住居

キッチンの全面リフォームを依頼する業者選び

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日本で家電製品を爆買いする話は、中国バブルの際によく話題になっていましたね。
炊飯器や焼き肉グリルなど、欲しがる外国人は多いようです。

家電製品、特にキッチンで使うものは次々と便利なものが出てきます。
アレが欲しい、これも欲しいと電気屋さんの広告が入るたびごとに何かを買うと、最終的に困るのはキッチンのどこに置くかという事です。

キッチンで必要な道具のおさまり場所がないままに購入してダイニングテーブルに出しっぱなしはいただけません。
キッチンのリフォームをする際には、どれが必要で必要でないかをキチンと整理してから行いたいですね。
そしてキッチンリフォームを考える際に念頭に置いて欲しいのはキッチンの工事には様々な業者がかかわる、ということです。
どの業者さんにどう依頼するかという基本をお伝えします。

キッチン全面リフォームする業者の選び方

 

”築30年の戸建て住宅のキッチンリフォームを考えています。
狭くて、暗い、湿気が多く寒い使いづらいキッチンから解放されたいのです。
アイランドキッチンにし、タイル壁面はキッチンパネルに変えます。
壁面の収納を解体し、キッチンボードを造作したいと思います。
こういう場合の、業者選びで悩んでいます。
この場合、ガス会社、水道工事業者、リフォーム業者など依頼先が考えられますが、どこににお願いするのがコスパがよく、仕上がり満足度が高いでしょうか?
ある程度お金がかかるリフォームと覚悟していますが、それだから余計にデザイン的にもすっきとまとめたいので、業者選びを慎重にしたいと思います。”

設備に電気に大工工事・・・そういう複合的な業種がかかわるリフォーム工事をどこに依頼するのが最もコストパフォーマンスがいいのでしょう。
筆者の結論は、餅は餅屋。
その分野の専門家に依頼し、その能力を発揮していただくことがコストパフォーマンスの良い方法です。
複合的な工事を含むリフォームの場合、それを統括監督する立場の専門家に依頼することがもっとも費用対効果の高い方法です。



使いづらいキッチンのリフォーム工事をどのように進めるか

建築の世界で言う「直営方式」という工事発注の仕方があります。
水道工事は水道業者に、ガス工事はガス業者に電気工事は電気工事業者に、造作は大工さんにと専門分野それぞれに直接発注するという方式のことです。
中間に入って調整する役割を省くので、その分の費用がかからないのです。
中間に入って全体工事を調整する役割を施主自身が行います。

その仕事内容としては、工事業者が担当する分野ごとに工事全体の説明をし、工事工程をまとめ伝える必要があります。
そしてそれぞれが各自の見積もりを出します。
それが高いか適正価格かは、合い見積もりを取るなどして自分自身で判断します。
自分で判断しなければならない見積書は、その工事にかかわる業種分あり、すべてにおいて二社以上の見積もりを取らなければ適正価格は判断できません。

実際に工事に入った時にも、どのタイミングでどの工事を行うかという調整や、業者のスケジュールも鑑みながら決定していくわけです。
一連の仕事の金額をまとめあげて、契約した内容で契約通りの工事を進めるための監督をしなければなりません。

そういった一連の統括監督の役割が工務店や、リフォーム会社です。
直接工事だけでない費用がかかるのは、ただ、中間マージンを取られるようなイメージがあるようですが、監督の仕事は工事全体をトータルで見渡し責任を持つ専門的なお仕事なのです。
複合的な工事の場合、現場を統括監督できるところへ相談することがもっとも無駄がないすすめ方です。

各専門業者の特徴

リフォーム会社

リフォーム会社は、場合によっては見積もりに必要な図面を作成し、各工事業者から上がってきた見積書を適正価格に調整してトータル金額をまとめ上げ、各業者の日程を調整し工事工程表を作成して契約書を作ります。
契約後に現場の監督をし、すべての工事のとりあいなど把握し、契約通りの工事が進むような働きをします。

リフォーム工事でうまくいかないのは、例えば大工工事と水道工事の“とりあい(接合する)”部分です。
壁の仕上げ厚を把握しないままに水道工事をすると蛇口の座金がうまく納まらないわけです。
担当者によって工事センスも千差万別ですが、それを調整するのもリフォーム業者の役割です。

水道工事会社

あくまでも水道工事を正確に行うことをミッションとしています。
もし、工事の詳細(仕上げ厚な何ミリか、躯体はどのようになっているか、電気配線など)わからない場合は工事監督に質問して把握しようとします。
工事監督がいない場合は施主に直接聞くという事になります。

もし水道工事業者に水道工事以外を含む全体リフォームの依頼が来る場合は、工事の総監督を兼任することになります。
工事総監督をできる水道工事担当者はそれほど多くはないので、普通は監督業を行う人物、もしくはリフォーム会社に「外注」することになります。

ですから、施主との窓口を水道工事業者にするならば、水道工事がない日の監督も行えるのかどうか、毎日連絡が取れるのかどうか、ガス工事や大工工事に関しても連絡責任を果たしてくれるのかということも考えておく必要はあるでしょう。

ガス会社

基本的には水道工事業者と同じように、全体の取りまとめはリフォーム会社に丸投げというケースが多いでしょう。
その場合に何らかの紹介マージンが生じやすいともいえます。
どの会社を選ぶにせよ、常に適正価格を意識し、見積もりを取る時は最低2社から見積もりを取りましょう。

キッチンのフルリフォームのような複合的工事はリフォーム会社へ

大工工事を含むリフォームの場合は、各設備会社への工事依頼ではなくリフォーム会社で見積もりを取ることが、余計な費用を掛けずコストパフォーマンスをあげる方法です。
得意分野以外はそれぞれの専門業者に外注するわけですが、その場合にどんな外注を選ぶかといえば、「工事を一緒にした経験があり話が通りやすく工事がやりやすい」「何らかの利害関係がある(仕事の紹介のしあっこも含め)」場合が多いのです。
そこに余分な費用が上乗せされる機会が多くなります。
結論として「監督業」を誰がやるか。
それはやっぱりプロに頼むべきなのです。
それが最もコスパがよく仕上がりにも満足できることでしょう。

複合的なキッチンリフォームの相場

では平均的にキッチンリフォームにはどれぐらいの費用がかかるモノでしょうか。

仮設工事費(養生工事):約1万円~約6万円
解体工事:約2.5万円~約5万円
設備工事費(給排水給湯工事):約9千円~約8万円
組み立て工事:約11万円~約20万円
電気・ガス工事:約1万円~約6万円
キッチンボード+キッチン本体:約55万円~165万円
キッチンのトータルリフォーム(床など内装は含まない):約71.4万円~約210万円



キッチンは家族の健康を守る”ナース”ステーション

キッチンは家族の健康を守るステーションともいえます。
おいしいお料理を作るには作り手の愛情というエッセンスが大きな仕事をします。
作り手が快適に、楽しくお料理を作れるよう、明るく温かいキッチンは必須です。
お金をかける以上の効果が表れる場所だと思います。
そのためにも作り手が、お料理を作るたびに笑顔になるようなキッチンが理想です。
その思いをぜひ工事業者さんにも伝えましょう。

 

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