます。
さいごに
ことしは天体の木星がパワフルに動き回って目についたものを拡大と発展に向かわせるのですが、同時に地球から見た土星と大接近します。土星とは現実化を促す星ですが、ピンポイントで深堀させる面をもっています。広くひろーく拡大しようとする木星とは真逆です。宗教でいえば木星は「世界宗教」で土星は地域に密着した宗教。まさに日本神道です。次世代は日本神道が普遍的な価値観を提供することになるのかも!?外国人も神社のお守りに夢中になる時代ですもの~!
【参考記事】
”ことし”の鎮守様の調べ方
【己亥・開運神社】2019年にお参りしたい”土”と”水”に関係するおススメ神社とは?
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