神の事

【伊勢神宮初詣】一度はお参りしたいパワースポット、行き方、行く時期、125社めぐり参拝コース


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伊勢神宮(いせじんぐう)と言えば、日本の国と国民の大御祖神(おおみおやがみ)としてその名を知らない人はいないでしょう。初詣には三が日で60万人以上が訪れ、式年遷宮が行われた2013年には1,400万人を超える参拝者が訪れたお宮です。

橿原神宮(かしはらじんぐう)は神武天皇が祀られているお宮、明治神宮(めいじじんぐう)は明治天皇が祀られているお宮ですが、単に「神宮」と言えば伊勢神宮のことを指します。
伊勢内宮(ないくう)の神様は天照大御神(あまてらすおおみかみ)で、日本全国の神明社、神明宮に祀られます。その総本社が伊勢神宮なのです。天照大御神は「いせのかみ」であり、伊勢神宮と呼びならわされています。日本の総氏神さと言われる伊勢神宮に、今年こそはお参りしてみたいですよね!

全国1000か所以上の神社の由緒を紐解いた筆者が、はじめていく方も、毎年昇殿(しょうでん)参拝している方にも得する情報をお届けしてまいります。



伊勢神宮の基本情報

伊勢神宮には外宮(げくう)と内宮(ないくう)に別宮、摂社、末社、所管社あわせて125のお社がありそのすべてを含めて伊勢神宮といいます。基本的に外宮へお参りを先にし、つぎに内宮に参拝します。

外宮(豊受大神宮、とようけだいじんぐう)/三重県伊勢市豊川町279
アクセス/近鉄・JR伊勢市駅下車 徒歩5分
駐車場/無料駐車場440台 混雑時の駐車場情報

祈祷/5,000円~10,000円以上※1人~10人 神饌・神札
お神楽/15,000円~500,000円以上※1人~500人 倭舞・舞楽など
お問い合わせ先/0596-24-1111(午前8時30分~午後4時30分)

■外宮(げくう)の30分(60分)参拝コース
東北に位置する「火除橋」からスタート

手水舎

まがたま池(撮影スポット)

四至神(みやのめぐりのかみ)/外宮神域の守り神、四至とは神域の四方を意味します。

正宮 豊受大神宮/天照大御神のお食事を司る神であり、衣食住を始め産業の守り神でもある豊受大御神をお祀りします。

三ツ石/御装束神宝や奉仕員を祓い清める式年遷宮の川原大祓が行われる場所

多賀宮(たかのみや)/豊受大御神の「荒御魂」をお祀りします。山の頂にあるので「高宮」とも呼ばれていました。

以上30分コースに以下をあわせて60分コースになります。


別宮 土宮(つちのみや)/地主の神である大土乃御祖神をお祀りします。別宮で唯一、東を向いています。

下御井神社(しものみいのじんじゃ)/お祭りにお供えする御水をいただく上御井神社で不都合があった場合、こちらでいただきます。

別宮 風宮(かぜのみや)/風雨を司る級長津彦命、級長戸辺命(しなとべのみこと)をお祀りしています。元寇の際に神風を吹かせた神としても知られます。

外宮の参拝を終えたら内宮へ向かいます。徒歩50分、バス10分で到着します。

内宮(皇大神宮、こうたいじんぐう)/三重県伊勢市宇治館町1
アクセス/外宮からバスで10分
駐車場/1時間無料1805台 2時間まで500円 それ以降1時間100円(最も遠い駐車場で約1㎞)駐車場情報
混雑状況/平日でも10時ごろには最寄りの駐車場は満車になります

祈祷/5,000円~10,000円以上※1人~10人 神饌・神札
お神楽/15,000円~500,000円以上※1人~500人 倭舞・舞楽など
お問い合わせ先/0596-24-1111(午前8時30分~午後4時30分)

