猫から感染した「ウルセランス菌」により福岡の60代女性が呼吸困難により死亡したというニュースがありました。
猫好きにはなんとも不安な事態ですが、国内の感染例としては2001年から25例あり、この女性は2016年に死亡していたことが15日に発覚したという事です。
この女性は症状が出てから3日目に亡くなったとのこと。
厚生労働省によると猫や犬が咳やクシャミ、鼻水、皮膚炎、皮膚や粘膜潰瘍などを示しているときは、早めに獣医師の診察を受けるようにし、接触を最小限に抑え、マスクや手袋で予防し、触れた後はよく手洗いすることで感染予防をするとよいとのことです。
動物の間で流行することもあり、猫のように自由に外歩きをする場合は気を付けたいですね。
飼い猫でなくても、庭に木が生い茂っていたり、老朽化した家屋の隅に野良猫が子どもを産んだりして棲みつくこともあります。
古くて広い家で、猫屋敷になっているお宅を何軒か知っています。
人の手が行き届かないのを猫もよく知っているようです。
野良猫でも家にいる猫が病気に感染したら、キチンと手当てをしてやらなければなりません。
感染症の温床になり、人へも感染し命に係わる例もあるわけですから。
なぜか、野良猫の温床になりやすい老朽化した家から何とか対策したいものですね。
目次 Contents
家が老朽化したのでリノベーションしたい
新築してから10年、20年と暮らしてくると、家が使い込まれて古くなってきた感がどんどん出てきます。
戦後の日本の家は100年以上も使い継がれて暮らすことを想定されていないので、使い込まれて渋く、よくなってくるという事はあまりありません。
どんどん建て替えたり、リフォームして暮らすことが前提の家といっても過言ではありません。
とにかく住宅が足りなくて、品質が悪い欠陥の建売住宅がたくさん量産されたのです。
こういう場合は、やはりタイミングを見計らってリフォームすることで家の寿命が延びます。
マンションを区分所有する場合にしても、毎月管理会社に修繕費を納めますが、マンションの外壁などの修繕必要とします。
同じように、戸建て住宅を所有したら、リフォーム費用を積み立てておくと安心です。
雨漏りするのでリフォームする
雨漏りしたら、すぐに対応が必要です。
原因は出窓などの仕舞いが悪く雨水が侵入するという事や、屋根材の破損やズレから漏れてくることなどが考えられます。
水が壁のスキマなどに侵入し常に湿っている状態になるとカビや腐りの原因になります。
カビの胞子でアレルギーを起こしたりして健康にも害が及びますので、早めに修繕をしましょう。
雨もりは、家の寿命を縮める最大の敵です。
床がきしむ、たわむ場合のリフォーム
床がきしむ場合は、根太材がやせて隙間が出たとか、漏水により腐ってしまった、白アリに食われたなどの原因が考えられます。
床のきしみをなくすためには、床を剥がして修繕する必要があります。
部分的な修繕も、床材によっては可能ですが、20年以上使った床であれば全体的にリフォームすると安心です。
寒い、暗い部屋を明るくするリフォーム
古い住宅の場合、断熱のやり方が甘かったり、年数を経て隙間ができたりして家自体の断熱性性能は次第に落ちてきます。
家の構造により窓が小さかったり、壁紙や床、天井や照明器具のシェードにも汚れが付いたりして暗く感じることも多くなるでしょう。
カーテンの色を変えるだけでも明るくはなりますが、壁や床のリフォームで明るくなりお部屋が全く別物に変わることも多々あります。
家の寿命って何年なのですか?
