生き方

子ども食堂&シェアハウスの可能性


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以前、日本シェアハウス協会名古屋支部の発足記念講演があり参加しました。

日本を再生する内需拡大につながるビジネスとしてのシェアハウス

シェアハウス管理を「シェア」するシェアハウス

ワークシェアで就労機会を創出するシェアハウス

多世代ができることをシェアするホームシェア

いろいな企画を実際に運用し検証しながら成功事例を聞くことができました。

今、日本には様々な問題がありますが、そうした問題を解決する一つの方法として「シェアハウス」は役立つと思います。
特に「子どもの貧困」には本当に心が痛みます。シェアハウスで何とかならないものか、と思います。



子どもの周囲におきる問題

内閣府による「子どもの貧困対策の推進に関する法律」が国会で成立し2014年1月17日に施行されました。

「子ども若者・子育て施策」に置ける法律で

教育支援

生活支援

就労支援

経済的支援 を国の責務として対策策定すると決めたものです。
国の責務として対策に乗り出すほどに、日本の子どもは困っているということです。

経済的貧困だけでなく、愛情の貧困と言われる日本

子どもの貧困とは、経済的貧困と言うばかりでなく「愛情の貧困」「こころの貧困」ともいわれます。

うちの子どもがまだ幼いころから社会で認知されていた様々な問題がありました。

「学級崩壊」

書籍やマスコミなどの報道で独り歩きしていた「学級崩壊」という言葉に対し、1999年に学級研究会を設置して公式に定義された文言が以下になります。

「学級崩壊」という呼び方は事態の深刻さを強烈に意識させる響きをもつ言葉ですが、複雑な状況をじっくりと多面的に捉えていく姿勢を弱めてしまう危険もはらんでいます。したがって本研究(学級経営研究会)では、中間まとめとしては「学級がうまく機能しない状況」という呼び方をします。それは「子どもたちが教室内で勝手な行動をして教師の指導に従わず、授業が成立しないなど、集団教育という学校の機能が成立しない学級の状態が一定期間継続し、学級担任による通常の手法では問題解決ができない状態に立至っている場合」を指しています。

ゆとり教育としての教育要領が実施されていたわが子の時代、教師が子どもたちを統率する能力に関して、教師によるばらつきがみられました。
「あの先生はダメ」という認識が親の中でささやかれており、場合によっては教育委員会に教師を名指しで訴えられるケースも実際にありました。

「モンスターペアレント」

学校などに対して自己中心的かつ理不尽な要求をする親を意味する。元小学校教諭の向山洋一が命名したと称する
(出典:WIKI)

実際にきいた話。
学校にサンダルで通う子の親に「体育もあるので、運動靴で登校させてください」と担任が言ったところ「ウチはオシャレなサンダルしか買い与えていない」といって教師の言い分を理不尽として教育委員会にバッジをつかって乗り込んだ、というお話です。担任教師は心を病んだと聞きました。

2008年『モンスターペアレント』というドラマがTVで放映され、学校に送り込まれた弁護士役で米倉涼子が登場していました。
娘を特別扱いしてくれない担任が気にいらず「娘の担任を変えろ」
病気が移らないよう「学級閉鎖しろ」
パチンコはやるけど「給食費は払わない」
家は医者の家系。「息子を絶対医者にしろ!」
など、ありえないモンスターが登場しています。

「モンスターマザー」

2016年に出版された『モンスターマザー』。自分で息子を自殺させたモンスターマザーが、部活でのいじめをでっちあげ、学校の責任を問い詰め校長を殺人者に仕立ててしまいます。その身勝手な言動により、事件がドンドン複雑になり、日本中に拡がってしまった実際の事件を徹底取材したドキュメントです。2017年には『明日の約束』としてドラマ化されました。

後味の悪い冤罪、心の病みの隠蔽・・・

『母源病』に悩まされるドラマが本当に増えています。
2017年『お母さん、娘をやめていいですか?』も相当怖いお母さんが登場していました。

「こころを患う教師」

モンスターペアレントの攻撃はまず、教師に向けられます。
ひどい場合には殺人者にまでされてしまうとしたら、大変な精神的負担になります。
弁護士のような訓練をしてきたわけじゃないのですから。

身近でも、一人では親と二人での懇談ができなくなり、教頭や校長に付き添ってもらいながら親との懇談をする教師の話をききました。
精神を患い休職したまま復帰できない教師もいます。

「児童・幼児・乳児虐待」

児童の周囲の人間(保護者、学校教師、施設職員など)が、児童に対して虐待を加える (Abuse)、もしくは育児放棄(ネグレクト)することである。幼児の場合は幼児虐待(ようじぎゃくたい)と言う。(出典:WIKI)

虐待は連鎖するといわれています。
と、いうことは虐待する親も親から虐待されていたとも考えられます。
親から可愛がられていないと感じていたり、親から愛情を受け取っていないと感じている事が多いといいます。
親にわかってもらえない、周りのだれにもわかってもらえないと生きづらさを抱える人も、親からの愛情をキチンと受け取れない場合にも同じことが起きやすいのでしょう。

