未曽有の巨大台風19号が近づいております。今日一日ですべきことをまとめました。
大風の恐ろしさは第一に風、そして雨による洪水です。そして集合住宅の被害の8割は「窓」だということです。飛んできた石や瓦、植物、物干しざおなどが窓を突き破るという災害です。
目次 Contents
窓割れを防ぐ
窓割れを防ぐには、雨戸や雨戸シャッターを締め切ることです。
台風が少ない地域や輸入住宅では雨戸を取り付けていない家もあります。
雨戸や雨戸シャッターがない場合
防犯フィルムや飛散防止フィルムを張る。家にあるものでも窓の養生はできます。
窓に養生テープを張る
家の中に、ほんのわずかな巨大な風が入り込むだけで屋根をふっとばしてしまいます。外を吹く風は屋根を吸い上げますし、もし、窓の隙間から風が入ったときには相乗効果で一気に屋根に風が作用するからです。さらに、外からの飛来物により窓ガラスが割れてしまうことを防がなければなりません。窓が割れないようにすることと、割れた後の飛散防止を考えて窓の養生をしっかりとしましょう。
新聞や段ボールを窓に張り付けその上を養生テープやガムテープでしっかりとめる
飛来物による割れたガラスの飛散防止にもなります。四方、バッテン、縦横に隙間なく張ります。重なり部分はたわんだ時に隙間ができやすいので手厚く張ります。
窓のカーテンは閉めておく
ガラスが割れた場合にも飛散防止になります。マンションの高層部にも必要です。
巨大台風+ビル風、敷地周辺のチェック事項
敷地の飛来物となり得るものを撤去する。
・物干しざお
・移動式物干し台は寝かせておく
・プランター・鉢植え・ゴミ箱・傘・自転車・掃除道具・ガーデンテーブルやいすは室内に避難させる
・網戸を外しておく
・冠水を防ぐため側溝を掃除しておく
・住宅の基礎部分の換気口を土嚢などで水が入らないようにする
家の中の排水口からの逆流を防ぐ
ビニール袋を二重にして半分ほど水を入れて、キッチン、浴室、トイレの排水口からの逆流を防ぎます。
家電製品は二階へ移動する
テレビやコンピューターなど移動可能な家電製品は冠水を防ぐため、二階のあんぜんなところに移動します。
冠水の恐れがある部分
台風19号は、ものすごい雨量も予想されています。1時間の雨量が200ミリを超える雨量は災害レベルといわれています。伊勢湾台風で床が水につかった経験者は、畳を机の上に乗せたと語っています。土砂につかると畳はだめになりますから、机の上に移動できるボックスなどは机の上に避難させます。
オール電化・マンションで水が出ない!?
どんなケースでも水は必要になります。大人一人に付き一日2~3Lの飲料水が必要になります。家族4人で8L。3日分で24L。
カセットコンロとボンベを用意しておく。
ペットボトルの水を凍らせる
ペットボトルの水を凍らせておくと、冷蔵に使えます。
停電に供えて車のガソリンを満タンにする
車は災害時のエネルギー源になります。
・冷暖房がつかえる
・携帯、冷蔵庫など充電器として使える
停電時に強いのは100V1500Wの電源を装着しているハイブリッド車、電気自動車です。中には約10日分の電力を確保できる自動車もあるようです。
ケータイバッテリー
・機内モードにしておく
・GPS機能をオフにしておく
・画面の明るさを調整する
・使用していないアプリはオフにする
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