■内宮(ないくう)の30分コース
宇治橋スタート

手水舎

正宮 皇大神宮/皇室の御祖神であり、国民から総氏神のように崇められる天照大御神をお祀りします。約2000年前に鎮座されました。

別宮 荒祭宮(あらまつりのみや)/天照大御神の「荒御魂」をお祀りします。荒々しく顕著なご神威をあらわす御魂の働きを荒御魂と称えます。

以上が30分コースです。

■内宮60分コース
宇治橋スタート

手水舎

瀧祭神(たきまつりのかみ)/五十鈴川の守り神として古くから大切に祀られ、内宮の所管社。

正宮 皇大神宮

御稲御倉神(みしねのみくら)/三節祭でお供えされる神田で収穫されたお米が納められています。

別宮 荒祭宮(あらまつりのみや)

別宮 風日祈宮(かざひのみのみや)/風雨を司る級長津彦命(しなつひこのみこと)、級長戸辺命(しなとべのみこと)をお祀りしています。元寇の際に神風を吹かせた神としても知られます。

■内宮90分コース
宇治橋スタート

手水舎

瀧祭神(たきまつりのかみ)

忌火屋殿(いんびやでん)・祓所(はらえど)/神饌をととのえる「神様の台所」。忌火とは、「清浄な火」という意味です。

御贄調舎(みにえちょうしゃ)/内宮の祭典の際、御饌都神である外宮の豊受大御神をお迎えし、アワビをととのえる儀式が行われます。

正宮 皇大神宮

御稲御倉神(みしねのみくら)

外幣殿(げへいでん)

別宮 荒祭宮(あらまつりのみや)

由貴御倉(ゆきのみくら)・御酒殿神(みさかどののかみ)/大きな建物が御酒殿、お酒の神をお祀りします。小さな建物が由貴御倉。お供えものや果物などを納めていました。

四至神(みやのめぐりのかみ)/内宮神域の守り神、四至とは神域の四方を意味します。社殿や御垣はなく、石畳の上に祀られます。

別宮 風日祈宮(かざひのみのみや)

大山祇神社(おおやまずみじんじゃ)・子安神社(こやすじんじゃ)/内宮の所管社です。子安神社は地元の方から安産、子授けの神として崇敬を集めます。

以上が伊勢神宮のホームページにも紹介されている参拝コースのご紹介でした。
「なにごとの おわしますかは しらねども かたぢけなさに なみだこぼるる」
と歌った西行が感じた静謐さのなかに凛とした厳かな何事かを、その神域にて2時間、感じてみてはいかがでしょう。

全部で125社をめぐるツアーなどもときどき企画されるようですが、すべてを回るのにはよく計画して望みたいです。
内宮コース、外宮コース以外に11のコースに分けてめぐれるよう紹介されています。参考までにすべてのお宮とご祭神情報をご紹介しておきます。

