社会生活

【卒婚生活】40歳からの“卒婚”生活費、デュアルライフのすすめ方


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「卒婚」という言葉がよく聞かれるようになりました。
卒婚とは、2004年『卒婚のススメ』杉山由美子著で出された造語で、「離婚か仮面夫婦か、の二者択一ではない新しい夫婦の在り方」が提案されています。

「卒婚」は子どもの独立や夫の定年退職などを機に選択されるありかただとしているところを見ると、「子育てからの卒業」「夫の仕事を支える妻からの卒業」「夫婦からの卒業」という意味合いが強いようですね。

卒婚という夫婦のあり方

人生100年時代に、結婚生活も70年、80年とかありえない長さになろうとしています。
そんな中、結婚の形式もどんどん変化しています。”できちゃった結婚”はこの10年で普通になってきましたしね。
卒婚というありかたも新しい夫婦の在り方ではあると思います。

さて、そこで「卒婚の瞬間」は、いつ来るものでしょうか。
結婚してから17年を過ぎてから、という場合もあるし結婚年目という場合もあるでしょう。



卒婚ってどういう状況!?

筆者が基準にしている「卒婚」があります。

この家族でよかったな。とっても幸せだ。
生まれ変わってもこの家族と一緒にいたい。

そう思いいたる時が卒婚の瞬間です。

仕事を蹴ってでも結婚する理由

今、家事修行をしてから結婚する人は本当に少ないです。
筆者自身も同様で、一般家庭の子女でいわゆる「花嫁修業」をする人はほとんどいません。
自分自身、女か男かもよくわからないトランスジェンダーな時代ですし。

自己実現願望が強く、わがままで、子どもなど大嫌い。
犬とか猫とか生き物怖いし、そもそも結婚に向いていないと思い込んでいる場合もあります。

ただ、両親から受けた恩を何とか返したいという思いは強く、自分なりの思いやりを育ててくれた家族には強く持っています。両親の願いである普通の“女の幸せ”というものをして見せ、子どもを産んで孫の顔を見せるのが一番いいだろうな、とはわかっているのです。

ただ、結婚には相手があるものですし、タイミングがすべてともいえます。
それでタイミングが来てまさに婚約中という時に仕事のチャンスが舞い込んだりするんですよね。なぜか。キャリアアップのチャンスをモノにするには遠くへ引っ越す必要があったり、長期出張が絡んでいたり。約束を翻しても仕事を優先すると、男女とも結婚のタイミングを逃したりします。

仕事を蹴ってでも結婚するたった一つの理由は、結婚チャンスより仕事のチャンスの方がタッチの差でも遅かった。
それぐらいの理由でしかありません。タイミングにこそ”神様が宿る”ということです。

夫の実家暮らしで“離婚”が頭から離れない

結婚してからしばらくは、夫婦二人暮らしで思うよりも快適な仕事ライフ、結婚ライフを満喫できます。
ワークライフバランスをとりやすいのです。が、子どもを産んでからはガラッと暮らしが変わります。
暮らしの軸がこども中心になるからです。

子どもが大きくなっていくのはとても楽しみなことです。
子ども一人ひとりに個性があって、「長男はテニス」「長女はバレエ」など体験させてくれる世界がそれぞれ違って、親の視野は子どもの数だけ確実に広がります。
その楽しさに没頭していると、やがては親が体を壊したりする時期に入ってきます。
一人暮らしになった義母と暮らすため旦那の実家に移ったり、という事も起きがちです。

けれども環境不適応で自分自身体を壊したり、子どものアトピーなど病気に見舞われて、実家ぐらしの家庭生活がうまくいかないことも出てきます。

恋愛結婚とは言え、一緒に過ごす時間が少なく次第に価値観の合わなくなってきた夫とは、実家に入るとますます日常の中に埋没して関係が希薄になります。
夫の実家との生活文化が違うので、ストレスも溜まりまくります。

「離婚」という2文字がいつも頭のどこかにかすめて過ごす日々。
“生まれ変わったら絶対一緒になるものか”と、いつも妻は逃げ道を探しています。

離婚しても自分の“テーマ”から逃れられないという事実

「離婚」という逃げ道への退路を絶つきっかけはどこにあるのでしょう。

何年も「離婚志向」をかかえ、ぐずぐずしながらでも別れないと決意する理由は、自分自身のテーマから逃げたらまたどこかで壁にぶつかり、同じ失敗を繰り返すからです。

人が生まれてくるのは、何かこの手足を使ってやり遂げたい“テーマ”を持っているからです。
自分で持ってきたテーマから逃げきることは難しく、クリアできるまで何度でもチャレンジするしかないからです。