家の修繕費を積み立てるっていうけれども、だいたいどれぐらいの年数を考えておけばいいのでしょうか。
緊急に修繕を要する場合は別として、積立期間の目安を知っておきたいですよね。
なので家をリフォームする目安の時期をお伝えします。
マンションの寿命
新耐震基準が制定されたのが1981年6月1日ですから、それ以降に建てられたマンション、もしくは耐震補強されたマンションという前提で見ていきます。
鉄筋コンクリート造マンションの構造的な寿命という事で言うと、鉄筋の上のコンクリート被り厚3㎝で65年、4㎝で100年以上の耐久性が確保されます。
しかし、施工精度その他の様々な要素もあります。
漏水の修繕やクラック補修、防水シートのやり替え、壁の塗り替えなどのメンテナンスをキチンとしているかどうかによっても大きく左右されます。
平均的にみて、定期的に修繕が為されている場合は60年以上の寿命があるとみてよいでしょう。
戸建て住宅の寿命
一口に戸建て住宅と言っても、木造なのか軽量鉄鋼造なのかRC(鉄筋コンクリート)造なのか、あるいは、木造と言ってもツーバイフォーなのか在来工法なのかによって違うのかが気になりますよね。
基本的には「キチンと確認申請通りに建てられ、メンテナンスができている」状態であれば、どの構造・工法であっても60年以上は持ちます。
しかし家の平均寿命が30年と言われるのは、生活実情と家の間取りなどが合わなくなり建て替えられるからなのでしょう。
老朽化して寿命が来たから取り壊すのではなく、生活実情に合わせたいから建て替えていたので、30年が寿命とは言えません。
時代は“持続可能な社会”となる必要性を要請しています。
すでにある資源を有効に使い尽くすリフォームで対応していこうという国の施策が見えることや、技術の進歩により、一軒の家をリフォームしながら暮らし、今後は家の寿命がもっと伸びる可能性もあります。
家の寿命はメンテナンス次第
スケルトン(家の構造そのままのこと)が大丈夫であれば、家は100年でも生き続けます。
設備機器の故障や、雨漏り、間取りの不具合、内装の老朽化などを改修しながらメンテナンスを怠らない家はの寿命は長いのです。
耐震性の欠如に関しても補強して住み続けることはできます。
「そろそろ築30年になって寿命だと言われるし、間取りも合わないから建て替えるか」という理由で建て替えを考えているならば、それはリフォームで十分対応できるということになります。
老朽化リフォームする部位の寿命は?
いつ頃リフォームをしたらいいのかという事は、実は家の部位によって様々です。
家の部位によって修繕時期をずらすのも、リフォーム費用を抑える一つの方法です。
ということで外壁の塗装、屋根のチェック時期、水回り周辺、内装についての寿命をお伝えします。
屋根・壁のメンテナンス
外回りのメンテナンスは、シェルターとしての家を守るために行います。
風雨から身を守らなければなりません。
材料による寿命や取り付けの不具合など、一つ一つ条件は異なりますが一般的に、壁の塗装は10年ごとに、屋根のメンテナンスは15年~30年ごとというのが目安になります。
水回り設備機器のメンテナンス
トイレやキッチン、浴室など水回りの機器そのものや配管のメンテナンスと、水回り周辺のカビや腐食などのチェックは10年~20年で行うのが目安です。
内装のメンテナンス
タタミの張替えは5年ぐらい、壁紙の張替えは10年、床の張替えは10年~30年、建具・サッシも10年~30年を目安にします。
建具は、丁番やノブなどの金物部位が変形したり、色がはがれたりします。
悪い部分、汚れた部分はできるだけ早めにリフォームをすることで、家族の問題も解決したりするのが家の面白いところです。
汚れた家、壊れた家は家相や風水的にみても避けたい状態の一つです。
家の荒れた雰囲気を取り除くことは、家族のささくれた心を取り除くこともあります。
家族だけでなく、壊れたところを直すことで盗難被害を受けにくくなります。
猫はリフォームするべき場所を教えてくれる!?
家って、キチンとメンテナンスすると長持ちするものなんです。
それは人間と変わりません。
風水的にみると、枯れたり、壊れたりしているものは良い気を生みません。
そして、不思議なことに猫という動物は気流が乱れているとところを好む性質があると報告されています。
猫がいる場所は、人にとっては良くない場所という事になります。
逆に言えば、人が居てはいけない場所を教えてくれるという意味で猫は恩人なのですね。
キチンとメンテナンスして60年以上住み続ける、という選択ができるように準備をはじめたいですね。
まずはDIYでできるところから直しましょう。
そしてリフォーム資金の積み立てをはじめましょうね。
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