伊勢神宮125社巡り

■内宮めぐり(20社)約3㎞
摂社 津長神社(つながじんじゃ)/栖長比賣命(すながひめのみこと)/五十鈴川の船着き場の津長原。
末社 新川神社(にいかわじんじゃ)/新川比賣命(にいかわひめのみこと)/川の神
末社 石井神社(いわいじんじゃ)/高水上命(たかみなかみのみこと)/石清水の守り神
所管社 饗土橋姫神社(あえどはしひめじんじゃ)/宇治橋鎮守神(うじばしのまもりのかみ)/宇治橋の守り神で饗土とは、内宮の宮域四方の境に悪しきものが入ってこないよう、防ぎお祭りする所のこと
摂社 大水神社(おおみずじんじゃ)/大山祗御祖命(おおやまづみのみおやのみこと)/五十鈴川辺の山の神
末社 川相神社(かわあいじんじゃ)/細川水神(ほそかわのみずのかみ)/川の神
末社 熊淵神社(くまぶちじんじゃ)/新川比賣命(にいかわひめのみこと)/多支大刀自神(たきおおとじのかみ) 石清水の守り神と伝えられる
所管社 子安神社(こやすじんじゃ)/木華開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)/子授け、安産、厄除けの神
所管社 大山祗神社(おおやまつみじんじゃ)/大山祗神(おおやまつみのかみ)/古くはこの社の前で式年遷宮の初祭である山口祭が奉仕されていた
瀧祭神(たきまつりのかみ)/瀧祭大神(たきまつりのおおかみ)/五十鈴川守護の水の神。古来から社殿のない石神としてまつられ、別宮に準じて祭典が奉仕される特殊な神
別宮 風日祈宮(かざひのみのみや)/級長津彦命(しなつひこのみこと)級長戸辺命(しなとべのみこと)/風日祈は、農作物の成長に風雨の災害のないようお祈りする「風日祈の神事」に由来
所管社 四至神(みやのめぐりのかみ)/大宮の境界を守護する神。五丈殿の右手(東)、石畳の上に石神としてまつられる
正宮 皇大神宮(こうたいじんぐう)/天照大御神(あまてらすおおみかみ)/ご神体は三種の神器の一つ、八咫鏡(やたのかがみ)で皇位を示す最高の宝物
(一般参拝不可)所管社/興玉神(おきたまのかみ)/大宮所の地主神。正宮の北側、御垣内西北隅の石畳に石神として西向きにご鎮座
(一般参拝不可)所管社/宮比神(みやびのかみ)/大宮所守護の神。正宮の北側、御垣内西北隅の石畳に石神として北向きにご鎮座
(一般参拝不可)所管社/屋乃波比伎神(やのはひきのかみ)/神庭守護の神。石畳を構え石神としてまつられる。正宮石階の東側に南向きにご鎮座
所管社 御稲御倉神(みしねのみくら)/祭神は御稲御倉守護の神。神田から収穫した抜穂(ぬいぼ)の御稲が納められ、祭典に際し大御饌(おおみけ)として神前にお供えされる
別宮 荒祭宮(あらまつりのみや)/ご神霊のはたらきから和御魂(にぎみたま)と荒御魂に分け、荒御魂は積極的・進取的・活動的なご神霊
所管社 由貴御倉(ゆきのみくら)/祭神は由貴御倉の守護神。由貴とは、清浄でけがれのないという意味である。古くは御饌祭(みけさい)のお供えものや果物などを納めておく倉
所管社 御酒殿神(みさかどののかみ)/祭神は御酒殿の守護神。古くは諸神にお供えする神酒を醸造する所

※内宮90分コースと距離的にはそれほど変わりないなかで、20社をめぐります。順序もおおむねこのままで無駄もなく問題ないと思います。

内宮案内図

■外宮めぐり(13社+7社)約5㎞+α
摂社 宇須乃野神社(うすののじんじゃ)/宇須乃女命(うすのめのみこと)/五穀の守り神
末社 縣神社(あがたじんじゃ)/縣神(あがたのかみ)
別宮 月夜見宮(つきよみのみや) /月夜見尊(つきよみのみこと)月夜見尊荒御魂(つきよみのみことのあらみたま)/天照大御神の御弟神。
皇大神宮別宮の月読宮と御同神をおまつりするが、月夜見宮と書いて区別している。お札、お守り、御朱印あり。
摂社 高河原神社(たかがわらじんじゃ)/月夜見尊御魂(つきよみのみことのみたま)/宮川の高河原といわれた土地の開拓の守護神。月夜見宮の宮域内で同宮東北方位に鎮座

摂社 度会国御神社(わたらいくにみじんじゃ) /彦国見賀岐建與束命(ひこくにみがきたけよつかのみこと)/伊勢国造・度会神主の祖
末社 大津神社(おおつじんじゃ)/葦原神(あしはらのかみ)/五十鈴川河口の守護神。港口の潮の神
(一般参拝不可)所管社 上御井神社(かみのみいのじんじゃ)/上御井鎮守神(かみのみいのまもりのかみ)/神宮の御料水の守護神
(一般参拝不可)所管社 御酒殿(みさかどの)/御酒殿神(みさかどののかみ)/御酒殿の守護神。古くは諸神にお供えする神酒を醸造する所
所管社 四至神(みやのめぐりのかみ)/大宮の境界を守護する神。表参道から見て右手(東南)、石畳の上に石神としてまつられる
正宮 豊受大神宮(とようけだいじんぐう)/豊受大御神(とようけのおおみかみ)/天照大御神の大御饌(お食物・お食事)の守護神で、全ての産業の守り神である豊受大御神。天照大御神のお告げによって、丹波の国(京都府下・天橋立付近)からお迎えしてご鎮座された。内宮ご鎮座の481年後である。昭和52年(1977)にはご鎮座1500年の佳年を迎えた。「外宮(げくう)」とも申し上げ、皇大神宮の内つ宮(うちつみや)に対して外つ宮(とつみや)の意味。

