複数のサイトをおなじIPで運営すると、クローラーは一定のパターンを検出して、同一人物が意図的に検索順位を上げようとしているとみなし、メインサイトの評価を下げる傾向があるといいます。そのために必要なことが、複数サイトのそれぞれが異なるIPで運営されるべきだということです。
目次 Contents
アフィリエイトサイトのサーバーは1サイト1契約が基本
アフィリエイトで収入を得るためにすることは、サイト訪問者やプレビュー(を増やすことが作業(仕事)の目的になります。月間600万円の収入を得る筆者の師匠から学んだこと、実践したことを踏まえてサイトのPVを増やすための項目をピックアップします。
サイトのプレビュー(PV)を増やす方法
・まずはできるだけ早めに100記事を作成する(1記事2500文字以上)
・最初はごちゃまぜ記事でOK
・PVを稼げる記事のリライト
・キーワードを決めて記事をつくる
・関連キーワード記事を3つ以上つくる
など、やはり記事(コンテンツ)の品質と量をつくることがPVアップにつながります。
複数サイトを運営していたり、複数サイトの運営を考えている皆さまであれば、そのあたりはすでにご承知の事でしょう。が、記事(コンテンツ)以外でもPVを左右する要素があります。
記事以外でPVを減らしてしまう要素
「50記事以上書いても高い時で25PVぐらいしか行かない」というようなケースもあります。というか、筆者自身がそれをまざまざと体験した一人です。
「まだコンテンツが未熟だったあの時でも2000PVぐらいはいってたよ~(´;ω;`)」
なんてことが起きるんです。実際に。
そして思い出しました。
「たしか、師匠が言っていたな。1サイト1契約が基本だよ」と。
ああ、これか。こういうことを言ってたんだ。
努力が長いこと実らないって、結構ダメージが大きいんですよね。知らないって怖い!ブログ運営が続かない原因にもなりますから、PV成績に関しては劣等生の筆者ではありますが、師匠に習ってつくった最初のサイトと、同じサーバーで運営し始めたサイトのPVの増え方を取り上げておきます。
サーバー1契約で複数サイトを運営した結果
【参考】サイトの記事数とPVの関係
師匠から習い、はじめてのサイトを(1)、同じサーバで三つ目のサイトを(3)として、PV変動の数字はこうです。
月数
累積記事数(PV(1)
累積記事数(PV(3)
1か月目
1)38(935)
3)65(406)
2か月目
77(2226)
78(443)
3か月目
99(5875)
89(398)
サイト(1)では、3か月目に99記事を書き、約6000PVを得ていました。
けれども、同じサーバーで始めたサイト(3)は同時期で記事数もそれほど差がないのにまったく伸びず、1か月目の400PV程度から進展がありません。10倍以上の差が出てしまっています。ひどい・・・。
ヤル気なくすわ~。
結構記事作成に時間がかけているのにな・・・
これほど差がつくのには理由があるだろうと調べてみると、次のような原因があることがわかってきます。
記事を頑張って書いているのにPVに成果を見られないときに考えられる原因
・PVを得られにくいカテゴリーを選んでいる
・SEO対策ができていないこと
・同じサーバーで複数のサイトを運営していること
記事を頑張ってかいているのにPVが上がらない理由として、上記のような原因が考えられます。
取り扱うコンテンツの分野が生活関連、健康関連などの記事は検索で上位を狙いにくいと師匠が言っていました。健康関連の場合は記事作成者が医師や理学療法士、整体師、看護師、薬剤師など、医療分野の専門家でなければ上位検索されにくくなっているらしいです。
筆者が得意とする分野である、生活関連についても”ダメ”だといいます。
90記事ほど書いてきて「生活関連分野について検索上位になりにくい」ことについて、SEO対策がまったくできていないという要因があるのは否めません。
問題点として、次のようなことが上がってきました。
・キーワードがキチンと絞れていないこと
・なのでキーワード出現率が低く上位検索されにくいこと
・キーワード選出するツールやテクニックを使いこなしていないこと
上記のような問題点を解決するために、関連キーワードを選出するツールやインターネット上でそのキーワードがどれぐらい検索されているかを調べるツールをつかって、キーワードを絞るということを行いました。
けれども、圧倒的なPVの低さは否めません。
やっぱり、新たにサーバー契約をしなければならないんでしょうか。まだまだ弱小サイトなので、サーバー代金が痛いけれども。
1サイト1サーバー契約にすべき理由
なぜ、1サイト1サーバー契約をすべきなのでしょう。契約というよりIPアドレスを分ける必要があるということです。
IPとは(コトバンクより引用)
”インターネットで通信相手を特定するための「IPアドレス」に基づいて、パケットを宛先ネットワークやホストまで届ける(ルーティング)ためのプロトコル。”
同じサーバーでIPが同じサイトの場合は、ドメインが異なっていても同じ家族の一員とみなされるということです。
検索ロボットにより、いろいろなサイトをもった同一人物が意図的に検索順位を上げようとしているとみなされ、メインサイトの評価を下げる傾向があるらしいのです。クローラーにおけるペナルティ処理なんですね。
同じサーバーで3つも持っているということが、メインサイトにも影響しているなんて。なんてことだ・・・。
いますぐIPを分散すべし。
というわけでIP分散サーバーを探しましたが、5サイト以上持っていないと今のところメリットはないので、評判がよさそうなConoHaでサーバーを契約しようと思いました。
ワードプレスサイトのサーバー移転をする
複数サイトのIPを分散することは、基本の「キ」だということで、ワードプレスを移転します。
ミックスホストからConiHaWingにサーバー移転しましたが、ConoHaWingのサービスの中にある「WordPressかんたん移行」が、最初なぜかうまく作動しなかったのですが、小一時間時間を空けると成功しました。あっけないくらいカンタンでした!
サイトを移転する場合は、ドメインはそのままにしたいので、移転後にネームサーバーを変更しましょう。
※移転するワードプレスのドメインは極力移転元のまま移転先にいきましょう。アドワーズ申請やリンクなど、ややこしくなりますから。
手作業でのサーバー移転の注意点は、データを欠損なく移転することに尽きます。欠損を探すのも大変ですし、全部をアップロードしなおすのに結構な時間がかかります。もちろんコンテンツのボリューム次第というところもありますけれども。師匠は、ダウンロードもアップロードも二回行うと言っていました。
ともあれ、サーバー移転が滞りなく終了したあとは、サイト運営に集中することができます。記事のキーワードボリュームや関連記事リンクをしつつ、PVを稼げる記事をリライトしたりしながら、PVアップを狙います。
サーバー移転後半月の結果
検索サイトへの表示回数が「こんなに違うの!?」というぐらい変わりました。倍~3倍にはなっているかと。今後記事数を100記事以上にすることやキーワードチェック&リライトを行って、検索順位を上げるための作業を行って成果を確認します。
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