住居

空き部屋を活用するリフォーム

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大寒初候ごろ、たいてい大雪が降ります。予報が出ると帰宅困難になるんでは・・・?と不安がいや増しますね。
不要な外出は避けるにしても、会社には出なければいけないし。
会社に泊まれる人は会社に、頼れる人が近くにいれば止めてもらえるよう、根回ししておくことも用心の一つです。
深夜の寒さの中歩いて帰宅はつらいですから。そういう場合の避難所確保も命を守るのに必要ですね。

空いている部屋があって自宅を民泊しているような家ならば、ツイッターなどで帰宅難民を受け入れるのにも抵抗は少ないでしょうね。
空き部屋を、大変な時に有効活用できる仕組み、できないモノでしょうかね。

大変な時でなくとも空き部屋はいろんな意味で無くすべきです。
子どもが自立したあとなどに部屋があいたら考えたいことをお伝えします。

子どもが独立したので使わなくなった部屋を活用したいです

 

”61歳の主婦です。この春、長男が結婚し家を建てました。
長女は外国へ出張も多い部署に変わり、この先この家に暮らす予定はなく、四人暮らしの家庭から二人ぐらしになりました。
結婚式が終わってホッとしたのはいいけれど、空き部屋が増えた家にいるとなんだか寂しくて。
子どもたちが家にいる間は、お料理もキチンとしていたけれど、今は夫婦二人でいい加減に済ませるようになってきてしまって。
家族で楽しくお料理ができるようにと早くからアイランドキッチンにしていたのに、そこに家族の姿はありません。
いつまでも寂しさに浸っていられない、と昔取った杵つかのパン作り教室をはじめたいと思ったりもします。
二階の空き部屋をうまく活用するアイデアをいただき、リフォームを機に心機一転したいと考えています。”

家は、イキイキと家族の生活感や活気があってその生命を保持します。
空き家になった家の朽ちるスピードが速いのは、人が行き来する気の流れがないからです。
空気が淀んでしまうからなんです。
人の生命感を受け取っていない部屋は、死んでいきます。
ですから、家に何の意味もない空き部屋が存在すると家全体が暗く淀んできます。
「寂しい気持ち」「空虚な感じ」を埋めようとモノであふれるようになります。
巷のゴミ屋敷はこうして生まれます。
というわけで、子どもたちが巣立った後の空き部屋には存在価値を付与する必要があります。
空き部屋に付加価値を付ける方法、考えていきましょう。

空き部屋の活用リフォーム

子どもたちが独立した後の空き部屋は、手を入れなければどんどん朽ちます。
そして、家全体が暗く朽ちてしまう前に対策をしましょう。




空き部屋の活用法についてのアイデアをまとめてみました。

空き部屋を趣味の部屋にリフォームする

これまでは、リビングの一角で一回一回片付けながらやっていた洋裁や、パッチワーク、ワイヤーアクセサリー、カービング、ハンドアクセサリー、クレイアート、油絵・・・楽しいハンドメイドの部屋にすれば、作品の途中で片付ける必要がなくなります。

夫の音楽鑑賞部屋、設備を充実させて映画鑑賞部屋にしたり、釣りざおコレクション、フィギュアコレクションを飾っても、文句を言われれない部屋にできます。

二つ続きの部屋の押し入れをぶち抜いて広い部屋にすることも可能です。
これは最も多くの人に考えられているリフォームと言えます。

空き部屋を、自分の能力を活用しながら社会との接点を持つ場所にリフォームする

子育て中には忙しくて考えられなかったけれども、相談者のようにパン作り教室をはじめるのは、社会との窓口にもなりとてもいいことです。

妻のお友達があつまるサロンを造る、夫の釣り仲間が寄り合ってバーベキューができるようにする、近所の子どもたちの夕食を用意するカフェにする、教師免許を生かして、近所の子の宿題を見る、近所のお年寄りのお茶の場にするなど、資格や能力を地域に還元する家として開放するのも素敵ですね。

1階を家族以外の人に開放する場合の注意点としては、プライベート空間とパブリック空間をスッキリと分ける、ということです。
妻の友人たちと楽しくあいさつができる夫ならばいいのですが、顔を合わせたくない夫もいる事でしょうし、逆もまたありえます。
顔を合わせなくても日常生活に支障のない家に作り替えれれば、誰にとってもストレスなく楽しく暮らせるでしょう。
ですから、二階にもバスルームを増設した方がいいケースがあります。
トイレや洗面所が二階にもある家は多いですが、バスルームまでは二つは付いていないことが多いでしょう。
その場合には増設し、快適な老後を過ごす未来が見えてきます。

二階を生活の場とする場合に必要なポイントは、手すりを付けるなどバリアフリー化も忘れないで設置しましょう。
資金に余裕があるならば、ホームエレベーターの設置でますます便利に使えます。

空き部屋を民泊やシェアハウスに改築する

昔の日本は家族以外にもオープンな家でした。
縁側を造ったのは、冬は暖かく、夏は日を遮って涼しく暮らす工夫でもありますが、縁側の果たした役割はそれだけではありません。
道行くご近所さんを捕まえての井戸端会議の場であり、農作業の合間にお茶を飲む場でありました。

家は土壁でつくられていたのですが、間仕切り壁はなく障子や襖で、大勢の人が集まる法事などにも対応でき、子ども部屋として仕切ることも可能なユニバーサルな家だったのです。
兄弟家族が下宿していたり、家の仕事を手伝う人が同居したりして、家族と家族のような人の境目はあいまいでした。

日本の家が壁で仕切られるようになって、人と人との境界線が強く意識されるようになった影響は少なからずあります。
人との境界が強く意識されるとストレスにもつながります。
プライベートルームに慣れた現代人にプライベートルームなしでは成り立たないのも事実です。

二階をきっちりプライベート空間にして一回を民泊やシェアハウスとして貸し、夕食だけは一緒に摂るという暮らしも、私と公のバランスとしてとてもいいものです。
賃貸しするわけですから、建築基準法や消防法、保健衛生法など一定の規制はありますので、シェアハウスを多く手掛けているリフォーム会社や建築士など専門家に相談しましょう。

空き部屋を活用するリフォームの相場

玄関・部屋の増築(木造):約70万円/坪~約100万円/坪
トイレの増設:約60万円~約100万円/1式
キッチンの増設:約100万円~約250万円
壁面収納:約10万円~約90万円
床張り替え:約24万円~
クロス張替え:約12万円~
天井張り替え:約13万円~

家族が減る時は家族が第二の人生を選択した時

家族が減る時、それは家族が第二の人生を選択した時ではないでしょうか。
同じように家にとっても第二の人生が始まる時なのです。
家を活用し尽す中から、逆に自分自身の人生を新たに作り直すという事も可能だと思います。

バリアフリー化など、終の棲家にしていく、断捨離をしてシンプルにしていくのも一つのリフォームの考え方ですが、新しい未来が始まるリフォームなんて素敵じゃないですか。
ぜひ前向きに取り組んでいただきたいと願います。

 

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