※お屋根は萱葺(かやぶき)で、その棟に鰹木(かつおぎ)9本が並び、お屋根の両端に外削(そとそぎ・先端を垂直に切る)で風穴(かざあな)二つの千木(ちぎ)が立っている。お屋根は太い棟持柱(むなもちばしら)がささえている。内宮は鰹木が10本、千木が内削(うちそぎ・先端を水平に切る)で風穴二つ半である。すべて直線式で桧の素木造(しらきづく/り)、掘立式(ほったてしき・柱の本を直接地中に埋めて建てる方法)であり、これを唯一神明造(ゆいいつしんめいづくり)という

別宮 多賀宮(たかのみや)/豊受大御神荒御魂(とようけのおおみかみのあらみたま)/ご神霊のはたらきから、荒御魂は積極的・進取的・活動的なご神霊である。各祭典とも正宮に続いて奉仕される
所管社 下御井神社(しものみいのじんじゃ)/下御井鎮守神(しものみいのまもりのかみ)/神宮の御料水の守護神
別宮 土宮(つちのみや)/大土御祖神(おおつちみおやのかみ)/豊受大神宮宮域の地主神であり、宮川の氾濫を治める堤防守護の神として尊ばれる大土御祖神
別宮 風宮(かぜのみや)/級長津彦命(しなつひこのみこと)級長戸辺命(しなとべのみこと)/風の神
摂社 度会大国玉比賣神社(わたらいおおくにたまひめじんじゃ)/大国玉命(おおくにたまのみこと)弥豆佐佐良比賣命(みずささらひめのみこと)/度会地方の地主神二柱
末社 伊我理神社(いがりじんじゃ)/伊我利比女命(いがりひめのみこと)/外宮御料田の井泉の神。猪害を防ぐ
末社 井中神社(いなかじんじゃ)/井中神(いなかのかみ)/かつては外宮の御神田の井泉の神として仰がれた

摂社 山末神社(やまずえじんじゃ)/大山津姫命(おおやまつひめのみこと)/山末にご鎮座する御田口の泉の神、大山津姫命
摂社 田上大水神社(たのえおおみずじんじゃ)/小事神主(おごとかんぬし)/度会神主四門の祖・小事神主
摂社 田上大水御前神社(たのえおおみずみまえじんじゃ)/宮子(みやこ)/田上大水神社祭神の小事神主の女(むすめ)で宮子(みやこ)

宇須乃野神社(うすののじんじゃ)からスタートすると、次の月夜見宮(つきよみのみや)まで1.7㎞。そこから約1㎞歩き、北御門から度会国御神社(わたらいくにみじんじゃ)に向かうことになります。そこから600mほどで正宮に。度会大国玉比賣神社(わたらいおおくにたまひめじんじゃ)まではざっと1㎞ほど。山末神社、田上大水神社までは900mあります。
離れている宇須乃野神社・月夜見宮・高河原神社を車で回れば、外宮内を度会国御神社→田上大水神社まで歩いたとして2.5㎞の往復5㎞となります。度会国御神社→度会大国玉比賣神社までであれば、往復で3㎞程度で回れます。

外宮案内図

■五十鈴川めぐり(16社)

■神社・大湊めぐり(5社)

■小俣めぐり(3社)

■宮川めぐり(9社)

■外城田めぐり(10社)

■田丸めぐり(4社)

■斎宮巡り(18社)

■二見めぐり(7社)

■鳥羽めぐり(1社)

■磯部めぐり(6社)