どの問題からもこころの「病み」が見えてきます。
発達障害という症状が悪化するのは、つながりの希薄さ、孤立からくるのではないかと感じるのです。
シェアハウスがたくさん出てきているのは、つながりの希薄さや心に空いた穴を埋める役割を担っているからではないかと。



追い詰められる母親のストレスをどうやって解消するか

追い詰められた母親の一人だった経験があり、他人事とは思えないのです。
母子が小さな部屋で密着し24時間を過ごすことは本当に精神的に辛い。
子どもにあたってしまうこともありましたから。

やりたいことができなくて、なかなか寝ない子どもに当たり「これがヒステリーと言うものなんだな」という体験もしました。
母子ともに辛い環境と精神的危機がありました。

そんな時、母子勉強会サークルで解消できた過去があります。

ママと子どもの家以外の居場所

ママやパパの実家、
子どもつながりのグループなど、子どもと二人きりの密室状態を解放したいです。
ママたち2,3人~10人程度の小さなサークルであっても、子育て中の女性たちはやりがいを維持し、愛情を膨らませながら子育てをやりきることができます。

その経験があたので「子育てシェア」ができる場を創りたいと強く願いました。
子どもを育てるシェアハウスを創るということ。
他人であっても多世代が同居できるシェアハウスで、多くの大人の愛情ある目の中で子どもを育てる、
というのは子育ての理想だと思うから、シェアハウスで子育て。

しかもそこに仕事があればなお良いです。
「仕事」「家庭」「託児施設」の三角地帯が小さいほど良いです。
そして、経験と時間のあるアクティブシニア世代が、おのおのの経験と時間を生かせる場所を提供できたらなおいい。

刺激があって楽しい、成長を促すシェアハウスが定着してきましたが、今後は多世代同居が増えると予想されます。
日本シェアハウス協会代表理事の山本さんはすでにそれを作っているそうです。

ADHD・LDなど発達障害を持っている、ウツなどの症状がある親の場合

発達障害のある場合、人付き合いが苦手ということがあります。
人の集まるところが苦手だと、シェアハウスに暮らすこと自体がストレスかもしれません。

子どもの食事だけでもしっかりとれるようにと、子どもカフェを運営するところも増えてきました。

子ども食堂

 地域の大人が子どもに無料や安価で食事を提供する、民間発の取り組み。貧困家庭や孤食の子どもに食事を提供し、安心して過ごせる場所として始まった。そうした活動は古くからあるが、「子ども食堂」という名前が使われ始めたのは2012年。最近は、地域のすべての子どもや親、地域の大人など、対象を限定しない食堂が増えている。食堂という形を取らず、子どもが放課後に自宅以外で過ごす居場所の中で食事を出しているところもある。(出典:2016年7月2日付朝刊から/朝日デジタル)

今、キチンと食事を食べていないこともが増えていると言います。
せめて温かい食事を提供したいとして、行政をはじめとしてボランティアや低価格でご飯を提供しているのです。

月1回開催からほとんど毎日開催する処など、子どもの食事や憩いを提供する場が全国に広がっています。

全国の子ども食堂

運営母体は行政であったり、DV(ドメスティックバイオレンス)の待避所を提供するNPOだったり、飲食業のかたわらであったり、様々です。
子どもと一緒に調理をしてみんなで食べる、行政で行う月一イベントから、無料で食べてもらうところ、など子どもで1食0円~300円のという事が多いようです。

子ども食堂は必要な施設なのですが、ボランティアや寄付金・補助金だよりでの運営では安定的に提供するのは大変厳しいのが現実だそうで、4カ月で閉店するケースもあるようです。

徳島の子ども食堂の失敗

ニュースにもなった徳島の「子ども食堂」は、商店街の飲食店の跡地に設置され、ボランティア10人ではじめ、食材は周囲の寄付を主としていたようです。
失敗の原因は「人的資源が不足していたこと」「設備が不十分だった」「広報不足だった」という事が上げられています。

■ボランティアという責任の持たない人的資源
NPO法人にかかわって、ボランティアという不確実な人材と、どのように確実に信頼しあえる関係になれるのか、本当に悩みましたし、難しい問題です。
選任できる人の給料分は、子ども食堂の事業で確実に収益を上げなければ続きません。
■メニューにより調理器具は決まる
必要なメニューを作る調理器具は確実に準備する必要があります。
子どもたちも一緒に造るとなると、みんなができるキッチンが必要です。
設備が整っていなければ、あるものでできる方法を探す、ということもできることの一つではと思います。
■場所の広さやホスピタリティ
憩いの場を提供するのに、寒々しい場であれば人は来ず、目的が果たせません。
■広報の方法
金のかからない広報を考えなければなりませんが、そうそう簡単なものではありません。
小学生が中心になるとしたら、チラシポスティングがいいかもしれません。

こうした失敗から学んで、安定的な子ども食堂の提供ができるか、それとも別のことがなにかできるのでしょうか。

 

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