中には我慢できない事もあります。言葉や行為でDVを受け続けることからは逃げた方がいい場合もあります。

目の前にあるテーマをやり遂げれば卒婚がやってきます。
真正面から自分自身の課題と家族に向き合おうと決意してからは思うより早く卒婚できます。
それまでのン十年はなんだったのかと思えるほどです。

結婚に関する多くの人にとってのテーマは「家族全員をいとおしい存在だと思える」事なのではないかな、と思ったりします。そう思えたら卒婚がうまくいく気がします。

卒婚したら、三つの扉が開く

卒婚して、同時に起きることがあります。

卒婚ビギナーズラック

卒婚の後、夫に変化が認められます。運が開くような見えざる功徳がやってきます。
これは、がんばってハードルをクリアしたご褒美なのかもしれません。
卒婚ビギナーズラックが起きるようです。

卒婚して第三の道が開く

また、惰眠をむさぼりたい意志に反して「第三の道」への扉がバーンと開いてしまうこともあります。「忘れていた夢」を潜在意識が思い出したという感じです。
忘れていた情熱が沸き上がり、長年の諦めになれ切ったぬるま湯好きの人間にとっては迷惑な話かもしれません。
もう一度青春をやれ、と言われているようで。

卒婚で、自分の知らない世界に飛び込まざるを得ないような状況が目の前の選択肢として現れます。
自分の知らない世界ですから、飛び込むにはそれなりの覚悟は必要ですよ。ちなみに。

卒婚して夫との新たな関係が始まる

卒婚後に夫婦二人が同じ熱量で楽しめることを一緒にやる、という卒婚関係ができます。
卒婚後、別居しているか週末婚になるか、籍を抜くか抜かないかは別として、一緒にいる時は同じ熱量で楽しめるものを何か一つ持ちたいものです。

神社+ドライブ+旅行だったり、トレッキングだったり、テニスやゴルフだったりね。
何か、一緒にやれそうなもの、押しつけでなくて見つかると思いますよ。

卒婚に準備は必要ですか?

卒婚には、独身時代のような自由さと経済力が必要です。
別居する場合も多いわけですから、セカンドハウスを維持しなくてはなりませんし、生活費も同居よりはかかります。

なので、卒婚には準備が必要になります。

セカンドマイハウスを持つ

まず自宅とは別にセカンドマイハウスを確保し、維持する経費は最低限確保しなければなりません。
そのために個人事業なり会社をもって、オフィスとして生活できるスペースを確保するのがスムーズです。

セカンドハウスはできれば、資産となるものを確保したいです。自分が使わない場合にも人に賃貸でき、キャッシュフローを得られるように計画することが理想です。

家族の自立を促す

家族に手がかかり、自立していない場合は「僕の朝ご飯は?」「お昼は?」「パンツはどこ?」「お店までどうやって行くの?」「あれはどこにあるの?」などと出先にまで電話がかかってくるようでは自立しているは言えませんよね。

この二つについて準備をしておく必要があります。
二三日家を空けてもまったく家族が不便を感じないように、普段の暮らしから工夫します。
物の場所は、最初は地図にするなど家族全員の共通認識にし、家事は当番制にして、さらに手順を簡単に図解するなどして、家のことをみんなでやれるようにします。

自分のことを自分でできることは、将来必ず役に立つときがきます。
子どもが小さいうちは男女とも、包丁を使ってお料理することには興味津々です。その興味を楽しみへと継続させていくことができれば、自炊が苦にならない子に育ちます。
食事を用意するなど忍耐強くほめながら、一緒に行いましょう。

問題は夫です。そば打ちなど興味を持ちやすいところからほめそやしながらキッチンに立つ機会を増やしていくといいです。片付けが苦手な場合も、決して感情に任せて怒り狂わない事が肝心です。



卒婚後の恋は?

人生50年時代と異なり、人生90年、100年とどんどん長くなりつつある現代ですから、人生の伴侶とはいえ、相手の時間や心まで縛ることは不合理です。それに事実上それは不可能なことです。
伴侶以外の異性との交遊関係について、大人の節度を保つことをお約束としつつ、伴侶の行動、交友関係について片眼をつむってを大目に見るという姿勢は必要ではないかと思います。

ただ、世の中には隙があれば人を陥れようとして近づく人もいる事でしょう。
家庭で守っていたタガが外れることで、詐欺に遭うという事もあるでしょう。
隙を狙ってくる輩に遭わないための、自分の身を守るセキュリティ態勢は必要でしょう。

世間に対して、夫婦がタッグを組んで守り合っているものがあるんでしょうね。
目には見えませんが、それが長年の絆なのでしょう。

以上、卒婚ライフを軽くご紹介してみました。
別居時々同居、あるいは趣味だけ一緒にする、法的には婚姻関係を持っている卒婚ライフはスープの冷めない丁度良い距離感かもしれません。

 

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