■滝原めぐり(6社)

合計125社



伊勢神宮に参拝したら絶対行くべきパワースポット

伊勢神宮に行くと、簡素で静かな清々しさをおぼえる人はとても多いです。一度途中から雨に降られた経験があるのですが、雨宿りをしていると神職の方が出ていらして、子連れだったからでしょうか、ビニール傘を「持って行ってください」とくださいました。その色が何と、真っ赤。太陽のように赤い傘は、まるで神様の温かいおこころのようで、今思い出しても心があったかくなります。
そんなふうに心温まるエピソードが伊勢神宮のあちらこちらに点在しています。

ただし、基本的にパワースポットは自分自身の全身で清々しく感じたり、温かく感じたりする場所のことで、あまり人に伝えるべきものではないな、と正直なところ感じています。人によって五感の在り方はそれぞれであって、同じように感じたとしても「だから、どうした」ってなります。ま・・・ちょっとはうれしいですけどね。

神様のいらっしゃる場なのですから、礼儀をわきまえた立ち振る舞いを心がけたいと思います。
ということで、だれでも安全に礼を持って清められる場所をお伝えしたいと思います。

■外宮のパワースポット

・みやのめぐりの神(四至神)
こちらは、大宮(げくう)の境界を守護する石神さまが鎮座しています。通常通りに二礼二拍手一礼しご挨拶をしましょう。豊受大御神さまにお目にかかる前にわが身のお祓いをします。

・多賀宮(たかのみや)
豊受大御神さまの荒魂(あらみたま)が鎮座するお宮です。こちらもやはり、祓いの力が大きく働きます。神社にお参りするということは「祓いにつぐ祓い」の機会をいただくことです。

度会大国玉比賣神社(わたらいおおくにたまひめじんじゃ)
こちらのご祭神の1柱に大国玉命(おおくにたまのみこと)がおいでになります。オオクニタマノミコトの長い名称は「大和大国玉命」といい、天照大御神により心根を称えられた名です。当地を天照大御神が鎮座する土地と決めたヤマトヒメが誕生する際に、ヤマトオオクニタマノミコトの夢知らせがあったことにより「ヤマトヒメ」と名付けられたという逸話があります。当地に伊勢神宮が遷座する以前からの地主神でもあり、外宮の主とも言える神様です。

■内宮のパワースポット

・みやのめぐりの神(四至神)
こちらは、大宮(ないくう)の境界を守護する石神さまが鎮座しています。通常通りに二礼二拍手一礼しご挨拶をしましょう。豊受大御神さまにお目にかかる前にわが身のお祓いをします。

・荒祭宮(あらまつりのみや)
天照大御神さまの荒魂が鎮座するお宮です。祓いの力が大きく素早く働きます。

・津長神社、大水神社
川の神様、岩清水の神様がおいでになるお宮ですから、伊勢神宮に足を踏み入れる前にみそぎ清める神社になります。

以上がおススメする参拝スポットになります。
これを読まれて参拝される方があれば、どのような感覚を持たれるか、よろしければ教え下さいね♪

伊勢神宮に参拝するなら、絶対はずせないタイミングとは!?

観光に行くわけではないのですが、せっかく行くならば子どもたちにも楽しみがあるとなおいいですよね。旅行会社がどんなツアーを企画しているかということも参考にしながらお伊勢参りをさらに楽しくなるタイミングを取り上げていきます。

■神宮の祭典・催しを狙ってお伊勢さんに参拝する

伊勢神宮では毎月毎月、祭典や催しを行っており、参拝時間内の催しは参道から奉拝することができます。気になる催しのタイミングに合わせて参拝してみてはいかがでしょう。※参拝停止時間は17時~19時で季節により異なります。

