住居

雨どいの破損は家の健康状態を知るチャンス


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東京が真っ白に。
豪雪地帯でもない地域に、雪は大きな負担になりますね。
交通機関が通常運転できず、帰宅難民が出たり、出勤不能になったり。
遅延証明書が出ないと欠席扱いというのは困ります。

通勤する人だけじゃなく、家の機能が破損することもあります。
例えば樋やフェンスなどが雪の重みに耐えられず壊れるという事もあります。
雪や風で破損した場合、火災保険に入っていれば保険請求できる場合が多いです。
もし、雪で樋が壊れたら家の火災保険の内容をチェックしてみてくださいね。

風水雪害がない場合でも、樋などは家の弱点になります。そこだけ弱いので。
だからこんな悩みも多いのです。

雨どいがゆがんでいて雨水がジャバジャバ溢れます

“雨どいの修復が必要なのか迷っています。
私の実家(築38年)の雨どいが数年前からところどころ破損し落ち始めました。
自分でできるところはDIYで修復したのですが、屋根の高いところはできません。
以下の疑問も出てきました。

  • 樋ってどうしてもないといけないものでしょうか?
  • 現在まで土台のコンクリートに異常はない
  • 表からの基礎コンクリートは50cmほどの壁状で、その上はトタンの壁です。一部さびているが穴が空いてるほどではない(ほとんどきれい)
  • があと20年持てばいいと思っている。両親の後に住む人はいない。

この状況を踏まえて、業者に頼んでリフォームしたほうがいいのかと?
アドバイスをお願いします。“

住宅自体の仕舞い方もとても重要な時代になってきましたね。
家の後始末を考えて、効果的なリフォームを掛けていくことは大切ですね。
雨どいって家に比べてやけに脆弱ですから、取り換えが必要になりますし、そもそも雨どいは必要なのでしょうか。

雨どいについての知識を持とう

雨どいの役割




雨どいは屋根から落ちてくる雨を受ける役割があります。
軒樋で屋根から落ちる雨を受け止め、竪樋に流し、排水溝へと雨水を導きます。
敷地の雨水処理設計をする場合に、雨水を雨どいで集め、雨水桝まで導きます。
それによって庭の水はけを良くします。
雨どいがない場合、屋根から直接落ちるために雨だれが落ちる部分に水垢や、場合によってはうがたれて穴が開く場合もあります。
庇のない部分の壁に雨だれの水垢が付く光景がよく見られますが、壁への雨水の侵入を防ぐ側面もあります。

雨が多い日本では、庇をある程度深くすることにより、家の寿命を長くする工夫がみられるものですが、雨どいは効果的な雨水排水計画の一つなのです。

雨どいの歴史はけっこう古い日本

屋根材により雨水が屋根から流れ落ち、それを防ぐために水に強い木製の雨どいが現れたのが平安時代と伝わっています。
昔の屋根材は、こけら葺きや檜皮葺、藁葺、茅葺屋根などあり、豪雪地帯では急こう配の屋根が採用されましたが、雨水がある程度屋根に蓄積されることと、雪が落ちるために樋は取り付けられません。
樋を付けることを歴史の古い日本家屋においては比較的新しい工夫なのかもしれません。

現代のような比較的軽量で平板な屋根からの落水は思うより多く、壁や床下への雨水の侵入を防ぐ必要性は高いと考えられます。
古い家であと20年ぐらい暮らすという場合であっても雨水への対策は十分にしておくに越したことはありません。

雨どいを破損・詰まりの脅威から守る方法

雨どいは“受け皿”の性質をもっていますので、落ち葉や鳥の糞などゴミが詰まりやすい形をしています。
取付金物や樋本体も軽く、それほど頑丈につくられていません。
屋根の修理をするためにはしごをかけようとしても、樋が邪魔をしたり時には壊れてしまうことがあります。
豪雪地帯も注意が必要です。
雨どいに落ち葉などの固形物が溜まらないように防ぐアミを取り付けることでかなり防げるでしょう。
その上で落ち葉の季節の後には集水器周辺の掃除をすることで、破損や雨漏りを防ぎます。

風や雪などの自然災害における破損

台風やそのほかの風雪害による破損である場合、火災保険が適用になる場合があります。
破損の時期などの情報を記録しておき、問い合わせてみましょう。
多くの場合保険適用となり、実施的な費用は書けず修理ができます。
そのために入っている保険ですから遠慮せず活用しましょう。
その場合業者さんの見積もりを添付して請求する流れになります。

注意点は、悪質業者に依頼し修復費用を持ち逃げされないようにすることです。
比較的少額の工事費用だからといって、全額前払いするのは避けましょう。
保険金詐欺の片棒を担がされることにならないよう、工事後の支払いが可能になるよう交渉してみてください。

雨どいの各所の傾斜角度などに異常があり雨が流れにくい

これも風雪害で起きる場合と、元々も施工に問題がある場合があります。発見した場合は軒樋を付ける際の工事業者に連絡しましょう。

雨どいの接合部や取付金物

整合部がズレてしまったり、取付金物が破損することによって雨水がうまく流れないことも起きます。
接着剤などで手軽に直せるものもあります。
DIYで行う時は良く清掃してから行わなければいけません。

雨どいメンテナンスの時期

雨どいの掃除などは落ち葉が溜まるタイミングでこまめに行うに越したことはありません。
雨どいの寿命は一般的に15年~20年と言われています。
雨どいだけで足場を作る費用を浮かせるだけでも20万以上の節約になる場合もあります。
なので、壁や屋根の塗装塗り替え時期などと合わせて一緒にリフォームする計画で考えるのも、何らかの支障が起きる前に行える一つの方法です。
もしくは足場を建てる必要がない部分補修をするメンテナンスをこまめにすることで、大きな出費を抑えることができるでしょう。

雨どいの修理・リフォーム費用相場

雨どいの交換工事(諸経費抜き):約3,000円/m~5,000円/m
継ぎ手の補修(諸経費抜き):約5,000円~2万円/1箇所
雨どいの清掃(諸経費込み):1万円~3万円/一式
雨どいの全体交換(諸経費込み):15万円~60万円

トイの破損は家の健康状態を知るチャンス

家のリフォームは、なにか表立った病気が発覚しなければなかなか行いにくいものですね。
人間ドッグに入って健康状態を検査するように、家にも時々健康診断が必要かもしれません。
そのチャンスが実は「樋が壊れた」「壁に苔が生え始めた」「屋根の塗装が剥げてきた」などの家が発する危険サインが見えた時という事ができます。

壁の塗装を直すだけと思っていたのに、軒の不朽の発見で雨漏り箇所が見つかったり、他の破損が見つかったりするのですね。
家の寿命は、壁や屋根、塗装という一つ一つを見ていくと、ざっと10年~20年ぐらいの間には一度は行うべきところが出てきます。
初めからメンテナンススケジュールを組んでいない場合は、リフォーム時期選択が適当になり、ちょっとした補修では効かないぐらいに下地が傷んでしまったという事は多いのです。
その意味で、40年近く暮らし続け「あと住んで20年」という古い家であるからこそ、キチンとチェックして安心して暮らせるようにするのもとても大切なことに思います。
外壁はキレイとのことですが、この際に壁の雨水侵入がないかをチェックしておくことをお勧めします。
足場が有効に使えますからね。

 

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