2018年(平成30年)
9月19日 月夜見宮秋季大祭 和楽器演奏奉納/午前11時~
9月22日~24日 神楽祭/神恩に感謝を捧げ、国民の平和を祈って行われる行事で、舞楽や神苑の神賑行事が拝観できます。
午前11時と午後2時には、内宮神苑の特設舞台で舞楽が公開され、この間、献華式・吟詩舞・能楽・野点席など全国各地の名流名家の奉納行事があります。
10月1日 神御衣奉織始祭/午前8:00~/10月14日の神御衣祭に奉る和妙にぎたえ(絹布)は神服織機殿神社、荒妙あらたえ(麻布)は神麻続機殿神社のそれぞれの八尋殿において奉織されます。
御酒殿祭/午前10:00~/内宮神楽殿の東側に隣接する御酒殿において、神嘗祭の由貴大御饌にお供えする御料酒(白酒・黒酒・醴酒・清酒)がうるわしく醸成できるよう祈願し、あわせて全国の酒造業者の繁栄をお祈りします。
10月4日 神話語り奉納/14:00~/参集殿奉納舞台
10月5日 御塩殿祭/10:00~/神嘗祭を始め、全ての祭典にお供えする堅塩を焼き固める際のお祭りで、あわせて全国の塩業関係者の繁栄をお祈りします。また、5日から9日までの5日間、御塩殿で荒塩を三角錐形の土器につめて焼き固めます。
10月16日17日 神嘗祭/正午/奉幣

など たくさんの行事や奉納式典が行われています。 10月(一年間の行事が見られます)

中でも最も大切な行事と言われるのは「神嘗祭(かんなめさい)」です。
その年に収穫されたお米を天照大御神(あまてらすおおみかみ)にささげ、神恵みに感謝をささげるお祀りです。翌月11月23日からの新嘗祭(にいなめさい)では、天皇陛下が天神地祇(てんじんちぎ)すべての神々に感謝をささげます。

■初詣に伊勢神宮へ

年に一度だけ行くならばお正月に初詣に行くというのもとてもいいと思います。
気を付けてほしいところとしては、やはりまずは氏神様やお住まいの地域の総鎮守様にお参りしてから伊勢神宮にお参りするのがよろしいかと思いますよ。

伊勢神宮に限らないのですが、ご神域に入る前や入ったところに「祓戸神社」が鎮座しているのを見かけることがありますよね。世間の欲にまみれた人間を祓い清めて神様の御前に立つという礼儀をわきまえたいものです。「伊勢神宮では個人的な願いを言っちゃダメ!」という話も一度は聞いたことがあるかもしれません。国が安泰でありますように、国中のみんなが幸せに暮らせるようにと祈る神社ですから。神宮は。

一国民として参拝するときに、できるだけ身ぎれいにして(心もキレイに)御前に立ちたいです。ですから、年末の大祓を受ける、氏神様にお参りするなどして、お伊勢さまにつないでいただき、できるだけ身も心も清めてから参拝しましょう。

■おかげ横丁赤福、毎月変わる「朔日餅(ついたちもち)」を楽しみに♪

毎月朔日(ついたち)はもともとは新月の月が立つ日のことで、この日、伊勢には、普段より早く起きて、神宮へお参りする「朔日(ついたち)参り」というならわしが残っています。無事に過ごせた一ヶ月を感謝し、また新しい月の無事を願ってお祈りします。
この朔日参りのお客様をお迎えするために作り始めたのが「朔日餅」です。発売開始は昭和53年のこと。元日を除く毎月朔日(ついたち)に限り販売しています。(赤福伝)

「新月のお願い事」が女子たちの間で流行っていますが、気持ちを一新して誓いを立てる、自分の意志を明確にするという意味で、朔日参りと似た行動だと言えませんでしょうか?

ともあれ、おいしそうなお餅たちが「おいで おいで」と呼んでますよ。

二月 立春大吉餅/黒大豆と大豆を使った二種類の豆大福です
三月 よもぎ餅/昔、三月三日に蓬(よもぎ)餅をお雛様にお供えしたのは、香り高く繁殖力の強いよもぎを餅にして子孫繁栄・無病息災を祈るためです
四月 桜餅/ほのかな桜色に染めたもち米で、こし餡を包みます
五月 柏餅/子供の成長を祝う端午の節句にかかせないのは「かしわ餅」。柏の葉は新葉が育つまで枯れ落ちず、代ゆずりをします
六月 麦手餅/六月は「麦秋」とも呼ばれています。麦刈りの季節だからです。農家にとっては風水害のシーズン前に収穫できる麦はありがたい穀物でした
七月 竹流し/夏至も過ぎ、猛暑の七月。よく冷えた水ようかんの口あたりはまた格別です
八月 八朔栗餅/「八朔」(はっさく)とは、旧暦八月朔日(ついたち)のこと。そして古来、新穀を贈答して祝う習わしです。古く伊勢では五穀のうち、米や粟のお初穂を神前にお供えし豊穣を祈りました
九月 萩の餅/収穫のよろこびを、古人はおはぎをつくって祝いました
十月 栗餅/今の十月、旧暦の九月九日は、五節句の中でも最も大切な「重陽の節句」。この日、人々は菊花を浮かべた酒をくみ、栗飯や栗菓子を食べ節句を祝い、不老長寿を祈りました
十一月 ゑびす餅/十一月は、商売繁盛を祝うまつり「ゑびす講」のある月。商人(あきんど)にとって大切な“ゑびす月”です
十二月 雪餅/十二月は、暦の上では「大雪」。暖かな伊勢路にも冬将軍が到来し、寒さ厳しくなる季節です

■なばなの里ウィンターイルミネーションの期間にお伊勢参り!

全国的にも上位に入る人気の『なばなの里ウィンターイルミネーション』は、2018年は10月20日(土)から営業開始となります。見どころは、8000坪の広大な敷地に広がる、高さ約30m、横幅約155mの超巨大テーマプロジェクションマッピングイルミネーション。また、なばなの里を一躍有名にした200mの光のトンネルや、優雅な存在感を放つツインツリー、水上イルミネーションなどが楽しめる光の饗宴を楽しめます。

17:20もしくは17:30に点灯し、21:00か22:00まで見ることができます。点灯スケジュール

なばなの里 イルミネーション
点灯期間/2018年10月20日(土)~2019年5月6日(月)
場所/三重県桑名市長島町駒江漆畑270 なばなの里 地図
アクセス/近鉄長島駅から三重交通直通バスで10分
駐車場/無料5700台
入場料/2,300円(金券1,000円分付き)※小学生未満無料
営業時間/9:00~21:00(カレンダーにより22:00)営業時間カレンダー
問い合わせ先/0594-41-0787



伊勢神宮の秘密

伊勢神宮のご祭神は「ゐせのかみ」天照大御神さまです。日本の神々の中でも特別な神様です。特別な神様である理由は「ゐせのみち」を説いた神様であるからだと言われています。

■ゐせのみち

「ゐせ」とは「ゐごころ(女・陰)」と「をせ(男・陽)」であり、「ゐせのみち」とは陰陽の道、和合の道、和の道と言われています。
和服、和三盆、和食器、和食・・・和とは日本人のありかたそのものを表しています。日本人の精神文化の原型が「ゐせ」の「和」にあるのですね。

天照大御神さまが神上がりするときののこし言葉にこういう一節があります。
「またきさき(妃)ひろたにゆきて わかひめと ともに”ゐこころ” まもるへし われはとよけと ”をせ”をもる ゐせのみちなり(『ホツマツタヱ』より)」これは、妃であるセオリツヒメと妹であるワカヒメにゐココロを守ることを託し、外宮の豊受大神と我とでをせを守るということです。そしてその4柱は外宮と内宮に鎮座すると考えられます。

■天照大御神は男神

『ホツマツタヱ』では男神として少しも違和感なく語られるアマテルカミです。
元々は伊勢神宮の神職を務めていたという愛知県に渡ったワタライ一族の支流のお話によれば、神宮でも「男神」として認識されているそうです。驚くようなお話ですが。しかし、天照大御神が女神であろうと、男神であろうと、関係がないと言えばそうなのかもしれません。陰陽統合した「和」がその正体なのだとすればどちらでもOKでしょう。

4柱の神々によって「ゐせのみち」は守られ4柱によって”天照大御神”が存在していると考えれば、両性具有(ゐせ)の神といえます。
もともと「和魂(にぎみたま)」「荒魂(あらみたま)」「幸魂(さきみたま)」「奇魂(くしみたま)」の四魂、四つの面を持つ神様です。
実際、外宮には豊受大御神の荒魂が鎮座しますし、内宮には天照大御神の荒魂が、いずれも正宮にほど近い場所に鎮座しています。

■伊勢神宮の「御柱」の秘密

フトノリゴトのなかにもありますが「したついわねに みやはしら ふとしくたて たかまのはらに ちぎたかしりて」という宮づくり法が、そのまま伊勢神宮の神明造として生きています。「したついわねに みやはしら ふとしくたて」ているわけです。大地に三重に太くした宮柱を立てていることがとても深い意味があることだといいます。

フトノリゴトは続きます。「あめのみかげ ひのみかげと ふかくまして やすくにと しずめまつりて」。国が安泰であるように鎮めているのが大地に掘っ建てる「御柱」の重要な働きだということです。御柱が、構造的に建物を強くするのはわかります。しかし、構造的に建物を強くしたとしても、国の安泰につながるとは飛躍してますね。。。もちろん、建物が丈夫なことはそこでのご神事がつつがなく行われるという意味では安泰と言えますけれど物理的に直接安泰につながらないのでは?とそう考えてしまいますが。

この飛躍には、日本人なら誰でも使っている言葉が関係し、飛躍を可能にしているという説もあります。量子的に分解した世界では言葉の持つ力は大きく影響することがわかってきています。フトノリゴトはお題目ではなく、きちんと仕事をするのです。

■御神紋はダビデの星?

いくつもの神社を訪れていますと、いろいろな事が起きます。参拝したばかりの神社がその夜半、火災に遭って焼失してしまったことがありました。神社の社標にある名と、ご祭神がテンでつながらないことなど日常茶飯事です。ご祭神は変更になっているし、由緒は空襲や戦国時代に焼かれてなくなってしまった神社はおおくて、本当のことが分からなくなっています。

村が戦乱でなくなり神社ももぬけの殻になっていたところを、後釜の武将が再興した話も沢山あります。長い歴史の中で、神社改革というものが何回か起きていますし、違う神様が入ってきたりして由緒も変わり、歴史が曲がります。

ご神紋が変わることもよくあるようです。神社を再興した人物の家紋を家の氏神とする意味でご神紋を変えることがあったようですね。
家紋自体、平安時代後期から次第に使われるようになったといいます。神紋も同じころから使われるようになったそうですから、紀元前から存在した神社の歴史から見たら新しい習慣だと言えます。

神紋が神様を意味づけるものではなく、神事にかかわる人間の都合によるものであると考えられます。ただ、神社の運営にかかわる人々の歴史は見えてくるのかもしれません。

安倍晴明神社では、五芒星(セーマン)が神紋のようになっていますね。五芒星自体は、アメリカ国防総省でも使われているように「防御する」「魔よけ」の働きをする普遍的幾何学と言えます。

六芒星(ダビデの星)は三角形が二つ重なったものですし、「6」という数秘学的側面から見ても、陰陽統合とみても「ゐせのみち」にはふさわしいのかもしれません。まあ、しかし、先の理由によって、筆者は神紋がそれほど重要なものとも思っていませんけれど。

伊勢神宮の昇殿参拝のススメ

いかがでしたでしょうか。このように伊勢神宮は、厳かであり、清々しく、また不思議ななぞがいっぱいのご神域です。20年に一度の式年遷宮についても、宮づくり技術と工法と秘儀としての伝承の意味でも非常によくできたシステムだと思います。

衣装作りも、宮づくりも、伊勢神宮の行事があるから技術が保たれているのですね。

昇殿して正式に参拝をすることをオススメするのは、そのような伝統の息吹に身を置くことで、日本の私、というルーツに触れることができる数少ない機会だからです。機会があれば、ぜひに。

※画像は、伊雑宮(いさわのみや)

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